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2012トップ34オフィシャル発表

2012年前半期のWTメンバートップ34が下記の通り正式決定。これに2人のイベントごとのワイルドカードを加えた36人でWTはゴールドコーストのクイックシルバープロからスタート。 今年のオープニングはケリー優勝、タジ2番という結果でしたが、来年はどんなオープニングストーリーか、すでに楽しみ? え~、今日の会員様専用ゴシップはハワイの若手関連。のちほどF+サイト内、カフェで。 2012 ASP...

昨夜のBBQ

パイプの写真及び追加レポートアップしました。F+サイト、コンテストニュースで。 あ、あと、ミックの噂の真相、カフェに上がってます。 ハワイでは目標1日1ゴシップ、かな。 やっぱりね、冬のハワイって、4キロぐらいの狭いエリアに、世界中の業界人とサーファーが集合するシーズンだから、噂の種には事欠かないよね。1年に1度の世界中の業界人が情報交換する場所だもんな。 同じツアーでも、選手と一部のメディア、業界人しかいない他の会場じゃ、こんなに噂話が飛び交うこともないし。 え~。一夜明けて、今朝早くドリアン家はビッグアイランドに帰りました。 昨日はクイックシルバーチームの人々と、その他各人各方面の友人が20人近く集合して、大BBQ大会。シェーン・ドリアン、大野修聖、エリック・アラカワ、ジョン・カーパーなど、サーファーもシェイパーも有名どころがそろって、ちょいとクリビツなメンバーでした。 マーがギターの弾き語りって、ちょっと意外だったけど、そういうことも出来るのね。 写真はパイプのときのタジ。カフェでどんな板でした? という質問があったので、これが証拠写真ということで。 今日は1日ハッキリしない天気。ずっとウチにいて土踏まず。

ビラボンパイプマスターズ

写真を見ると、やっぱりケリーの乗っている波って他と違うんだなってことが良くわかる。上から降ってくるリップの厚さがまるで違う。ということは、みんなが手出しをしていない波か、みんなの乗るポジションと違うポジションか、とにかくまるで違う次元なんだろうと思う。板も4フィンで異次元だし。キーランはシェーンいわく、いつだってビックウエイブにはものすごい無謀なチャージを見せるサーファーなんだという。シェーンだって十分無謀だけど、その上を行くというシェーンのお墨付き。普段はメローで穏やかで、とってもフレンドリーでいい人なんだけど、ビッグウエイブのチャージはマジヤバ。特に2日目のラウンド4のシェーンとのヒートで乗った9.8いくつのヤツのテイクオフは、おいおいマジかよレベル。あの波はヤバかった、とシェーンを含むたくさんの選手が言っていた。さて、これで最終戦が終わり、新しい2012年ツアーのメンバーが決まったわけだけど、なんかね、あまり変わらない。結局また3人入れ替わっただけなんじゃないかなと思うんだけど、落ちたのがダニエル・ロス、フレッド・パタッチア、クリス・デビッドソン、デーン・レイノルズ。入ったのがコロヘ・アンディーノ、CJホブグッド、ラオニ・モンテイロ、とか? 詳しくは正式発表を待つけど、なんかね、このシステムはあまり入れ替わらない。返り咲きとかを入れ替わりとみなしても、3人ぐらいだもんな。なんか当初の思惑とは逆な感じ。一度入ればなかなか落ちない。写真ジェリー・ロペスとキーラン asp/cestariキーラン・ペロウ asp/cestariジョエル・パーキンソン asp/cestariケリー・スレーター asp/kirstinジョン・フローレンス asp/kirstinジェイミー・オブライエン asp/kirstin

