8月20日?22日にJPSAショートボード第4戦『ALL JAPAN PRO 新島』が開催。
台風11号の影響で延期された第3戦の『夢屋サーフィンゲームス 田原オープン』を始め、今年は波に恵まれないことが多いJPSA。
今回の新島では夏の太平洋高気圧にスッポリと覆われ、メイン会場の羽伏浦はウネリのみ。シークレット方面へ移動してやっと出来る程度の厳しいコンディションの中、昨年の好調が嘘のように結果を残せない大野修聖がR3で敗退。
他にもランキング上位の田中英義、田中樹、田嶋鉄兵などがQF前に敗れた一方、開幕戦での優勝からカレントリーダーの座をキープしている辻裕次郎が一人気を吐き、ロースコア勝負の中、8.50を含むトータル15.00のハイエストヒートスコアを叩き出していました。
ランキング2位の仲村拓久未がアメリカ・バージニアでの4スター『Vans Pro』参加で不在の内に差を広げたい辻裕次郎(写真最上部)はファイナルデイに行なわれたQF、SFでもスコアを伸ばしてファイナルへ。
ファイナルでも若手の佐藤魁を相手に勢いが止まらず、9.50を含むトータル18.50と自身のハイエストスコア並びにハイエストヒートスコアを塗り替えて完全優勝。
トータルでも2位以下との差を広げ、グランドチャンピオン獲得の可能性が高まってきました。
女子はフランス・ホセゴーでのウィメンズ6スター『Swatch Girls Pro France』に参加している野呂玲花を除き、トップ5のメンバーがファイナルデイへ。
ロースコア勝負の末に田代凪沙と庵原美穂がファイナルに進出し、7.75を含むトータル12.80をスコアした田代凪沙(写真上)が優勝。
田代凪沙は8月上旬に千葉・志田下で開催された『Go Pro Junior』のガールズ(20歳以下)に続く優勝。
ランキングもアップしてタイトル争いに絡んでくるでしょう。
次のショートボード第5戦は9月5日?7日に茨城・大洗で開催される『第19回 I.S.U茨城サーフィンクラシック さわかみ杯』
なお、8月23日~24日は新島でJPSAロングボード第4戦『ALL JAPAN PRO 新島』が開催されます。
JPSAショートボード第4戦
『ALL JAPAN PRO 新島』結果
男子
1位 辻裕次郎
2位 佐藤魁
3位 椎葉順、小川幸男
女子
1位 田代凪沙
2位 庵原美穂
3位 水野亜彩子、谷口絵里菜
JPSA公式サイト
http://www.jpsa.com/
photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)
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