F+編集長
事実は小説より奇なり。四角い猫は世にも珍しい。
先日宅急便を出しに行ったときに、そこの事務所で行き合わせた人のバッグに自分のお財布を投げ入れて帰ってきた。
もちろん「あしながおじさん」的なものを目指しているわけではない。無意識に、自分のお財布を他人のカバンにしまっちゃったのだ。
最近母が要介護で訪問介護を受けるようになって、いよいよ私の人生の中に介護認定だのケアマネだのの単語が入り込んできているわけだけど、本当に介護が必要なのは自分じゃないのか?
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サーフィンをスポーツ化するために変わりつつあるもの
種子島に来ている。JPSAの試合。コーチ業。
本当は日曜日の最終便で帰る予定だったが、どうやらそれはかないそうもない。台風24号直撃系、JPみんなで島流し~。
先日のISAワールドサーフィンゲームスもそうだったけど、ここのところ試合を違う感じで見ることが多くなってきた。サーフィンの試合に行くのにカメラ機材を持たないというのは、この仕事の駆け出しのころ、ライター専業で、他のカメラマンの方とチームで仕事をしていた頃以来だ。30年ぶりとか?
いやぁ~、楽だわ~。もうやめられないレベル。荷物は軽いし、酷暑の太陽の下に1日いなくてもいいし、集中して試合見れるし。だからもう、兼何々、はやめよう。
なので、今回は専業コーチ。カメラ機材ゼロ。アイフォンクオリティ(笑)。
ワールドサーフィンゲームス日本団体金。
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新時代のサーフコンペシーンを創り出したサーフランチプロ
今週末から田原のISAワールドサーフィンゲームスのオフィシャルライブウェブの日本語コメンテーターを務めることになっているので、カリフォルニアのサーフランチイベントはアメリカの人に託して、ライブ観戦だった。というか、ちょっとみて興味喪失。
攻めないというか、ミスができない試合というか、とにかく、あれはみててちっとも面白くなかった。
サーフィンの試合というのは。数あるスポーツの中でも珍しい、時間内であればミスを何度でも取り返せる、というゲームだ(だった)。もちろん波さえあればって話ではあるけど、一度のミスでゲームが終わるってことは無い。でも、あのサーフランチのイベントはミスが命取りだ。ちょっと攻め込んでタイミングが遅れればアウト。はい次々~は無いので、攻めきらないで無難にまとめたほうがいい感じだ。しかも波選びも心理戦もタクティクスもへったくれもない。
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F+031号が9月10日より配布開始です
F+031号が9月10日より配布開始です。表紙は今季で引退を発表しているパーコちゃん。いいスマイル。
気になる内容はこちら。
【-BACK STAGE-...
早くもケリーのラストイヤー、来シーズンのCTスケジュールが発表
早くもケリーのラストイヤー、来シーズンのCTスケジュールが発表された。鬼も笑えない速さ。今年でやめちゃいそうな勢いでもあるわけだけど。
スケジュールは大山鳴動ねずみ一匹。結局ほぼ変わらず。
ハワイのパーミット問題も解決したようで、めでたしめでたし。タヒチとパイプ以外はすべて男女共催。
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JPSA第5戦茨城は男女ともウイナーは久しぶりの優勝、ベテラン同士
JPSA第5戦 第23回I.S.U茨城サーフィンクラシック さわかみ杯。メンズ優勝大澤伸幸、2位川俣海徳、3位加藤嵐、田中英義。ウイメンズ庵原美穂、2位須田那月、3位野中美波、高橋みなと。うふふ、私の庵原さん、ドシブ優勝。
男女ともウイナーは久しぶりの優勝。大澤伸幸のほうは2015年、庵原美穂は2014年以来だとか。ベテラン同士。そうねぇ、ベテランのコンスタンシーが必要なコンディションではあったと思う。スモールの日あり、オンショアの日あり、セットが来ない時間帯アリ、ガンガンデカいセットが来る時間帯アリ、結局どんなコンディションでも正確にそのつど柔軟に対応し、4点5点を揃えられた人が勝ったと言えるかな。
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CT前半戦終了。フィリッペぶっちぎりのリード、追うガブちゃん
タヒチ、ガブちゃん優勝。あれをチョープーの波といわれても違和感はあるけど、こればっかりはしょうがないやね。
ま、これで前半終了なわけだけど、フィリッペぶっちぎりのリード、追うガブちゃん、という展開。ジュリアンちょっとまずい感じ。
勢いと安定感を考えると、今年はフィリッペなのかなぁ、と思う。ジョンジョンのいぬまにちゃっちゃと取っとけ、みたいな。プール、ヨーロッパ、パイプと後半のべニューを考えるとガブに有利な感じもするけど、あのタヒチのコンディションを考えると、ベクトルはフィリッペに向いてるのかなぁ、と感じてしまう。タヒチが本来のコンディションなら、フィリッペが3位というのは考えにくいわけだし、そこはカウントしない感じだったけど、運よくスモールコンディションでしっかりポイントゲット。これは大きいと思う。
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なみのり甲子園こと全国高等学校サーフィン選手権が志田下で開催された
なみのり甲子園。
好きだなぁ、こういうの。基本サーファーは全員きちんと高校を出なさい、と思ってる口うるさいオバサンなので、こういう、現役高校生しか出れない大会、みたいなのは大好きだ。学校に行かないうまいサーファーより、学校に行ってるヘタなサーファーのほうがずっといい。高校ぐらい行っとけ。
発想はすごくいいと思う。ただ、現状はすごく小さなパイだと思う。
高校に通いながらサーフィンをするとなると、日本全国でも海岸線エリア在住に限られるだろうし、この大会が開催されたのは8月12日の日曜日。千葉界隈ならいざ知らず、遠くからやってくるにはお盆時期で、渋滞だの宿泊の混雑だの、けっこうハードルが高かったと思う。盆暮れ正月って言葉もあるように、日本では移動が最も混雑する時期だ。つれてくる親も大渋滞いやだろうし。
春休みとかのほうがラクだったんじゃないのかなぁ。ま、ご本家の高校野球の甲子園が夏なんでね。夏ってことなんだろうと思うけど。
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蜂が高いところに巣を作る年は雨が多い
嵐を呼ぶ女、なんである。
先週田原で台風が真上を通過、大変なことになってJPSAの試合も延期になったわけだけど、帰ってきてまた、今度は千葉のきわを通過なわけだ。
そんなに私のところ通る?
なんか以前、蜂が高いところに巣を作る年は雨が多く、低いところに作る年は風が強い、って聞いたことがある。
うちの周りには黄色スズメバチがたくさんいて、毎年家の近くにいくつか巣を作る。ま、こっちが余計なことをしなければ襲ってくることも無いので、共存を目指しているのだけど、今まで2度ほど刺された。だいぶ痛くて、かゆい。
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Jベイはウイメンズ最終日。レイキーとステファニーは僅差のタイトル争いへ突入
予定通り波が上がり、ウイメンズファイナルデー。
結構サイズあったけど、近年の女子チームは何の問題もなくぶっといサーフィンやるね。それを見に来たイルカの数ときたら……今日はイルカの大漁節。
優勝ステファニー・ギルモア、2位レイキー・ピーターソン、3位ビアンカ・ブーテンダーク、タチアナ・ウエストン-ウェブ。
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