WSL名の下での初めてのWCT、スタートいたしました。
ま、基本そんなに何も変わらない感じですけど、もう個人的な大トラブル続出で、初日のレポートどころではなく(って言っても責任感の強い女子なので、やりますが)、ほんと、落ちまくりのへこみまくり。
今日一日酷暑のビーチに立ち尽くして撮影した数々の名作ショット、すべてパ~でんねん。
なんかね、パソコンに取り込もうとしたら、フォルダはあるんだけど、中身は空です……みたいな。ビーチではカメラでショット確認してたんで、あるはず、と思い、再度カメラで見ようとするも、何もなし。出てくるのは昨日までの写真なわけです。これはもうほとんど絶望的状況。こんなことあるんすね。
そんなわけで、本日終盤、アウトだったカードがいっぱいになって新しく入れたカードのほうに入ってたタジの写真と、会場メイン設営物の写真のみしか持っていないので、それだけで行かせていただきます。なんか、超悲しい。私の一日を返してくれ~。今日は飲んじゃうぞ~
気を取り直して、2015年初戦の初日、見どころとしては新人と上のほうの方々の出来なわけだけど、上のほうの方々は、おおむね変わらず調子よく、特に問題なし。ただ、ガブのこういうビーチブレイクを久しぶりに見たけど、あまりよくないなぁ、って感じ。軽い。昔はガブといえばビーチブレイクだったわけだけど、今はバレルとカービングって印象になってるからね。
新人の方々。
今年の新人は結構レベル高いと思う。ジャッジのカービング重視のクオリファイヤー選択傾向が選手のタイプに出てる感じというか、みんな結構即戦力っぽいカーバーが多い感じ。なんで? って人もいるけど、新人みんなたいてい、なんでー なわけで、その中でも今年の新人には、いいねこの子、ってのが多い。
ウィゴリー・ダンタス、いいかも。カーバー系のブラジリアン。ラインが伸びやかな感じ。この、伸びやかな感じって大事。わかるかなぁ……伸びやかな感じ。この先WCTでもまれての伸びしろに大きく影響するのよ。
今日イチはダスティかね。なんか、すごい張り切ってた。やる気みなぎる1位通過。
シーバス、うまくなったね。サーフィンよくなってるし、こういう小ぶりなビーチブレイクだと見おとりしがちな選手だったけど、今日はいい出来だった。
負けはしたものの、ファニング。超うまかった。あくまで滑らか。ファニングスムージー。
勝ったマット・バンティングは8点台を2本うまく揃えただけな感じで、器用だけど、爆発感はなく、個人的には別に~、な印象。それよりなによりファニングのラストライドのほうがずっと印象に残ってる(写真にも残ってるはずだったんですけど……)。
デーン。だいぶ体重が落ちた感じで、いい感じに絞れてるし、サーフィンしてるんだな、って乗り方だった。ただし、試合カンのようなものが皆無で、1本のライディングをうまくまとめることができずに敗退。ラウンド2ではファニングと当たる。本日もう一人の取りこぼし上位陣がケリー。放送が聞こえなかったので、私は勝ったと思ってたんだけど、フレッドのバックハンドのほうが上だったね。ホントかね。
ケリーはラウンド2でトライアルから勝ち上がってきたワイルドカード、ジャック・フリーストーンと当たる。結構危険なにおい。
でももう今日は、一日分の写真をパーにした私に免じて、みんな許してあげて~