子猫物語

子猫物語

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$F+編集長つのだゆきのブログ
この夏から秋にかけては、うちが動物園状態で、いまだに避妊手術待ちのメスが3匹、オスが2匹という、捕獲スペース的にも経済的にも、大変窮屈なことになっている。それでももうすでに4匹、新しい飼い主さんにであって幸せに暮らしてもらってるんだけど、まだ行き先のない仔猫が4匹いる。いつもなら、どこか遠くで生んだりするんだけど、今回は結構手の届く範囲で生まれた子が多くて、里親探しとかもできるレベルになついているから、結構コントロールできているほうだ。
ただ、問題のある子もいて、もうこの子は家で飼うしか無いのかな、というのが、写真の光くんである。盲目。両目まったく見えず。保護した時には極小未熟児の上に両目目ヤニで張り付き、開けてみても深海魚というか、地底人的な、かなり絶望的なルックスだった。獣医さんで治療をしてみたけど、結局見えるようにはならず、眼圧上がらないまま、徐々に目は閉じて行ってしまった。$F+編集長つのだゆきのブログ左が保護したての写真。で、一緒に保護した兄弟の明くんも結構ひどかったけど、こっちは何とかきれいな男子に成長し、新しいおうちを探し中。
そう、目の見えない光とお兄ちゃんの明。光明兄弟です。
しかし、光くんは家の中ではまるですべてが見えているような走りっぷりで、明とじゃれあったり、ほかの猫と追いかけっこしたり、フッツ~に暮らしている。ソファや階段も克服。最初は上がると降りられなかったのだけど、最近はちゃんと後ろ足から降りたりしていて、何不自由ない暮らしぶりだ。音や風でモノの動きを判断しているのだ、と獣医さんに聞くものの、いやいや、本当は見えてるんじゃないだろうか、という感じ。なんかね、すごいな~と思う。
明くん、もらってください

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