パイプはキーラン優勝、トリプルクラウンはジョンジョン

キーラン・ペロウ。昨年に引き続きのファイナルで、今回こそ優勝。 ま、それにちょっとシェーンが手を貸したかも……って話は、F+サイト会員様専用カフェにて、のちほど。今朝会場に行くときにシェーンを乗せてったんだけど、その車の中で聞いた、これぞインサイダー情報(笑) しかしね、嬉しそうだったね、キーラン。WT初優勝がパイプって、すごいよね。超おめでとう。すごくいい人なので、超つけちゃう。 キーラン、今日は10点満点も出したし、かなり危ないチャージもしてたもんな。手首のダックテープが死闘を物語ってるよ。表彰式のステージにオーストラリア国旗持って上がってたのはキーランの子供。お母さんと同じ顔なのよね、この子。超カワイイの。 でも、それでも本日のハイライトだったのはジョンジョン対ケリー、そしてジョエル対ケリー。やはりスタックサイドの上半分。 ジョンジョン対ケリーはもう、バックドアのディープなマジカルバレル対決。どうやって出てきたの? みたいなライディング同士の戦い。でもケリーがチャージしたのは終盤3分。それまでなんと、16.70のコンビネーションだった。それを終盤のバックドア2本でひっくり返した。その前までのヒートもそうだったけど、あれ? あなたその気になればいつでも9点出せるの? って思っちゃうぐらい後半チャージが多かったな、今回は。ケリーを追い詰めてはいけない?  でも次のセミでは8点台後半2本のパーコに9点7点で僅差の敗退。しかし今日はこの2ヒートがハイライトだった。もうね、上半分の今日の人たちは上手すぎ。乗ってる波とスピードが他とまるで違うし。似たように見えるけど、波の形や大きさ、スピードがまるで違うので、暇な人はヒートアナライザーで見比べてみてください。 例えばポイントは同じ8.63だけど、QFのガブちゃんとSFのパーコ。これを同じ点にされちゃうとね、ちょっと困るかも。 いやいや、ゆきさん、短いバレルと何回もかぶってる差ですよ、ガブのほうが高くてもいいのでは? という人は、スピード、クリティカルポジションが見えない人(断言)。 でもね、ガブちゃん、日に日にパイプが上手くなってて、すごいな、と思った。ヒートごとに上手くなってる感じ。まともにサーフィンしたこともないポイントでのあれは、さすがゴールデンルーキー。日本人が10年かけてできるようになるものを3ヒートぐらいでやってる感じ? でもまぁ、もう少し要練習だね。今彼が乗れてるのは、クリーンに穴があいている、他のポイントでも見られるような感じのリップの薄いバレル。この辺はエキスパートのシェーンあたりがひと目で見抜いてた。でもそれに負けちゃえばダメなわけだけど(笑)。 セミでミシェル・ボレーズがキーランに負けた時点で、トリプルクラウンのタイトルはジョンジョンに。19歳、最年少トリプルクラウナーの誕生であります。 しっかし、パーコちゃんって、何でこんなに勝ちに恵まれないんだろうね。 ASPジャパンサイトのYuki's WT...

ジョンジョン一押し?

写真はケリー。このあとのノーグラブのバックハンドもすごかったね。 う~ん、なんかね、全然わかんなかったジャッジだけど、ひとつだけわかったのは、ジョンジョン押しなのね、ってことと、波に点がつくのね、ってことかな。 確かにジョンジョンは超難しいことをいかにも簡単そうにやってるんだけど、簡単な波で普通にやっても、他の人よりだいぶ出てくるポイントが高いと思う。特にラウンド4の10点満点は、おいおい、それはないだろ、10点はないだろ、今日はそれよりすごいのたくさんすでに見たし、みたいな。 ま、押しってことなんですね。 ハワイではホームレスでさえジョンジョンの勝敗を気にしてるって話も聞いたし(笑)。いま、時代はジェイミーからジョンジョンへ、ってことなの? ハワイの期待を一心に背負うジョンジョン19歳なのであったよ。 で、それを止められるならK様なわけだけど、今日3ヒートこなしたK様は、序盤はなんかいつものパイプバックドアのスーパーライドが出来なくて、モタモタ気味。でもラウンド5ではいよいよエンジンかかったね、って感じだった。クオーターファイナルではジョンジョンとマンオンマン。実力的というか、今回の試合での出来から見たら、これが事実上のファイナル。 シェーンは待ってた波が最後まで来なかったし、小波に手を出さないという試合ベタが出て、小波で4点台2本のガブちゃんにやられた。ホント、試合ってそういうことなのよね。負けるわけのない相手に負ける。 さて、クオーターの顔ぶれが出揃ってみると、今回は上半分が完璧なスタックサイド。 ジェイミー・オブライエン、パーコ、ジョンジョン、ケリーの中でのつぶしあい。これはね、誰が優勝してもありえるよな、って感じのメンツ。 対する下半分は、ミシェル・ボレーズ、エヴァン・ヴァリエ、キーラン・ペロウ、ガブリエル・メディナで、誰が勝っても意外なパイプ初優勝というメンツ。 明日はサイズダウンのバックドア勝負になるはず。 おそらく明日試合終了ということになると思う。 シェーンは明日は朝からコメンテイターに回って大忙し。 で、今日の会員様ご優待ゴシップは、大物○○のGFは大物XXのGFの妹なんだって、というショッキングなゴシップを後ほどカフェにあげさせていただきます。 とりあえず、先にメシ食ってシャワー浴びさせて。すでに朝家を出てから12時間以上たってますんで。 ASPジャパンサイトのYuki's WT...

