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リップカールプロ・サーチ、現地からジョリさんが伝えてくれてますので写真とともにお楽しみ下さい。F+サイト、JOLI HOTLINEです。今日の写真もJOLIさんからです。 その中で、ブラジル人サーファーがWTで3試合連続優勝、とジョリさんが書いているんですけど、そうだね、ほんとに。ガブ、スーザ、ガブ。 史上初。ブラジル人が優勝することすら本当に珍しいことだったんだけど、今シーズンの10試合中4試合ブラジルの人が優勝。 ちょっと考えちゃうなぁ。結局、彼らが今年いきなりうまくなった、というわけじゃないのが考えちゃうキーポイント。まぁ、ブラジルのサーファーがみんな同じサーフィンというわけではないけど、タイプはとても似ていて、いわゆる早くて軽いサーフィンに今までは、まるでポイントが出なかった。それはなぜかというと、レールじゃないから。 で、じゃ、彼らが今年いきなりレールを使ってきたのかといえば、そういうわけではなく、その逆で、レールじゃなくても点が出るようになってのこの結果。 ブラジリアンの攻勢はWQSではずいぶん前からのことなんだけど、結局WTに入ってくるといまひとつで、去っていくのが今までのパターン。WQSとWTのサーフィンの間に歴然たる差があったからだ。しかし、ジャッジがここのところ、その差を見ない、というか、その差をポイントに反映させない。 だからWQSで活躍している選手がすんなりWTで活躍できる。 それがいいか悪いかではなく、ガブリエル・メディナのサーフィンがレールのサーフィンではないことは確かだ。それでもエクセレントレンジを連発して、優勝する。ってことはある意味、WQSのサーファーにチャンスが大きく広がったといえると思う。 マー以外の日本人にもチャンスが出てきた、と考えるべきか? 私は絶対に間違ってる方角だと思うけど、これがWTの進む道であるなら、それに合わせた選手の勝ちなので、ガブちゃんはすごい、ということになる。 ってか、その前にレール使えるのに負けちゃう選手がダメなわけだけどね。でもね、難しいんだよ、レールサーフィンのほうが。で、今からいきなりテールサーフィンは出来ないのよ。難しいのに同じ点しか出ないわけだから、なかなかね、厳しいやね。 あと、ケリーのポイント計算ミスの詳しいお話、クイックシルバーのサイトに出てます。疑問解決なので、ご一読を。
Tabrigade Film最新作Color Stones-III-が11月12日発売開始"
サンフランシスコ、ベイシティから、こんにちわ。ガブリエル・メディナがサーフィンの歴史に新しいページを加えた。わずか4週間で2度のWTでの優勝を果たしたのだ。サンフランシスコで行われていたリップカールプロ、サーチでの出来事だ。これで、過去3試合連続でブラジル人のサーファーが優勝したことになる。これはASPで初めての出来事だ。クイックシルバープロ・フランスがメディナ、そしてリップカールプロ・ポルトガルがエイドリアーノ・デ・スーザ、サンフランシスコのリップカールプロ・サーチで再びメディナ。メディナはWT入りしてわずか8週間で、すでに2勝をあげ、ワンダーキッドであることを証明。そして、ルーキーオブザイヤーに向けて猛ダッシュだ。今のところファイナルでは負け知らずだ。もうひとり、久しぶりに表彰台に帰ってきたのがジョエル・パーキンソン。ワールドタイトルレースから脱落したあと、よりリラックスしているように見えたパーコだが、それが結果になって現れた。ケリー・スレーターはクオーターファイナルでメディナに敗れたが、ようやく正式に11度目のタイトルをきめ、ハッピーだった。何しろ、計算ミスという前代未聞の幻のタイトル劇のあとなだけに、ホット一息だろう。ツアーは最終戦のハワイ、パイプラインマスターズまで、1ヶ月のオフ。とはいえ、僕も含めて、選手たちはハレイワ、サンセットのプライムをあわせたトリプルクラウンに照準を合わせているので、休むまもなくハワイ入りというところだ。写真 すべてJOLIメディナとパーコガブリエル・メディナガブリエル・メディナジョエル・パーキンソンテイラー・ノックスアレホ・ムニーツ"

