F+編集長
4/3(日)VOLCOM...
環境問題に真摯に取り組む、アウトドアウェアブランド“Patagonia”。
環境保全や地域支援など、よりよい未来を創るための様々な取り組みを推進する世界で初めての3S(サーフ、スノー、スケート)カルチャーをカバーしたアパレルブランド “VOLCOM”。
それぞれがタッグを組み、日本の老舗サーフボードメーカーでサーフィン専門店である“CHP”と、散乱ごみの調査やクリーンアップを通じて海や川の環境保全を行っている非営利の環境NGO団体“JEAN”の協力のもと、今回で6回目となるビーチクリーンを4/3(日)千葉県長生郡一宮町サンライズ&ヨンライズポイントにて開催!
Patagonia、VOLCOM、CHP、JEANが共に手を取り、一昨年からこれまで計6回、継続的に行っているビーチクリーンイベント。
当日は先着で参加者限定の記念Tシャツ無料配布も行う予定。
【詳細】
日 程:4月3日(日)
時 間:9:30...
F+021号、配布開始は3/10から
2016年のCTツアーのスタートと共に、F+021号が3月10日から配布開始です。
既にお伝えしていますとおり、F+プレミアム会員向けのクローズドコンテンツが廃止になり、F+サイト内すべてのコンテンツがどなたでもご覧頂けるようになりましたが、やっぱりぜひ皆さんには内容の濃い『F+ MAGAZINE』雑誌のほうも見て頂きたいです。
⇒F+年間購読会員のご案内
さて、F+021号の内容をご紹介します。
【BEHIND...
BCMサイト内で定期的なコラムスタートします
今シーズンも間もなくスタートします。
F+サイトも3月1日に全面リニュアル 予定でしたが間に合わずで、新装開店まで今しばらくお待ちください。
で、今シーズンスタートから私、新たにBCMサイト内、コラム特集でブログというかニュースというか、定期的なコラムを担当することになりました。
http://www.bcm-surfpatrol.com/newsandreport/
基本毎月25日更新、そのほかにコンテストがらみでの更新もアリです。
最近はネットフル活用のフォロワーの皆さんのほうが情報にはかなり敏感で、私がジタバタやってても意味がない気もしたりしますが、私なりの早かったり遅かったりの何かをあげて行こうと思います。
ミックは今シーズンはクオリファイに必要なポイントを稼ぐ最低レベルでのセレクトイベントしか出ないようですが、地元のゴールドコースト、スポンサーのリップカールイベントのベルズ、そしてあのサメ騒動のJベイはすでに出場を決めているようです。さすがに朝の薄暗いうちのサーフィンはしないと言ってますが。
オウエン・ライトは前半戦のシーズン出場を断念。ビード・ダービッジもけがのためGCはキャンセル。
ウワサではタジとパーコが今シーズン限りで引退するのではないか、みたいなこともあり、なにやらバタついた2016年スタートです。
リップカールオンラインストアが3/1オープン。先着300名にプレゼント企画も!
1969年オーストラリアでスタートした世界のリーディング・サーフブランドのひとつ、『RIP CURL』。
スタイルマスターのレジェンド、トム・カレン。
3Xワールドチャンピオン、ミック・ファニング。
ブラジリアン初のワールドチャンピオン、ガブリエル・メディーナ。
史上初のファイナルでの10ptライド×2本、パーフェクト20をメイクしたオーウェン・ライト。
彼らも深く関わったシグネイチャーモデルはもちろん、メンズ&ガールズのサーフアパレルを中心に、話題の“RIPCURL...
