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ビラボンプロJベイ day...

Jベイ初日。波のサイズは2-4フィート、ラウンドワンの12ヒートが消化。ケリーはフィジーからシドニー周りで南アフリカに向かう予定だったが、シドニー便に乗り遅れ、間に合わず。でた、ケリーの飛行乗り遅れ。良くやるよね、この人。もうひとりラウンドワンに顔を見せなかったのは、ボビー・マルチネス。ふたりともラウンド2には間に合うんじゃないかな。何しろこの先しばらく波がなさそうだから。潮周りがいいときのチューブを本日最初に見つけたのはショーン・ホームズ。しっかしこの人はすごいね。恐ろしいぐらい完璧に波が見えてる。いくら経験豊富とはいえ、もうね、あそこであれじゃなきゃ無いってタイミングで、すべてのアクションしてるもんな。でも、今日はジョーディのエアー主体の組み立てにやられた。今日のジョーディはファーストマニューバーにハイエアー、そこからリップとか、早めにエアー決めてそのあとリップという組み立てを基本にしていた。ふっつ~にエアー決めてたな。何の問題もなくさら~っと着地。ホントにふっつ~にやってた感じ。エアー以外のリップに迫力というかパワーを欠く感じがあったけど、エアーの安定感と高さはピカイチだった。で、本日のハイエスト9.0と7.87でぶっちぎり。そこからどうも本日はエアーにハイポイントという傾向のジャッジになった。とにかく、飛べ、って感じのジャッジ。いいのかー それでー って感じではあったけど。ヒートスタート直後にいい波をつかみきっちり決めていたファニング。ホント、この人のこういうペースセッティングってすごいなぁと思う。調子もよさそう。本人も満足。タジはよさそうに見えてたんだけど、ジャドソンが上手くまとめてラウンド3への切符をさらった。最終ヒートのパーコちゃん。波が波なだけにポイントはイマイチだったけど、ものすごいスピードだったな。ビックリ。写真ジョーディ・スミス朝のラインナップタジ・バロウダスティ・ペインミック・ファニングジョエル・パーキンソン"

トライアルだけで、本日はレイデー

なんか、今回は乗り継ぎが超悪くて、kin56とともにシンガポールで7時間もの待ち時間をこなしたので、ここにたどり着くのに日本から30時間ぐらいかかってて、もうドロドロ。 夜なんて頭ぐらぐらしちゃって、とてもじゃないけどプレスカンファレンスなんて、ご冗談でしょ、別に誰にも会いたくないし~、なテンションのなか、Tさまとkin56は行く気で、ま、しょうがないからシャワー浴びて気合注入していってきましたよ。 そう広くない会場で、会見が始まるまでビール飲んだりしながら久しぶりに会ったみんなと情報交換。 お休みの間何してたの? みたいな。 ミックもパーコちゃんもタジもけっこうあちこち動いてたな。 ケリーは記者会見に姿を見せなかった。それもそのはず、フィジーでいい波をスコア。 しばらく波の上がりそうもないここには遅れて入るか、入らないか? そんな感じ。 デーン・レイノルズはファニングいわくすごいサーフィンだったそうだけど、ここはキャンセル。現在のサーフィン界の2大人気モノが不在のJベイですわ。 ま、デーンの場合、前半出てなくても今年からのシステムでは昨年ゲットしたポイントもキャリーオーバーできるから、昨年後半ゲットした分がきいて、後半のWTリクオリファイには問題ない。おそらく話題的にも次のクイックシルバーNYからってことになるのかな。 なんかそんなことでよくよく考えれば、このシステムって、一年の半分ツアーにいればオッケーなのよね。なんか、その辺要調整かも。 デーン、ホントひとつだけ心配なのは、これで休み癖がついちゃって、そのままツアーやめちゃわなければいいな、と。 おそらくもともとツアーなんて好きじゃないし、自由にサーフィンしてたいほうだからなぁ。

トライアルはやってるけど……

トライアルはやってるけど、このまま、ラウンドワンっていうのはないと思うけど、この先の波予報の状況が状況なので、どうかな。 昨日の夜の記者会見では、今年は波がない、しばらくはお休み、みたいな話をコンテストディレクターがバンバンしちゃって、ふ~ん、言っちゃうんだぁ、ホントのこと、って感じだったけどね。 記者会見の詳しい話はあとで。

