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ウエットスーツの常識を変える!運動機能を向上させるBeWet

毎年革新的なアイデアで進化し続けるBeWetが、今シーズンも驚きの発想でウエットスーツの常識に変化をもたらした。 軽いストレッチファスナーをけさがけ状に配し、肩回りや背中の動きのストレスをなくした「フリーショルダー」と、背中のジップを斜めにし、Xフラップを装備した「エックスバック」がそれだ。Xフラップはパドル時に自然に胸がそって両腕を軽く動かすための補助となり、なおかつドルフィン時に首からの水の侵入を抑える効果のあるパーツ。ウエットを着ることで、より正しい姿勢で軽いパドルがしやすくなる、という逆転の発想は注目に値する。 もとよりウエットスーツが最も必要なのは冬で、防寒目的がメイン。しかし、セミドライ、ドライスーツと防寒機能が上がるにつれて、運動性能が落ちて行ってしまうのは基本的に仕方のないことだ。そのギャップを何とか詰めるために、カッティング、素材、放熱防止のための工夫、エントリー方法の見直しなどなど、ありとあらゆる改良がなされてきた。その努力が日本のウエットスーツを世界一の品質に押し上げたのだ。 しかしウエットスーツを着ることでプラスアルファの運動機能向上、という発想は今までに全くなかったものだ。ウエットスーツの新時代の幕開けともいえる。 詳しいメカニズムや情報は、BeWetのHPから無料でDLできる最新カタログで! http://www.bpd21.com/bewet/17ss/

ゴールドコーストどうでした?と聞かれたら

う~ん、なんだろうね。いつも終わればなんか思うこととか、サブストーリーとか、いろいろ日々あるんだけど、今回はもう追われて追われて、何も考える隙も無いまま終わった感じで、特に何もなしだね。朝7時から夕方6時まで試合となると、ビーチにいるのは6時半から6時半の12時間。フリーサーフィンもへったくれもなく、すべて流れ飛んで行ってしまう感じかな。ゴールドコーストどうでした? と聞かれれば、疲れました、だけ。 ファイナルデーの夕方、コミッショナーのキーランとエレベーターで一緒でちょっと話したけど、雨以外は波も試合もすべて最高、という自己評価だった。 ま、エアコンのきいたメインタワーの一番眺望のいい室内のカウチで観戦してた人と、ビーチで立ちっぱなしの私とは、まるで感じ方も違うわけだけど。 やっぱね、日程に無理があるというか、ワンスウェルで男女終わらせるって時間的に厳しいかなと思う。だからと言って2週間の日程で2スウェル確実に当てるのも難しいだろうし。パッケージとしてワンスウェル、入り始めてから終わるまでの4日間で楽に男女終わらせられる人数に絞るか、現在2回あるルーザースラウンドを1回にするとか、ちょっと工夫したほうがいいかな、と思う。ライブ見てるほうも11時間は疲れるでしょ(笑)

感動の復帰劇だけど・・・

オウエン・ライト、ステファニー・ギルモア。 2017年初戦はまさかもしかの感動の復帰劇。ま、別に全然オウエンでもいいし、よかったね、と、私含めてみんなハッピーにはなる結末だけど、サーフィン的にオウエン優勝だったかね? まさかもしかのとんだ茶番劇? ま、最初にオウエンがミックに勝った時点でこの結末を見通さなくてはいけなかったんだろうか。今日のコナー戦も、サーフィンのクオリティを見るならコナーだったし……。今時ストレートアップで上をテールで回すって、みんなしないし、スムースだけど上にのっけておろす的な、なんかオウエンのサーフィン古くないですかね。えぐってないんで、全然写真にならない感じだし。復帰おめでとうポイント出すぎかな、と思ったのは私だけですかね。あのサーフィンにエクセレントあげるなら、ジャドソンにもあげてやってください(笑)。ま、それでもストーリーとしては涙と感動のカムバックに着地するわけだけど。しかも仲良しのふたりのファイナルね。めでたしめでたし。 ジョン様はバックハンドに高く転ぶジャッジングにやられたかな。ウイルコとのヒートはジョンジョンでもよかったと思うし。ガブはもしかしたら痛めた膝が痛いかも。らしくないミスが目立ったと思う。 ま、セミの顔ぶれが4人中リップカール3人、みんなグーフィーってのもなんかすごいな。 女子は順当といえば順当。ステファニーはパワーアップした感じ。ものすごいところに当ててたし。そして2位のレイキー・ピーターソンはオウエンと同じインジュアワイルドカードの復帰組。レイキー、今年いいんじゃないかと思う。おそらく休んでた間にだいぶトレーニングしたんだろう。カービングの連続がスムーズにできるようになった。あれは大きな武器になる。 カリッサ、残念ながらクオーターでステと当たってしまったので5位だったが、スピードが半端なかった。 でも今日一番半端なかったのは雨、豪雨。 疲労の極致にあってのファイナルデーのストレスで、オバサンじんましんは出るは風邪は急速に悪化するわで、ハナたらたらの、くしゃみ連発。限界。

