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千葉オープン終了

メンズ優勝ジェシー・メンデス、2位クーパー・チャップマン。3位にフラビオ・ナカジマとオニー・アンワー。ま、予想通り。 女子優勝川合美乃里、2位黒川日奈子、3位にフィリッパ・アンダーソン(クレイグ・アンダーソンの妹さんらしい。そういわれれば似てるし)とディミティ・ストイル。こちらは予想外(笑)。私がジャッジだったら3位のふたりがファイナリストだった。ま、でもいいか、ここは日本だし、ちょっとズルしても(笑)。ターンの質が全然違ってたんだけどね、同じようにポイント出ちゃったかな。こういう波数の少ないコンディションの場合、うまくても2本目が揃わなくて、7点と3点の人が6点と5点に負けていく、というバージョンが出がちで、サーフィンがうまかったから勝ちました、というのではないと思う。でも試合というのはそういうもので、決められた時間内に2本のライディングで相手よりたくさんポイントをとれば勝ちというゲームだから、勝ちは勝ちだけどね。 メンズは逆にサーフィンの上手いほうが順当にポイントを伸ばしつつセミを勝ったかな。 ジェシー・メンデス。どうやってるのか全然わからないけど、なんであの波であんなに簡単にスムーズに軽くヒョイと板が上がるんだろうね。特にバックハンド。しかもヒョイヒョイあげてるのにスピード落ちないし。ふつうあの上げ方するとスピード落ちるもんなんだけど。おそらくいい波のコンディションだったらクーパー・チャップマンのほうがいいターンしそうだけど、あのコンディションではジェシーだったかな。 今回10点満点には50万円の賞金がついてたんだけど、結局出ずで、それはエアーのスーパーセッションのウイナーに贈られた。優勝カノア・イガラシ。さすが。まさかの敗退を喫しても、ファイナルデーにはちゃんとステージに上がるあたり、本当に持ってると思う。この試合の5位の賞金より高いし(笑)。カノアは今回R48での敗退。全く波に合わず、いや~、カノアでもああいうことがあるんだ~、って感じのアンキャラクタブルな負け方だった。でもちゃんとカノア・イガラシここにあり、という足跡は残していった。日本語でのスピーチもしてくれたし、集まったファンへのサービスもバッチリ。フィジー、頑張ってください。 エイドリアーノ・デ・スーザは奥様が日本に来たくてここに来た感じのようで、負けた後は新婚旅行がてら京都に行った、って話も。こちらもフィジー、頑張ってください。

千葉オープンは計6ヒートを残すのみ

おととい、ほかの人はいろいろ書いてたのに、新井洋人だけ超短かった、とHちゃんに言われたので、今日は新井洋人の話から。 超頑張ったと思う。QS6000で5位。今の新井洋人の実力からすれば、大きなご褒美だし、今アラヒロができることは100%できてたと思う。それはどのラウンドでも同じ。どんどん波に乗って、その中でリズムをつかんでいく感じのヒート運び。確かにこういうスモールコンディションの場合、基本的には波に乗らないとダメだ。待っているうちに差を広げられて時間切れ、というケースになることが多い。その点あきれるぐらい数多くの波に乗っていた。ただ、どうしてもポイントが伸びないので、QFレベルに絞られてくると厳しくなってしまう。なぜポイントが伸びないのか、よく考えてサーフィン改造したほうがいいかな、と思う。タクティクスの問題ではなく、サーフィンそのものの問題なので。でもまぁ、洋人は大原だけじゃないぞ、って感じがものすごく出てて、その意地がQFの結果になったと思う。 大原洋人。朝の9.50にはまたもやビックリしてひっくり返りそうだったけど、今考えてもあれが本日のベストライドとは思えない。 負けたラウンドオブ16は、珍しくポジションミスだったのかな。でも、おそらく洋人の狙ってた波には乗ってたと思う。ずっとあの波だったから、波は見えてたのだろう。ただ、まだ潮が少し足りなかったかね、あの波には。相手があのコンディションでコア・スミスって、ちょっとチャンスだったと思えるだけに残念。今シーズンのクオリファイには、この試合を勝つってのはマストでもあったし……。でも9位の1550ポイントはキーパー。 村上舜。バックハンドってのが有利な時もあるし、不利な時もある。今日は不利だったかな。まぁ、この3人はここ数年海外中心に回ってるチームなので、やはり日本人の中では残るべきところが残った感じなんだと思う。メンズはこれで日本人全滅。明日のセミから先は海外の選手のみになってしまった。 女子は黒川日菜子、川合美乃里がセミに残っている。明日のファイナルデーは男女ともセミから先の3ヒート、計6ヒートを残すのみ。