F+サイト内すべてのコンテンツが3/1より開放になります
かねてよりお伝えしておりましたF+プレミアム会員向けのクローズドコンテンツを廃止し、F+サイト内すべてのコンテンツを3月1日よりオープンします。
今まで入力していただいていたログインID、パスワード等は今後不要になります。これをもちまして、プレミアムコンテンツ、および会員制度は廃止となります。
2015年4月1日から6月1日に有料更新された会員様で、返金手続きのない方に関しましては、F+本誌の配布を2016年9月10日配布のF+023号まで無料継続となっております。2016年12月10日配布予定のF+024号から先の年間購読に関しましては、別途お手続きいただくことになりますので、よろしくお願いいたします。
サーフィンがオリンピック種目に追加される可能性が高くなってきましたが、インターナショナルのサーフコンペシーンと言えば、F+以外ありません。
今後ともF+をよろしくお願いいたします。
F+編集長 つのだゆき
今期2回目、正真正銘のエディウッドゥゴー
先週ブロック・リトルがなくなって、ブロックって言えば、だいぶ前のエディの時にバレル抜けたんだよな、とか考えていたら、いきなりEDDIE WENTなわけです。2月11日あたりの大騒ぎの後の、「えでぃ……なしよ!」のあれれ感があまりにすごかったもんだから、今回はなんか、秘密裡というか、何の前触れもなく、いきなりゴーです。前回は4日ぐらい前から騒いでたんだけどね。今回はミックの今シーズンのスポット参戦ニュースの陰に隠れて、というか、やるかもしんないよ、選手招集かかってるよ、のニュースもリリースされなかったから(笑)。
それでも現地はすごい人で、エフカイビーチパーク前にあるノースショア御用達の小学校、サンセットエレメンタリースクールでは欠席児童が242人も出たらしい。ま、先生も休んじゃいたいぐらいのイベントなんで(笑)。
今回で31年目に当たるエディ、あと数日で今年のコンテストピリオドも終わるところだった。
サーファーたちはみんな、ブロックのスウェルと言っていたけど、まさにそんな感じ。しかも31年の歴史の中でも最大ともいえるサイズ。朝のうちの爆弾セットは30フィート越え。時折ベイ全体をクローズアウトにしてしまうほどでかかった。
記憶が正しければ、でかすぎてできない年があって、それはライフガードたちがお手上げだったためだ。でもジェットスキーを操るライフガードの力量も年々上がっていて、過去最大のサイズでの開催も可能になったわけ。
勝ったのはジョン様。ハワイアンビッグウエイバーとしてまた一つ足跡を残したことになる。
ま、この大会は誰が勝った負けたというのが見どころではないので、結果よりは、とにかくみな無事だったことを喜び、目の前で起きるエキサイティングなサーフィンに驚き、どんなチャージがあった、どんなワイプアウトがあった、みたいな、非日常の一日ということになる。
試合と言っても1ヒート1ヒート勝ち上がっていくシステムではなく、全体の中のベスト4の合計点で順位が決まるので、その辺もジョン様向きと言えばジョン様向きだったかね。あのバンピーなフェイスをどうこらえて降りていくか勝負になるわけだけど、ジョン様終始安定してたね。
日本からは脇田貴之が参戦。あれ行けって言われて行ける日本人、脇田ぐらいだと思う。立派。
ブロック・リトルという人
先日、ブロック・リトルがガンのため48歳の若さで亡くなった。
今までやったいろんなバカなことで、とっくに命をなくしててもおかしくなかったんだからさ……と彼は言っていたというけど、改めて人の命のはかなさを感じる。ガンを自身のインスタで告白してから、わずか1か月後のことだった。
もう10年以上前、いや15年ぐらい前かな。フィジーのタバルア島のレストランの前のデッキで、波のない日に朝食後、ダラダラ世間話をしていたことがあって、時に大爆笑、時にジェスチャー入りの漫才っぽい盛り上がりを見せ、近くを通る人は眉をひそめるぐらいの盛り上がりぶりが数時間も続いた。誰それがあの時にこんなおかしなことをした、とか、あいつはあんなアホなやつだ、とか、ま、とにかく暇なんで、おい、お前なんか面白い話ないのかよ、的な世間話だ。次々と他人をやり玉に挙げて笑いものにする、あまり感心した会話ではなかったけど、その丸いテーブルの笑いの中心がブロックだった。
この辺の世間話って、日本人も外人も変わらないんだなぁ、と思ったのもその時だし、そういう世間話の中にこそ、彼らの本音が良く出ていた。