QFのメンバーが出そろった

男女ともQFのメンバーが出そろった。 QSチャンピオン、2017ルーキーの最後の生き残り、コナー・オレアリー、QF進出。パワフルなバックハンドサーフィンはこのツアーでも十分通用しそうな感じだ。 番狂わせというか、なんで負けたのかよくわからなかったのがミック。私はミック勝ったと思ったけど、オウエンにやられた。ミックに低かったなあ。オウエンは復帰戦5位以上確定。QFではコナー・オレアリーとのバックハンド対決だ。 そうねぇ、順当に行くならジョン様VSガブかね。ガブ、本当に今回出来が良くて、今のところケリーなんか敵じゃない、ぐらいな感じだから。ケリーはQFにはいったけど、なんか今一つな出来。なんであの板乗ってるのかな、ってぐらい合わない感じ? というか、ここに合わないのかね。昨シーズン終盤は板合ってきてたのになぁ。今日の感じではとてもガブに勝てる気がしない。 順当ならパーコ、ジョンジョン、ガブ。ジャッジの傾向としてバックハンドに高く転んでるので、オウエン復帰戦優勝、みたいな美しい涙のドラマもないとは言えない。ただねぇ、ジョンジョンの安定感とパーコのテクニック、ガブの全く他を寄せ付けないすごい感じはとびぬけてるかね。 コンディションはオンショアのボコボコの予報。朝一はまだいいかも。 今日の朝一と午後の波の差ったら、かなりすごかったから。 それを考えるとイタロ・フェレイラがうまそう。女子は安定感で言えばタイラー、今回の出来を考えればレイキー、いいよね。 ステファニーとカリッサのQFは必見。

日本人に縁がある同士の戦い?もあった男子ラウンド2

男子ラウンド2の残り10ヒート、女子ラウンド3の4ヒート、男子ラウンド3の ヒート6まで。6時の最終ヒートが昨日ケリーで今日ジョーディ。 たぶん明日もまるで同じ7時から6時勤務。どこで誰を捨てるか的な(笑)。 パーコちゃん、今回本当にあってると思う。スムーズで何もやってないように見えて、おっそろしく難度の高いカービングの連発、スキがあれば飛んだりして。今のところ全く問題なし。うまいなぁ……。 イタロ・フェレイラのビッグエア、イズキール・ラウのロングバレルに10点満点。 危なかったのはジョン様、ジョーディ。ジョン様はマイキー・ライトの岩の向こうからのバレルに、ジョーディはイズキールの10点満点バレルに押され気味。最後に何とか二人とも帳尻を合わせたけどね。ジョン様はこういう勝ち方が今まで得意なほうではなかったので、なんか成長した感あるね。 今日の見どころのひとつはアメリカのカノア・イガラシ対オーストラリアのコナー・オレアリーの日本人的応援合戦? 二人とも日本の選手ではないわけだけど、日本人に縁がある同士の戦い? 今日のところはコナー。カノア2年目にして初の33位。なんかね、昨日も全く合わなかったし、今日もなんか板が滑っちゃってていまいちだった。ああいう不安定なカノアは初めて見た。自分のサーフィンが昨日も今日もできてなかったと思う。体調でも崩してるんだろうか。そのぐらい、らしくなかった。 コナーは昨日はガチガチで、そんなに緊張しなくても……みたいな感じだったけど、今日はいつもの感じでクリティカルなバックハンド連発、CT初勝利を飾った。 GC名物ともいえるスチュアート・ケネディの応援団、STU CREW。今年も大挙して応援に現れたけど、残念ながらラウンド3でスーザにやられた。 しかしライト家、オウエン、タイラー、マイキーと、3人揃ってCT出場ってすごいね。 明日の朝一はオウエン対ミック。また早起きだわね。