ジョエル・パーキンソン

<img src="http://www.fplussurf.com/photo/今、まさに飛行機に乗ってJ-ベイに発とうとしてるわけだけど、いまの気持ちと12ヶ月前の足に怪我をしてたときの気持ちの違いを教えてくれるー気分的には同じさ…怪我からくる絶望感とは、我ながらうまく対処できたと思ってるから。足が真っ二つにならなかっただけでも、ありがたく思わないと。Jベイに向けて、血が騒いでるね。去年の過ちを繰り返さないように、過保護に育てられてる子供みたいに安全第一にしてた。万全の態勢で飛行機に乗り込みたかったからね。怪我から12ヶ月も経ったの、信じられるー信じられない。全てまだ新鮮に感じるんだけど、あれから色んなことが起きたなぁ。そんな前のこととは思えないけど、思い返してみると、あれから色んな変化があったし、濃い内容だった。プロサーフィンからはなれて過ごした7週間の休暇はどうだったー最高だった。ビラボンのトランクスの撮影のためにバリに行ったんだけど、デザーツでアメージングな波に出遭った。そして、フィジーでは感動の1週間を過ごしたし。クラウドブレイクのすんごい波を当てたんだけど、2日間エピックな波が続いたんだ。そのあとはのんびりリラックスして家族でアイランドライフをエンジョイしてきたよ。そんでJ-ベイに向けて、というかこのあと続くシーズンに向けて地元で10日間のトレーニングを積んで今に至るって感じかな。フィジー行ってきたんならバックハンドのチューブライディングは朝飯前だろうけど、フロントサイドのサーフィンの調子はどうーいつでもライトの波で戦えるぐらい、これまでの人生ずっとライトの波に乗ってきたから、問題ナシだよ。バックサイドのチューブライディングこそ、いま楽しみながらマスターしてるものなんだ。J-ベイでもっとも期待してるものを一つあげるならーすべてだよ。2年ぶりだからJ-ベイのすべてが楽しみ。でも、いちばん気になってるのは、あの波。2年ぶりの南アフリカ、J-ベイが楽しみでならない。高速でライドするあの感覚を思い出すとゾクゾクするよね。たぶん最初の1本目は、ターンをせずにただ突っ走り、あのセンセーションに浸ることにするよ。J-ベイに戻れることに興奮してるけど、それと同時に南アフリカ入りすることに関してとっても落ち着いた自分がいる。僕の言いたいこと分かるかな?向こうに着いちゃえば、J-ベイのバイブが僕のはやる心を落ち着かせてくれるはず。長いことJ-ベイでサーフィンしてきたから、本能だけでサーフィンできるーたぶんね。自分の本能を信じ、自然のなりゆきにまかせられるんだったら、そうしたほうがここではいい。とにかく、僕はそうなんだ。なにか強制させられるのは、あそこでは通用しないんだ。その日のコンディションを分析する場合、J-ベイだと若干時間がかかる。スウェルの向き、セットの間隔、どの波がリーフにどんぴしゃりヒットしてるかー…みたいなことを細々と。でもいい波がどれだか頭のなかにはいっていれば、その波をみつけたら迷わず乗ることができる。どこにターンを入れるかが、ここではもっとも重要なポイントになってくる。早すぎると波に置いていかれてしまう。あの波のリズムに合わせてサーフィンするのが必要不可欠なんだ。J-ベイで勝利をもたらすサーフィンといったらーコンディションにもよるけど、ビッグなJ-ベイだったら、フルレールサーフィンとモンスターターンをやって、そこにバレルをミックスさせればなんとかなるんじゃない。ここで2勝挙げてますけど、J-ベイで結果を残すことはジョエル・パーキンソンにとってどのくらい重要なこと?とても重要なことだよ。けっこう長いブレイクがあって、後半戦に突入って気分。 誰も今の自分は勢いに乗ってる…なんて言えないはずなんだ。だって何ヶ月もヒートでサーフィンしてないんだし、7週間も休むと闘争心がどこかにいっちゃう。だから、あの境地にまた戻り、ヒートに向けて気持ちを高めていくのと、自分に自信をもつ習慣を取り戻さなきゃ。シーズンの終盤には未知的要素もありますしね。そうだね。ニューヨーク……小さいビーチブレイクに焦点を合わせて調整していく必要があるね。分からないけどね。もしかしたらいい波に当たるかもしれないけど、いいコンテストを開くには無理があるっていう噂だよ。一瞬良くなることがあるかもしれないけど、全体的にはパッとしないんじゃないかな。サンフランシスコは、まったく見当もつかない。たまによくなるらしいけど……。あそこでやることによって何を得られるのかが僕にはよく見えない。ただ一つ言えるのは、ぼくらは運命共同体ってこと。平凡な波だったとしても、みんな同じ波に乗る。結局のところ、僕らを待ち受けてる波にもっとも無難に順応できる選手が勝つってことだな。現時点でのレーティングって、意味のあるものでしょうか?タジとかミックっていう連中たちは100%出し切ってサーフィンしてきてるのに4位と8位ですよ。J-ベイに向けてレーティングの重みというのは、どの程度でしょうーあまりないね。このごろのエイドリアーノのサーフィンは驚くほど進化してるけど、タジのサーフィンが今んところベストだよ。ミックのサーフィンもタジのサーフィンからさほどかけ離れていない。ただ結果がついてこないから、ランキングの上位にはいってないだけさ。でも今は、ランキングを見てたってしょうがない。また次から次へとイベントが機械的に消化されていくようになると、順位も変わってくるし、だれかが勝負を仕掛けることになってくるって。そこではじめて観る価値がでてくるのさ。joelparko.com"