千葉オープンはハイシード選手登場

志田の一宮千葉オープンは、本日いよいよラウンドオブ96。このあたりからハイシードの選手が登場してくるので、レベルも上がってくる。早朝霧でスタートがだいぶ遅れたが、ま、今回のショッボイ波のコンディションの中ではまぁまぁ、いい感じ? ただ、潮の満ち引きでパタッとなくなるヒートとボコボコ入ってくるヒートがあったのは昨日、一昨日同様。 いや~、今日イチびっくりしちゃったのは大原洋人の8.89。ビーチチェアごとひっくり返るかと思ったよ。いくらローカルサービスポイントでも高すぎ? 確かにスピードはあったけど、9点に近いって、ホント?...

努力の人・スーザ優勝

ブラジル、エイドリアーノ・デ・スーザ優勝、2位エイドリアン・バッカン。なんかめでたしめでたしな感じ。スーザは努力してるのにいまひとつ結果に結びついていなかったし、エースは上手いのにいところで負けていた。なんか、日ごろ日の目を見ないコツコツ努力の人々がファイナルに進出って、よかったなぁ、と思う。神様は努力している人にはご褒美くれるんだよな、やっぱり。 これでジョン様はからくもゴールデンジャージー死守だけど、わずか750ポイント差で2位に3人、ジョーディ、スーザ、オウエンがタイで並ぶタイトルレースになった。5位のウイルコはだいぶ離れているので、前半のレースはこの4人が主役。 で、そのスーザは週明けから始まる志田のQS6000に出場する予定だ。日本好きだしね、来るんだろうと思う。 うちにもオージー選手軍団がやってくる。今年はCT選手のスチュアート・ケネディもうち泊の予定。また民泊バタバタの日がやってくる。ま、みんないい子たちなんで、手はかからないわけだけど。 志田は一気に選手貸切モード。男女ともレベルいきなりアップ。会場の設営もスタートしている。今週末はジャパントライアル、そして月曜日から本選スタートの予定だ。BCMのブースでF+も配布する予定なので、ぜひご来場ください。

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シェーン・ドリアントークショー開催

写真はハワイアンエアラインの機内誌に掲載されたシェーン・ドリアン。いまやビッグウエイブレジェンドのシェーン・ドリアンが急きょ来日、4月30日に湘南鵠沼海岸で行われるWSLジャパンジュニアシリーズ、ビラボン・スーパーキッズチャレンジ湘南にも顔を出す予定です。そしてそのあと、夕方より鵠沼スケートパークはす向かいにあるルーケディアで、私つのだゆきとの掛け合い漫才が楽しめます……ウソです。 でも当日のトークショー&ビラボングッズが当たる抽選会の司会進行は、私F+つのだが務めさせていただく予定になっていますので、皆さんぜひお越しください。 シェーンと言えば私のキャリアのキーパーソン。彼がいなければ今の私はないわけで、なんだかんだ言ってすでにもう20年以上の長い付き合いです。来場者の方からの質問も受け付けさせていただく予定ですので、シェーンに聞きたいこと、考えてきてくださいね! 詳細は下記のとおり。 日時:4月30日(日)PM5:00~8:00 場所:LEUCADIA(ルーケディア)@鵠沼スケートパーク付近 藤沢市鵠沼海岸2-16-2 http://leucadiashop.com/index.html エントランス:500円(ワンドリンク、抽選チケット付) トークショー:PM6:30~予定 抽選会:トークショー終了後開催