計21ヒート、11時間。

昨日の残りの女子ラウンドワン最終ヒート、男子ラウンド1の12ヒート、女子ラウンド2の6ヒート、男子ラウンド2の2ヒート、計21ヒート、11時間。 そんなに詰めてどうする。 とにかくここ数日で詰めて詰めて、なるべく早く終わらせたいらしい。日曜、月曜になると風が強くなるので、その前に終わろうという感じ。死んじゃう。 パーコ、いいね。すごくいい。ガブもいい。ケリーは固い感じ。練習の時のほうがだいぶいいように見える。勝とうとする気持ちが強すぎるのかね。 ミックは勝ったけど、まだ本調子じゃないかな。なんとなくヒートのリズムがとり切れてない感じがした。 ジョン様、2年連続はないかな、と踏んではいたものの、コーチだったビード・ダービッジが現役復帰したので、ジョン様の今シーズンのコーチはロス・ウイリアムスになった。結構いい選択かも。コーチと選手というのはある意味破れ鍋に閉じぶた的なところがあって、選手の持っていないものを持っているコーチが合っているといえる。 ジョンジョンの持っていない分析力や何をして何点取る、的な緻密な作戦はロスの得意とするところ。ともすればただひたすらハードに行くだけになりがちな暴走ジョン様をコントロールするには適任といえるかもしれない。そうなると2年連続あるかも。でもなぁ、今シーズンのガブ、相当いいよ。 オウエン・ライト。お帰りなさいご祝儀ポイントもついていたように思うけど、うまかった。往年のオウエンと同じ動きだ。ただ、だいぶ痩せてしまったのでパワーのない感じは否めない。この先身体も全盛期に戻ってパワーアップできればギャップは埋まりそうだ。 女子は今日のところはタイラー、レイキー(この試合初の10点満点)。また女子のレベルが上がった感じ。

ウィメンズ第1ラウンドはクラゲショックでスタート

朝結構波がよくて、ただ天気がいまいちで、潮もいまいち。昨日潮がいい時に結構よくなったのでそれを待って11時まで待ち、その後12時15分、13時15分とひたすら待って、結局13時35分スタート。 ウイメンズラウンド1のヒート1から5までを消化。 しかし、結果論としては波が悪くなるのを待って待って、最悪の時にやってたかな、と思う。 あそこまで待って、なんであの波でやるかって感じかね。 しかも天気は結構不安定で、晴れ、曇り、雨、豪雨が入れ代わり立ち代わり風と共にきて、やってられないので、雨降り始めて退散。 しかしそのあとすぐ、ローラ・エネバーが首周りをクラゲに食われてヒート放棄。同じヒートのカリッサも食われて、結局クラゲショックで本日ここまで。女子ラウンド1の最終ヒートを残して初日を終わった。クラゲで試合中止(笑)。 日本語で言うカツノエボシ、こっちではブルーボトル。オンショアの時にはここ数日出てたわけだけど……。 シルバナ、やっぱ見てて面白いかもな。スタイルはちょっと固いけど。ただ、今日気合入ってたのはニッキー・ヴァン・ダイク。いい波をつかんでリップしまくりだった。 明日から風もよくなり、波も上がる予定なので、明日から週末にかけて連日佳境だと思う。問題は天気。毎日時折雨の予報。逃げ場がないので、カメラマンは結構厳しいなぁ。

WSLのお財布事情とは関係なく、ツアーはスタート

今シーズンオフが長めだったので、なかなか現実に戻れずに苦労しています。あ~あ、始まっちゃったんだ…的な。まぁ、ついてすぐスタートという過酷な展開ではなかったので、まだいいけど。 過酷な展開なのはWSLそのものかね。何しろ冠ツアースポンサーだったサムソンが落ちちゃって、その穴が埋まらないままのスタートだから。よって会場内の設営などはだいぶダウングレード、建物がひとつまるまる削られてるし、残っている建物も小さめになってると思う。 かなりの大金をサムソンがつぎ込んでくれていてのツアー成立だったので、相当厳しいんじゃないかと思う。ルールブックに記載されているので、賞金額は変えられないし、削るとしたら会場内の設営やスタッフの人件費。ライブ中継は今年からフェイスブックでやることになったようなので、そうそうダウングレードもできない状況なんだと思う。でも、そういう目で見ていれば、なんとなく節約感でてるかもよ。 ま、そういう内輪のお財布事情とは関係なく、ツアーはスタートしていくわけです。 昨シーズン休んでいた選手たちも全員復帰、本来のツアーメンバーに戻ってのタイトルレースになる。個人的にはタイトルレースはミックがいるいないで大きく違うと思うんだけどね。男女とも、誰が写真のカップを手にするんでしょうかね。 ツアーはスタートしたけど試合はまだ始まっていないので、ジャッジの傾向とか選手ごとの配点の傾向とかはまだわからないけど、まずは皆さん元気でスナッパーに集結してます。ワイルドカードのトライアルを勝ち上がったのは、昨年惜しくもクオリファイを逃した、ナット・ヤング。 写真はデイブ・マコーレーの娘さんのブロンティ。似てるよね、やっぱ。