南アフリカにゴ~

私にはけっこう使える友人がいて、彼女たちはふたりでひとりというか、仲良しのセットモノなんだけど、ま、もともと友達の友達。で、それは、みな、トモダチだ、なわけで、ワッ、みたいな。 で、彼女たちは時々千葉方面にやってくるのだけど、そのつど、なんかお土産を持ってくる。この、お土産をもらうというのが私は実はけっこう苦手で、なぜかというと、もらうと結局何だかんだいって、土産返しをしなければならず、それを気にしたり、考えたりするのが面倒で、なんか、迷惑だなぁ、と思ったりするからなのだ。 それは裏返せば、持ってきて欲しいときは、もってこい、と言っちゃう性格だからで、ホント、何か気を使ってもらうって、苦手だ。 で、そんなに遠い仲じゃないので彼女たちにはそれを宣言してるんだけど、それでも、いいんです、好きでやってるんですから、というので、最近はただただ、もらう一方のもらい係りになっている。 これはだいぶ前にもらったネコのチョコレート。 ま、私にはなにかネコモノであればノー問題だと思っているようなので、ネコモノが多いのだけど、それでもこのチョコ、すごくね? この箱が入ってた小さな紙袋も完璧なネコモノでしたから。 もうね、実はこれが、結構困るのよ。 食える? 食えないよね、ここまで可愛くしてあると。 で、結局ずっと冷蔵庫に入ってそのまま。 もう、半年ぐらいたってるかも……。 結局食べられないまま、またまたツアー。南アフリカにお出かけなのね。 梅雨の明けたクソミソ暑い日本を後に、ダウンコートにシープスキンブーツの南アフリカですわ。 身体にわるいで~す。 今回はF+サイトの会員限定コーナー、カフェで知り合った一般人、Kin56も一緒。Kin56日記つけさせようと思ってます。実はKin56の前に、行きますと宣言してたY様はお見送り隊に編入。 あのね、行きたい、って言う人と、行く人の差は、相当でかいよ。 行こうと思った、今、行かないと一生行けないし。

アイコさま、どう猛につき……

日々、本当に困っているのは、アイコさまなんである。 アイコさま、獰猛。特にイエローアイコさま。大変。 いくらおいしくても、無農薬でも、毎日毎日、10個から20個のミニトマトが庭先で完熟、収穫って、ど~する? ミニトマトってさ、そんなに食えないでしょ、毎日。 一応洗ってボウルに放り込んでおいて、気が向くとつまんで食べるんだけど、そんなことでは需要と供給のバランスが取れない。 ここのところ、この完熟無農薬イエローアイコさまをどう食するかで連日悩むのであったよ。 で、ちょっと考えて、トマトだけのサラダ。 アイコさま四つ切、ドレッシングは、アイコさまのコンパニオンプランツのバジル(こいつも獰猛で、日々ワサワサ茂ってる)のみじん切りに、白子新たまねぎのみじん切り、それを両者どっさり、そしてレモン汁、塩、胡椒、オリーブオイル、というドレッシングというか、ソースを開発してみた。 ちょっと塩を利かせると、酒のつまみにバッチリですがな。塩とかね、いい塩使うといいよ、こういうシンプルモノには。ウチではなにやらハーブ入りのピンクの岩塩を、ゴリゴリする。もちろんもらいものだけどね。 さてさて、私が南アフリカに行ってる間、今度は留守番部隊がアイコさまの襲撃食らうんだろうな。バンバン食ってよろしく。 いよいよ荷物詰めないと、って段階。Tさま、すぐいくよ~

