ジャッジの言い訳?

ジャッジの言い訳?

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$F+編集長つのだゆきのブログ

先に行われたブラジルのビラボンプロでのジャッジングか世界的に問題になっていて、以前ならみんながおかしいと思ってもそれがジャッジに伝わる方法はなかったわけだけど、このインターネット時代、ツイッターだのブログだのいろんな所で語られちゃうわけで、声はダイレクトに届くようになった。
このコメントの内容はF+サイトのニュースに上がってますので読んでください。
で、それにしても、ジャッジングに関してASPがオフィシャルでコメントを流すというのは初めてじゃないかと思う。
それは、インターネットで見てる画像では本当の事はわからないのいよ、という論調。
で、これは相当正しい。私がどこかで書いたことをパクってるんじゃないかと思うぐらい同じことを言っていた。
スピードは映像には出ない。波全体が見えないと、本当の難易度はわからない、などなど。ホント、画面見ただけじゃ何も語れないのは事実なわけよ。
正しいんだけど、じゃ、なんで画像でのリプレイをジャッジングに加えるのか? って疑問というか矛盾というかが出てきてしまう。今ジャッジはリプレイ画像も取り入れてるから。
そして、最も私が違和感を覚えたのは、あのジャッジを疑問視しているのはインターネットの画面で見ていた人だけじゃないという事実があるのに、この説明? というあたりだ。
いろいろコメントしている人の中には、現場で見ていた選手たちも含まれている。選手というのはWTレベルになれば恐ろしいぐらいいろんなことがわかっていて、特にジャッジングに関しては、正しいポイントは選手本人が一番良くわかっている。
もちろんオーバースコアは黙ってそのままちゃっかりもらうし、アンダースコアならプンプン。
そしてジャッジクライテリアはジャッジと選手との話し合いの中から毎年決まって、ルールブックに書かれていくもので、決してジャッジだけが独断でクライテリアを決めるものではない。
で、あれだけ選手の間でも問題になっているのに、ここにきてのあのリリースってのは、もう何をどうひっくり返しても、言い訳にしか聞こえなくなってしまう。でもって、その問題のオンデマンドムービーは削除されてるってのもいただけない。
こうこうこういうわけで、ビデオとは違うとだいぶ具体的に書いてあったから、だったらその違うビデオは残しておいたほうがいいと思う。
消されちゃえば誰だって、あ~あ、証拠隠滅じゃ~ん、と思う。
それよりなにより、ジャッジたるもの、言い訳とか解説とかしないほうがいいかもしれない。もちろんヘッドジャッジは選手の抗議に対する回答はマストだけど、一般人に対してまでそれをやる必要があるのかどうか。
どんなにうるさく騒がれても、俺たちがルールブックだ、ぐらいの覚悟で沈黙を貫いたほうが良かったんじゃないかな、と思うし、今まではそうだったと思う。
だって、もうこうなると、あぁ、やっぱ気にしてるんだ……って私ですら思うし、スーザだっていい迷惑じゃん。

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