【Joliレポート】フィジープロ

【Joliレポート】フィジープロ

0
シェア

All Photos and Text by Peter “Joli” Wilson

NAMOTU, Fiji (Wednesday, June 14, 2017) Luke Egan (AUS), Connor O’Leary (AUS), Matt Wilkinson (AUS) .and Glen Micro Hall (AUS)

The OK FIJI PRO、こう書くと、まぁまぁオッケーなフィジープロ、みたいだけど、OKはOuter KnownのOK。ファイナルデーは6-8フィートレンジと、まぁまぁの波に恵まれた。クオーターファイナルに残った8人のうち4人がルーキー。イアン・ゴウベイア、レオ・フィオラヴァンティ、ジョアン・ドゥルー、コナー・オレアリー。そしてトップ10の中でファイナルデーに残ったトップ10はわずか二人、マット・ウイルキンソンとジョエル・パーキンソン。いつもとは違う雰囲気のファイナルデーになったことは言うまでもない。

NAMOTU, Fiji (Wednesday, June 14, 2017) Leo Fioravanti (ITA)
NAMOTU, Fiji (Wednesday, June 14, 2017) Michel Bourez (PYF)
NAMOTU, Fiji (Wednesday, June 14, 2017) Julian Wilson (AUS)
NAMOTU, Fiji (Wednesday, June 14, 2017) Joel Parkinson (AUS)

僕のステイするナモツ島のボートドライバー、ウライは絶妙なボートコントロールでブレイクの正面から撮影できるように僕らのメディアボードを動かしてくれる。周囲をジェットが走り回り、横にはチャンネルにいるボードキャディ。いつものことだけど、クラウドブレイクのファイナルデーはあわただしい。

NAMOTU, Fiji (Wednesday, June 14, 2017) Matt Wilkinson (AUS)

NAMOTU, Fiji (Wednesday, June 14, 2017) Matt Wilkinson (AUS)

今回はマット・ウイルキンソンのコーチ、マイクロ(グレン・ホール)が僕たちのボートに同乗していたから、ウイルコは優勝してすぐに僕たちのボートにやってきて、太平洋のど真ん中、僕らの目の前で喜びを分かち合った。ボートは大揺れでカメラをまっすぐに構えるのが難しかったから、その場面の写真を撮るのは大変だったけど(笑)。

NAMOTU, Fiji (Wednesday, June 14, 2017) Matt Wilkinson (AUS)
NAMOTU, Fiji (Wednesday, June 14, 2017) Connor O’Leary (AUS)

今回の試合でまたサーフィンのレベルが上がったように思う。ファイナリストのウイルコとコナーを、同じグーフィーでここでの優勝経験があるオッキーとルーク・イーガンに対比してみしたりしたけど、ウイルコやヒートごとに自信を増していった感じのルーキー、コナーは、全く違う攻め方でここの波を攻めていた。エッジワーク、当てる場所、トップからボトムへのスピード、フィンが抜けるのもお構いなしに猛スピードでハードに攻めていたのが印象的だった。

NAMOTU, Fiji (Wednesday, June 14, 2017) Matt Wilkinson (AUS)

この優勝でウイルコはゴールデンジャージーを奪取。次のJベイではウイルコがゴールデンジャージーを着ることになる。ルーキーのコナーはこれでランキング7位とトップ10入り。ルーキーのトップを走る。

NAMOTU, Fiji (Tuesday, June 13, 2017) Joel Parkinson (AUS) with Mick Fanning (AUS at Mick’s 36th birthday party.
NAMOTU, Fiji (Tuesday, June 13, 2017) Mick Fanning (AUS) with Kelly Slater (USA) after both had done a Namotu Skulldrag. Kelly lost a bet with Leo Fioravanti (ITA) over the result of his heat with John John Florence while it was Mick’s 36th birthday.

ミックのバースデー、フットボール、悪名高きスカルドラッグ、毎日何かイベントが起こるオージーの島、ナモツ島もようやくこれで穏やかな日を取り戻すことになる。あ、その前に今晩の最終爆発、祝勝イベントがあるわけだけど。

コメントなし

返事を書く