ビーチコーミングマガジンが今年も配布開始

サーフィン波情報サイト「BCM」からの発行で知られる年間ガイドブック『ビーチコーミング・マガジン』の2017年版が完成。今年もGW前より、全国の提携施設などで無料配布がスタート。 1993年の創刊以来、既に25号目を数える本冊子は、flowと並んでサーフィンのフリーマガジンの草分けとも言える存在。 日本全国のメジャーなサーフポイントと、海近くでサーファーに人気の飲食店・宿泊施設などを紹介するサーファー専用のガイドブックなのは周知の通りですね。 また、2017年版の巻頭特集は「SURFDESTINATION=非日常の波体験」と題し、近年話題の世界のウェイブプールや、最長ライディングとしてギネス世界記録にも認定されているリバーサーフィンなどを紹介・解説。 ウェーブプールに関しては、一般サーファーも利用できる施設の紹介や、その料金例なども紹介。 その他、年間使える潮汐カレンダー、初級者必見の「ルールと基礎知識」なども掲載されており、経験の長いベテランサーファー~ビギナーまでサーフィンを楽しむための情報が満載。 合計256ページの情報量で、今年も“無料”のガイドブック。 品切れ前に全国のサーフショップへ急げ! ■ビーチコーミングマガジンとは? 「Surf Patrol...

KOMBUCHA

これは何かというと、KOMBUCHAという飲み物で、ナチュラルフード屋とかベジタリアン向けの店とかにあって、ジョン様御用達(トーキーのホールフードで飲んでいる姿の目撃情報あり)。日本の昆布茶とはまったく違うけど、なんとなくかすかに昆布茶っぽい感じも残ってるような、そうでないような…正直おいしくはないです。デトックス効果大らしいんだけど、その正体は紅茶キノコらしい。あら懐かしい。70年代にブーム来ましたよね、紅茶キノコ。ま、それのソーダ割ですね。 健康志向の強いアメリカンセレブの定番らしく、アメリカンセレブの健康食品の流行がケリー経由でCTに蔓延する、という感じの流れ? 道端アンジェリカ的な(笑)。アサイ、アーモンドミルク、キノア、チアシード、コンブチャ(紅茶キノコ)、とくれば次はカスピ海ヨーグルト?...

ジョーディがベルを鳴らした(ヒート中も)

リップカールプロ・ベルズ。優勝のジョーディ、嬉しそうだったなぁ。表彰台の上であんなに丁寧にカメラマン全員の呼びかけに対応するウイナーって、珍しい。誰とは言わないけど、ひどい人は真ん中だけ見てすぐ下がっちゃうから。そういうウイナーと昨日のジョーディみたいなのを比べれば、どうしたってジョーディ応援したくなっちゃうよね。だからってわけじゃないけど、次号、6月10日配布のF+はジョーディ・スミスのインタビュー。なんか結果的に最高のタイミングになったかな。知ってるようで知らないジョーディのサーフィンバックグラウンドがメインなので、お楽しみに。 ショアブレイクのフィニッシュをメイクして、ファイナルヒート半分ぐらいでエアーベル鳴らしちゃったのも超かわいかったし。私としてはあれに2点エキストラをあげたい(笑)。ライディングの中のひとつのターンにガッツポーズしたり、とにかくもうアドレナリン出まくりだったと思う。完全にはじけてた。ベルズの試合はやはり、あの表彰台でベルを鳴らす、というスペシャルな行為が、選手にとってこの試合をよりスペシャルなものにしているんだと思う。スタイル、個性のあるイベント。 カイオ・イベリもアドレナリン出てたと思うけど、ジョーディのように肉体の疲れを吹き飛ばす、というところまでは行ってなかったかな。でもこの表彰台は彼の努力の結果。カイオのベルズでのサーフィンが、ここ数年でどれだけ進化してるか… ミック、ちょっとかわいそうだったかな。あれだけやってジョンジョンのエアー1発にひっくり返されるって、しかも2回とも同じ展開。ま、あの9.97のエアーは高さもスムーズさも、初めてベルズであんなエアー見ちゃいました、って感じではあったけど、2回目のほうは波も小さいし、エアーも普通だったし、なんかふ~ん、って感じかな。ああいうのを見ると、エアーを困ったときの武器としてポケットに入れておくことの重要さを感じるね。もちろんそれはジョンジョンと戦えるだけのカービングを持ってる上での話ですけど。 これでジョーディはランキング2位に躍り出て、タイトル争いに参加した感じ。しかし、あのジョン様の安定感を見ると、この先のバレル勝負も踏まえて、独走しちゃう感満載。