バイバイゆみちゃん

バイバイゆみちゃん

0
シェア
F+編集長つのだゆきのブログ

ゆみが死んだ。
オーストラリアから帰った日の夕方のことだ。
ゆみは、9年前に生きながら川に捨てられた子猫で、ちょうどその捨てている最中に出くわした当時のうちのネコ番、ユミちゃんが救出してきた雌猫だ。
だからゆみちゃん。
まぁ、そういう経験がカルマになっているのかどうなのか、ゆみはいつもコソコソ隠れているような猫で、うちに来てもゆみを見ないで帰る人も多かったぐらい、いつも隠れていた。
最近少し歳を取ってきてからは、チョコチョコ出てきたり、鳴いたりしてたけど、他の子に較べれば社交性はだいぶ低かった。
で、オーストラリアから帰る直前にどうも具合が悪そうだとネコ番から電話があり、獣医さんに注射してもらったのだけど思わしくなく、結局入院。
成田から獣医さんに直行したときは、まだ生きていたけど、すでに自力で立てない状態で、グッタリ。覚悟を決めなくてはいけない感じだった。
で、その夕方、ゆみは大好きだったえいじくんのところに行った。
すい臓、肝臓、腎臓、全部ダメ、血糖値が異常に高いという血液検査結果だったけど、原因を探ったところで帰ってこないので、仕方がない。生き物というのは、こうしてあっけなく死んでしまうものなのだ。
うちは猫はみんな庭に埋める。
ゆみちゃんはえいじくんと超仲良しだったので、えいじくんと同じところに埋めた。
その上に、今あちこちで売っているなでしこの苗を植えた。

コメントなし

返事を書く