動物たちの大惨事

動物たちの大惨事

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$F+編集長つのだゆきのブログ


パーコちゃんのタイトルで大満足の今年のハワイなんだけど、ホントにパイプのときしか波がない。いや、正確にはあるんだけど、風が悪くて台無し。
あのコールは正解だった。
そして連日の雨。私が来てから、かれこれ2週間ちょっと。一度もステキなフリーサーフデーがなく、ビーチフロントのこの家のラナイで、夕焼け見ながらワインというゴージャスな夕暮れもなく、夕焼け写真セッションもなく、なんか、本当にダメなシーズンだと思う。
ま、そうこうしているうちにまもなく帰国ですけどね。
しかし、私の留守中に東浪見犬猫ハウスはてんやわんやの大騒ぎ。犠牲者もでて、けっこう大変なことになっているという報告がネコ番、犬番から入っている。
まず、ラッキーさん。
てんかん様の発作を起こして、犬番大パニックになる、という事件があったらしい。もう泡吹いちゃってバタバタ、ビクビク、釣り上げられた魚状態?
ま、そっちは獣医さんにも行き、血液検査でわかる限りでは何の問題もないけど、繰り返すようなら生涯てんかん予防の薬を飲み続ける、ということになるそうだ。
ま、今は何事もなかったようにケロリと落ち着いているらしいのでよかったんだけど、よくないのは外の猫たち。
2匹の野犬(とはいっても片方は首輪しているので、ラッキーさんと同じように捨て犬なんだろうな)に襲われて大惨事。子猫2匹がぼろ雑巾のように引きちぎられて惨死した。
元気だったけど、片目がひどい結膜炎になってた子と、寄生虫がいるのだろうか、なかなか育たず、一回り小さくて痩せてた子。この子は親が早いうちに育児を放棄。1ヶ月ぐらいあとに生まれた、ほかの親の子猫たちにちゃっかり混じっておっぱいを一緒に飲んでいた。写真の右端かな。
でも結局弱肉強食なんだな~。話を聞いている限りでは、この弱い2匹が犠牲者のようだ。あと1匹、グレーのシマの子も数日見かけないというので、ちょっと心配。
ま、近所には小さな子供とかもいるので、このままでは危険ということになり、警察に連絡し、保健所に連絡し、で、大騒ぎになったようだが、結局つかまらず。
ここ数日はその犬たちの姿は見ないらしい。
死んじゃった子猫もかわいそうだけど、その犬たちだって気の毒だ。
ラッキーさんはおっとりなので、他の動物を襲ったりはしないだろうけど、おなかがすけばわからないし、一歩間違えればそうなったかもしれない。
結局悪いのは人間だ。
人間の都合に振り回される犬や猫たち。動物を飼うというのは、さまざまな意味で、とてもとても大変なものを背負い込むことになる。
近い将来、いつか必ず死に別れるものをそばに置くのだ。まずそれを覚悟しなくてはならない。それと同時に、相手は生き物で、人間の都合どおりには扱えない。引越しをする可能性のある人は、飼わないほうがいいし、お散歩に行く時間が取れないなら、飼わないほうがいい。何らかの理由で飼えなくなったときのことまで考えて飼う覚悟が出来ていないと、この野良犬たち、それにかみ殺された子猫たち、病歴も既往症も、年齢も何も知りようがないので、発作に対しても手探り的な処置しか出来ないラッキーさんのように、かわいそうなことになってしまう。
見ている分にはかわいいけど、実際に飼えば、いろんな負の問題もある。軽い気持で飼えるものじゃない。

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