自然環境の変化に思いをはせていたら、まもなくブラジル開始

自然環境の変化に思いをはせていたら、まもなくブラジル開始

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最近ちょっと、隠居所界隈の自然環境の変化というか、あれ、なんか今年いつもと違うかも、みたいなことを感じることが多い。
毎日朝晩犬の散歩で外を歩くんだけど、そういうときについついいろんなことが気になってしまう。
先日は海に行く道をキョンが優雅に横切った。ミニチュアのシカだな、あれ。鳴き声がね、断末魔の叫びのようで、ちょっといただけないわけだけど、南房総からこの辺にすでに北限更新中。
まぁでもなにって、今年は田んぼの中の道にコバエのような小さな虫、ユスリカっていうのかな、あれの蚊柱というか群れがたくさんいて、いつもの年は、ここに一群、あっちに一群ってレベルなんだけど、今年は道の始めから終わりまでずっといる、みたいな、本当にものすごい数なんですよ。あれ実はほとんどがオスで、メスは単独行動、蚊柱を見つけたらその中に飛び込んで繁殖みたいな、まぁ、非常に効率的というか、ジュリアナ的というか、自然って面白いなぁ、って感じ。蚊によく似てるけど、刺すこともなく、何なら口もなくて飯も食わず、数日で死ぬみたいな、短い一生ゆえに、世代交代も早いので、天敵がいないと爆発的に増える。

素人考えで暖冬だったから、越冬ユスリカとかいたのかなと思っていたら、どうも違うようで、越冬したのはほかの虫たちで、そちらたちも稲に被害を与えるので強めの農薬まいたらカエルが死んじゃって、いつもカエルに食われちゃうはずの虫たちが生き延びて、大発生みたいなことらしい。本末転倒。
言われてみれば今年、まだ梅雨入り前だけど、普段なら雨上がりに踏んじゃいそうなぐらいたくさん出てくる小さなアオガエルがいないんですよね。7月になったら出てくるんだっけ? なんて思ってたんですけど、どうもそういう事情のようで、ほんと自然環境は 「風が吹けば桶屋がもうかる」 的な大きなサークルでできているんだな、と感心する。人間はそのサークルの大きさが見渡せずに、途中で切って、自分たちがくらうわけですね。カエルがいなければそれを食べるシロサギやアオサギもいないだろうな、と思って見ていると、いるにはいるけど、やはり例年より数が少ないように思う。
Netflixの「三体」ではないけど(最初の文化大革命界隈の伏線エピソードは疲れちゃうので飛ばして、あとで見たほうがいいかも。あそこでメゲがちだから)、自然界にあるものは何ひとつ単独では存在しない、って、究極の真理。

なんかそんなことに思いをはせている暇もなく、もうすぐブラジルでのCTが始まる。

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