ビッグなパイプで最終戦スタート

始まりました、パイプ。 もうその前のサーファーポール以降、私はゴシップに次ぐゴシップで、みんなに内緒で言いたいことがたくさん。 ま、ゴシップはゴシップなので、どこまで真実かは別の話だから、ゴシップとして扱うことにして、会員の皆様とだけ楽しもうと思います。 F+サイト内のカフェ→会員さんいらっしゃい→「うふっ、ここだけの世間話」というトピの中に閉じ込めておきますので、会員の皆さんに限り、お楽しみください。 ちょっと今試合でバタバタなので、できる範囲で、徐々に内緒話します。 試合での本音の話はワールドツアーのトピのほうで行きますが、GF問題、子供、揉め事、ボビー問題の波紋その他、これぞインサイダーなゴシップは上記で。 もうね、噂話に花の咲くハワイ、年一度のこれだけのために会員になってもソンじゃないと思うよ。私なら倍払ってもいいね。 会員の方で、まだカフェにメンバー登録してない人、ニックネームなので、どんどん登録して、みんなで楽しみましょう。 で、試合に戻って、本日は予報どおり10―12フィートのハワイアンサイズ。ASPのスケールだと20フィートとかって話かな。スウェルディレクションは完璧なパイプ。バックドアは無し。文字通り、クラシックなパイプ勝負。良かった、誰も飛ばなくて。しかもそれに点が出なくて。 ただ、時にただ危ないだけ、みたいな波もあって、見ているほうは楽しいけど、やってるほうは板折り放題のけが人続出って感じ。何人怪我して、何本板折れたかな、今日、ってぐらい。テイラーも右肩かなんかやったみたいだし。 我がルームメイトのシェーン(写真)は試合前の早朝練習でお気に入りの7’6”折りました。 そんな中で見せてたのは、さすがの自分ちの庭先、ジェイミー・オブライエン(デーンの悪夢的中)、ジョン・フローレンス。特にジョンジョンは余裕だったな。 明日も似たような感じ。ちょっとディレクションが変わるので、バックドアもあるかもね。土曜日はスモールながらバックドアでのファイナルデーだと思う。 ASPジャパンサイトのYuki's WT...

デーンの悪夢

昨日は記者会見とサーファーポールと、一日に2度タートルベイリゾートに行きみんなに会う、みたいな。 なんか、さすがにおなかいっぱい? サーファーポールのほうはけっこうハワイアンタイム目指してギリギリで行ったら、いつも絶対遅刻のケリーと入り口でバッタリ。まだ11のおめでとうを言ってなかったので、おめでとうを言ってから、ねぇ、いっつも遅刻じゃん、と言ったら、いやいや、これでピッタリだよ、と余裕。 でもね、その時点ではすでにみんな着席してて、最初の表彰者の名前をフレッドが読み上げてたから。あ、あれでピッタリというなら、ケリーはいつもピッタリに来てることになるな。みんないつも待たされてるけど(笑)。記者会見も、いつも最後に入ってくるし。 サーファーポールの詳しいレポートは後にF+サイトにアップしますが、男ケリー、女カリッサ。2位はデーンとココ・ホー。ま、アメリカのサーフィン雑誌の人気投票だから、やっぱアメリカン強いよね。 で、そのデーン、パイプではラウンド1でジェイミー・オブライエンと当たる。 ま、最悪の相手ではある。特に10フィートオーバーのパイプでは。 サーファーポールに出かける前にシェーンが話してたんだけど、海でデーンにあったら、デーンが、人生最悪の悪夢だよ、よりによって10フィートのパイプで相手がジェイミーだぜ、って言ってたらしい。その言い方のマネがやたら上手くて、爆笑したけど、シェーンは、正しい波さえつかめばジェイミーをコンビネーションに追い込む事だって出来るんだぜ、とアドバイスしたそうだ。シェーン・ドリアンがデーン・レイノルズにするって、すごいハイレベルのアドバイスじゃね?  ま、でも実に正論というか、ピンポイントで的を射ていて、その通りでございます、なんですよ。セカンドリーフのパイプは波の選択がすべて。正しい波に乗れば。あのレベルの選手なら誰だって10点2本は夢じゃないわけよ。 さすが、シェーン。 デーンはよっぽどジェイミーと当たるのがえ~~~、なんだろうな。サーファーポールのスピーチでもジェイミーの話してたし。それを受けて、そのあとのスピーチのケリーが2万ドル払えば負けてやる、なんて話もあったようなことを言ってたけど、選手同士でもそう言う冗談話が出るぐらい、みんなワクワクのノリだね、今年は。

