ケリーのツインザー

ケリーのツインザー

0
シェア

今日はそのケリーがオフの間にテストするボードを解剖。
シェイパーはF+ではすっかりおなじみの、JCことジョン・カーパー。ま、女性問題等でいろいろわだかまりのあったシェーン・ドリアンとケリーが、最近ようやくすっかり元の親密な仲に収まったので、シェーンのシェイパーであり、父親代わりでもあるJCともかなり情報交換をしていて、その世間話の中から出てきたアイデアらしい。

そのボードはというとなんとツインザー。スペックは、5’9 × 18.5″ × 2.25″ 。持った感じはテーパーレールの軽い、シンプルなアウトラインで薄めに感じるデザイン。
このツインザーはバックフィンがバカでかく、フロントフィンとの距離も近いのが特徴で、トランジッショナルな類のフィンセッティングは、まさにテストボード。

昔はこうしたボードがたくさんあって、荒唐無稽なフィンレイアウトやフィンの形がいろいろ出た。最終的にトライフィンに落ち着いて、その後かれこれ20年ぐらいになるのに、何も変化がないのはおかしい、というのはケリーの持論。まだそこにテストし残した組み合わせがあるんじゃないか、というところでJCと意見が一致したのかもしれない。

試合のこともそうだけど、こうして道具へのこだわりや傾倒も半端じゃないおじさん。本当に根っからサーフィンが好き、それだけなんです。サーフィンに関してはすべて突き詰める、いつもサーフィンのことを考える。分析と研究。それがV11のシンプルな秘密。”

コメントなし

返事を書く