追伸

なんか、リリース読んだところによると、やっぱりケリー自身がこの計算間違いに気がついて、ツアーマネジャーのレナトに電話したみたいだね。 ホント、気がつくとしたらアル・ハントかケリーしかいないでしょ。ルールブックはお友達、ってぐらい詳しいんだからさ。でもって、勝っても負けてもしっかり確認して計算して、分析して次につなげる。ケリー・スレーターというコンペティターは天才じゃなくて努力家。若いときからずっと、そう。コンペティターの皆さん、まずルールブック暗記してください。ルールもよく理解しないで試合してもさ、勝てるわけないじゃ~ん
一応もう一度、手上げておきます(笑)。 ラウンド4の1位抜けで、間違いなく決まりました。 相変わらず、キレイに飛んでます。やっぱ、トライのほうがいいとおもうんだけど、どうなの? 写真 上 ASP/kirstin 下 ASP/cestari
ラウンド1ハイライト/ジョディ・スミス、ケリーのインタビュー"
キンちゃんの、なんとかはぁ~……ナシよっ! みたいな。 もう爆笑。ワールドタイトルの計算間違いって、初めてでしょ、きっと。なんか、ここのところASPはいろいろやってくれるなぁ。 これだけ連日話題があると、ブログのネタにも困らなくていいな。 F+会員のsさん、ごめんね、ネコ話はまたお預けだよ。 そう、まだご存じない方のためにさらっといっておくと、結局ケリーの11度目のタイトルは後1ヒート勝たないと確定しないことが発覚したのよ。 ま、ベスト9にしてタイだった場合、ベスト8にして、それでもタイならシーディングが上のほうっていうプログラミングから出てきた結果だったんだけど、それが、大間違い。 ルールではどこまでもさかのぼって、ずっとタイなら一騎打ち勝負ということみたいで、これでケリーがこの試合9位、パイプで25位、オウエンが2連勝すると、パイプのファイナルでオウエン優勝の後に、タイトルかけた一騎打ちヒート開催ということになるようです。 ま、ヒートの勝ち負けはシーディングが関連しても、ワールドタイトルはあくまでシーディングは関係なく決着つけるってのは正しい考え方だけど、とてもレアなケースだと思う。このふたりはどこまでベストの数を減らしてもずっとタイなので、結局ケリーが9位ではタイなので、5位が必要、あるいはオウエンの負けが必要になったわけ。 あのね、タラレバだけど、Jベイに出ててケリーが9位ならね、決まってたわけだけど。 アンディの命日に決まるというドラマは、ナシ。 ま、負けず嫌いのアンディだから、冗談じゃないぜって思ったのかもね。 それより何より私が気になるのは、誰が気がついたのかってこと。 アル・ハントか、ケリー本人ぐらいでしょ、こんなルールのディテール知ってるの。 ま、でも誰かが見て、あれ、タイじゃん、って思って、タイの場合は……って調査の後に発覚したんだろうな。 しかし困るね、もう喜んじゃったし、パーティも開いちゃったし、クイックシルバーから世界中にリリースも出ちゃったし、写真も撮っちゃったし。 でも、どうやら写真を見ていただければわかると思うけど、Ke11yグッズが瞬間に間に合ってなかったようなので、再撮のチャンス? 担ぎ人KS10の帽子だから(笑)。 また担がれるのかな……だろうな。 せっかく書いた次号の原稿も書き直しだし、写真も差し替えだし? これ、国旗といいプラカードといい、ホントドンズバのいい写真だからこれにしようと思ってたのにな。もう面倒だから、このままこれでいくか(笑)。 で、これで次にサンフランに波がくるのがピリオド前日の11日なら、2011-11-11の11ってか? もういいじゃん、あげちゃいなよ、今。 写真 cestari/quiksilver

ケリー11確定

決まりましたね。おめでとうございます。 ま、実質はトラッスルズの優勝の時点で決定なので、そんなにはらはらすることもなかったわけだけど、計算上でもきちんとパーフェクトに決定したのは現地2日、アンデイの命日。ビラボンではパイプのときにあわせて、例のアンディの大ヒットシグネチャートランクス、旭日旗のデザインのやつね、あれを復刻するみたいだよ。 あと、遺族との間で長期にわたってのサポート契約を結んだそうです。こういう商品からのロイヤリティがきちんと定期的に入るように。リンディや残された子供、アクセルにとってはありがたい話。ビラボン、やるなぁ。 ワールドタイトル決定の現場よりの写真はF+サイト、トップニュースで。 また、11に敬意を表して、ケリーの初めて雑誌に載った写真、オン年10歳から、昔懐かしい写真をギャラリーにバイオグラフィーとしてアップしてありますので、そっちもよろしく。
現地2日、奇しくもアンディの1回忌の命日に、ケリーの11度目のタイトルが決まった。ラウンド3でダニエルロスを破った時点で9位が確定、それで決定した。ウォーターマンのレジェンド、マーク・カニングハムに担がれて、ってのもすごいな。39歳。最年少、および最年長ワールドチャンプ記録保持、年長記録更新中。いやはや、どこまで行くのやら、と思っていたけど、本人が面白いコメントをしている。年だからなぁ、とか嘆いているオヤジサーファーの方々、こういう考え方もあるんですよ。僕は39歳、もうすぐ40歳だ。でも、そんなのは自分にとってはただの数字でしかない。自分がずっとヘルシーで居ることで、年取ったらダメって決め付けてる人々に、それは間違ってるって証明できる。自分が50歳になったときに、今よりもっといい身体になっていたって、ちっとも不思議じゃないはずなんだ。正しい食生活をして、するべきことをすれば、それが身体的な能力として現れるんだよ。とまぁ、そりゃそうなんですけどね。確かに40歳のときより50歳のほうが衰える、って決めちゃってるようなところはある。でもそう、逆転の発想で、後10年鍛える時間がある、って考え方も出来るって話よね。ま、実際にこのおじさんはそれを実践しちゃってるから、何もいえない。若い頃の写真をギャラリーに上げてあるけど、比べてみると確かに今のほうがずっといい体格をしているし、サーフィンもずっとうまくなっている。いつも現在が全盛期。その繰り返しでの11度目のタイトル。初タイトルから19年目の快挙。本当に頭が下がります。おめでとう。写真sherman/quiksilversherman/quiksilverkirstin/quiksilversherman/quiksilversherman/quiksilversherman/quiksilver

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ケリーのパイプ快進撃...

パイプでの開幕戦から休む間もなくサンセットではCT第2戦がもうスタートしている。ラウンド1ではヒート3に登場したイエロージャージのケリーはなんと3位でエリミネーションラウンド行き。 サンセットのケリーだしなぁって思ったけど、なんとかヒート2位に入ってラウンド3に進んだ。 さて、先日のコラムで紹介した「ケリーのパイプ快進撃」サーフフードピクチャーズによるオリジナル映像からのキャプチャですが、いよいよ映像のほうがYoutubeにアップされてます。 サーフドロップスVol.4に収録されるフッテージのダイジェスト版ですが、このイベントでのケリーの様子も収められているし、見ごたえあり。 続きを見る