ビラボン・パイプ記者会見

本日、昼はパイプマスターズのプレスカンファレンス、夜はサーファーポールと、1日2度のタートルベイヒルトンホテル詣で。 プレスカンファレンスにはガブリエル・メディナ、ケリー、タジ、ブルース・アイアンズ、ジョンジョンが顔を揃え、ジョークバリバリで、けっこう面白いカンファレンスだった。 詳しい様子はF+サイト、コンテストニュースで。

ビラボン・パイプ記者会見

パイプマスターズに先駆けて、記者会見が本日行われた。集まったのは、ガブリエル・メディナ、ケリー・スレーター、タジ・バロウ、ブルース・アイアンズ、ジョンジョン・フローレンス。コンテストディレクターのランディ・ラリックも来ていて、試合はどうやら現地木曜日の8時スタートほぼ決まり。11日には出来れば終わりたいようだ。試合初日はセカンドリーフカインドのパイプ。ここ10年来無かったようなビッグパイプでの勝負になるような話だった。この5人の中では唯一ブルースがそのビッグコンディションで試合が出来る可能性がある。ブルースは今年タヒチのトライアルにでて、これが2試合目。しばらくコンテストからは遠ざかってるけど、パイプとなると話は別だし、セカンドリーフのパイプとなれば、ブルースばかりでなく、他のトライアリストたちの猛チャージもかなり楽しそうだ。その後はダウンしていくスウェルなので、WTの選手たちはそのビッグコンディションを指くわえて見てなくちゃならないという悲運。ケリーは、パイプでのモチベーションは、勝てばまた次に数人でポイントが独占できる、というあたりにある。何よりあそこでサーフしたいといっていた。最後に数人であのピークでサーフィンしたのは真っ暗に近い夜、しかも10年以上前、みたいな……。ガブちゃんはパイプでの経験はほとんどないけど、ベストを尽くすとコメント。なんか、なに聞かれても、僕わかんないよ、やったこと無いから、みたいな初々しい感じだった。それでまたみんなに茶化されたりしてたけど。ジョンジョンは面白いことになりそう、といっていた。ま、実際問題そういうコンディションになればなるほど、パイプを知り尽くしているジョンジョンには有利だもんな。始まる前にタジと話したんだけど、その直前までサーフしていて、波はどんどん良くなってきているということ。夕方には相当いいんじゃないのー といっていた。朝サーフに出かけたシェーンもまだ帰ってきてないし、今日は波いいんだろうな。で、タジにハレイワの優勝おめでとう、というとうれしそうに、表彰台の上の気分はいいよね、とニコニコだった。ナイスな質問だったのは、ケリーに、サンセット小学校のサーファーズナイトで小学生のジョンジョンにサインしたことあるー ってヤツ。ケリーは、僕は覚えてないから本人に聞いてよ、と笑いながら、でもこいつは6歳のときにすでにサーフィン雑誌の表紙になってるからね、きっと彼が表紙の雑誌にサインしたのかも、笑った。ジョンジョンは、まだ小さすぎてそんなの記憶にないと応酬。タジがオーストラリアの首相と同じ飛行機だったんじゃないかとか、それにブルースが、いやいやこいつは自家用ジェットだから、とチャチャをいれたりとか、会見は終始リラックスしたいい感じだったね。ま、これもハワイならではってところか。しっかしね、広い会場内、日本人は私たった一人でした。う~ん、どんどん蚊帳の外だな。

ジョンジョン・インタビュー

地元のギャラリーのまえで優勝するっていうのは、どんなものー これは僕の初めての6スター・プライムの優勝で、地元だし、家族も友達もみんないるとこでの優勝だった。まさに人生でもっとも輝かしい日になったね。パイプラインが待ち遠しいよ。ジョンジョンのまえに優勝した歴代のレジェンドたちの名前が刻まれたワールドカップのトロフィーに、君の名が加わるのって、君にとってなにを意味してるのかなー...