Tさまのお仕事ぶり

南アフリカに先に入ったF+ユニットのTさま。 ビーチに三脚を立てたとたんに家に帰りたくなっちゃう不真面目な私と違って、Tさまは私がどんなに早くビーチに行っても先にいるし、私がどんなに頑張って暗くなるまで粘っても(ほぼ無いけど)、私より先に帰る事はないという、ある意味マニアックというか、ドMというか、働きものなのであったよ。 で、行ったとたんにやたらオーバーペースなカフェへの書きこみだったので、大丈夫か? と思っていたら、どうやらビーチでパソコン相手にワイヤレスでカキコカキコ、だったようです。 ギョーカイにそういうことしそうなYさんという人がいるんだけど(Yさまとは別人)、Yさん状態はヤバくね? ってことで、ペースダウンしてもらいましたが、こんな状態でした、という、まさにYさんがやりそうな感じの状況を写真でメールしてくれました。 F+の場合、ここまでして仕事することないです。そんなことでは続かないし。 それを要求する人は、自分で高い金払って、自分で見に行け、って話だわね。 ホント、ウェブサイトって、難しいね。良くしようと思えば、ある意味何でも可能なのでキリがないし、だからといって無尽蔵に予算があるわけじゃないし。 ま、F+ペースでボチボチやっていこうと思ってます。

プライムイベント@バリトー最終日

<img src="http://www.fplussurf.com/photo/今日は最終日。平均4ー5フィート、セットで8フィートのサイズに幅があるコンディションだった。朝から小雨が降ったり、やんだり。撮影部隊泣かせな天候で、寒いけどビーチにはこのイベント最多の人が集まっている。クオーターファイナルはまさに理想なメンツが勝ち上がった。パット・ガダスカス、ジョーディ・スミス、ジュリアン・ウィルソン、そして唯一WTサーファーではないジョンジョン・フローレンス。会場のほとんどの人がジョーディの勝利を望んでたけど、パットがこれまでの勢いそのままに撃破した。ジャッジはジョーディ寄りだったような気がするけど、それでも勝ち上がったんだからパットの勢いは本物でだったと言える。クオーターファイナルでトータル19ポイント以上のスコアーをメイクしたジョンジョンもこれまで通りチューブをメイクして勝利。これまでのサーフを見てると、案外予想通りのファイナリストだった。セミファイナルあたりから、オンショアが吹き出し、それまで開いていたチューブがつぶれ始めてきた。ファイナルはマニューバーを織り交ぜで、チューブをメイクした方が勝つようなコンディションへと変化。こうなるとWTサーファーのパットが有利だった。会場を沸かすフローターとはったセクションでのカービング2発で7ポイントをメイクして、ヒートを有利にすすめた結果、パット・ガダスカスが優勝。昨晩Jベイから戻った弟ターナー・ガダスカスとコーリー・ロペスがパットの勝利をビールで歓迎した。これまでWTでは上位に食い込めないパット・ガダスカスはこれで勢いがついたかもしれない。次のステージはWTビラボンプロ@ジェフリーズベイ。

ミック・ファニング

<img src="http://www.fplussurf.com/photo/休暇はいかがお過ごしですかー...

プライムイベント@バリトー

今7月8日、南アフリカのバリトーで現在プライムイベントが開催されている。バリトーはサッカーワールドカップで日本が試合をした場所で、小さいスーパーマーケットが2件しかない本当に小さな町。大会会場のバリトービーチは、ダーバンの空港から車で20分ほどのところにある。波は初日の6ー7フィートからスタートして、最終日前日には10フィートのセットが入るヘビーでクリーンなコンディション。もちろん毎日5本以上のボードが餌食になっている。大番狂わせが毎日あったものの、WTサーファーのパット・ガダスカス、ジュリアン・ウィルソン、そしてディフェンディングチャンプのジョーディ・スミスがクオーターファイナルへと勝ち上がってるのは順当といえる。そしてもうひとり目立ってるのは、18歳になったばかりのジョンジョン・フローレンス。いずれF+のサイトにアップされるけど、10フィートのチューブに超リラックスしてプルインするスタイルは鳥肌もの。この記事は最終日の早朝にアップしてるので、優勝者等はカフェで報告します。写真top:短いボードをチョイスしてるジュリアン・ウィルソンのレイトテイクオフテールをギリギリまでひっかけて、スムーズにメイクしていく写真2:スタンディングバレルでの9.45をメイクするパット・ガダスカス 写真3&4:ジョーディ・スミス、ボードのロゴマークは南アフリカの国旗柄写真5:カイ・オットン"