カメラマンのブライアン・ビールマン、パット・オコーネル、ケリー・スレーター、ブロック・リトル、テリー・アフエもいたかもしれない。あと誰がいたかな……とにかくその時のブロックの話は涙が出ちゃうほどおかしかったし、今思い出しても笑える。それまでブロックと話をしたことはなかったけど、その時この人は本当に頭の回転が速くて、面白い人なんだな、と感心した。
ブロックはトッド・チェッサーと同じように、あのモーメンタム世代をハワイのビッグウエイブチャージに向かわせた先輩筋で、彼らはみな、ブロックやトッドの背中を見て育った。彼らのショックは計り知れないと思う。
こういうことが起きるたびに、今日できることは今日しなくてはならない、と心から思う。
明日はきっと来る、とかいうけど、明日がきっと来るとは限らない、というのが正しい。いつだって、起こりうることは、起きる。
その時のために、なるべく身軽で、何も残さない、プラスマイナスゼロの終焉を目指す今日この頃だけど、人間ってダメな生き物なので、なかなかうまくいかない。ついつい、あぁ、明日にしよう、と思ってしまう。
写真はそのフィジーでのブロック・リトル、後ろに乗っているのは水中カメラマンのマイク・プリケット。
エディウッドゴー
なんと現地水曜日、明後日木曜日ですかね、エディウッドゴーでございます。正式に招集かかってリリース出ました。2月にオンって、珍しいかも。2月はたいてい風が吹くシーズンで、朝は良くても午後が風でダメ、みたいなことで、開催されないことが多いのよね。先日雪をもたらした爆弾低気圧の時も、エディか? って話にはなってたけど、前日には現地では、風が持たないからないよ、って話になってた。かわりにジョーズ爆発。ま、こういう低気圧が日本に来ると、ハワイではみんな、オアフ・ワイメアかマウイ・ジョーズか、みたいなバタバタ劇になるのよね。まだ2日あるので、どうなんでしょうね。でもまぁ、水曜日にやりますってリリース出てるので、やる可能性は限りなく高いけど、ぶっちゃけその日の朝、みんな集まってからキャンセルってこともあるわけで……前回は2009年、グレッグロングが優勝し、ラモン・ナバロが特大の波をメイクして名をあげた年ですね。日本からはもちろん、脇田貴之がインビテーションされている。写真はそのときの表彰式の様子と、ライディング。ピーク側にいるバックハンドの選手が脇田貴之EVENT HEAT...
今シーズンを終えて
今シーズンも終了し、来年のエリートツアーのメンバーも決定し、ま、変わったといえば変わったし、さほど変わらないといえばさほど変わらない。男女ともトップグループは安泰だし、入れ替わりも大幅な、という感じではない。ただ、ますますブラジル元気かな、その分アメリカが食らってるかな、という、感じ。トップ10に入ってるのはハワイアン含めてもアメリカではケリーとナットだけだから。ケリーは2月で44歳になるわけだけど、相変わらずアメリカ人選手の中のトップを走っているというわけだ。ブラジリアンストームは居座り続け、甚大な被害をもたらしていると思う。トップ32の内訳は、オーストラリア13、ブラジル10、アメリカ5、ハワイ2、フランス1、フレンチポリネシア1と、アメリカとハワイを足してもアメリカは総数でブラジルに届かない。政界で言えば2大派閥的な(笑)。問題なのは、トップ10だけに切れば、ブラジル4人で最大派閥。トップ5の中に3人いる……ってことはまた来年もストームは居座る可能性が高いということになる。このままのクライテリアで行くなら、という条件付きだけど。私は変える(エアーへの配点を減らす方角)ための正当な理由が見当たらないとは思うけど、来年はクライテリアが変わる、という根強いうわさがある。ま、パイプマスターズで、1発のエアーでトリプルクラウンが決まるってのは、やはり違和感を感じるわけだけど。でもこのブラジリアンストームは、クライテリアだけの話ではない。クライテリアはみんながわかっていることだから、それに合わせたサーフィンをすればいい。でもそう簡単にはできないから、それに向けて努力する。何度も書くけど、ブラジリアンストームは彼らの努力のたまもの。勝ちたいという強い気持ち、それに向けての努力、練習……その表に見えにくい、地味な部分と、その努力を支えるモチベーションの確保は、並大抵のことではないけど、世界のトップ選手になっても、いや、トップシーンにいるからこそ、それをやらないとあっという間において行かれてしまうのだ。来シーズンのスタートは3月、いつもの年より少しだけ開幕が遅い。この2か月半ぐらいの間に、各選手がどれだけ準備ができるかで、開幕からのスタートダッシュが決まる。オフとはいえ、そうそう休んでもいられないわけだ。"