今年のパイプ、ものすごい騒ぎになってます。
もうどうしようかって感じ。シェーンが朝イチサーフィンしたいというので、本当は朝7時ごろ出て行こうかと思ってたんだけど、会場まで乗せていく話になってたので、朝6時半、まだ薄暗いうちに家を出たんだけど、オフザウォールからエフカイまで、すでに道の両側パーキングスポットなし。みんな泊まりかー って感じ。どうにもこうにもクレイジー。
昨日なんて試合やってないのに昼間とんでもない渋滞とパーキングラッシュだったし。いったいどうなっちゃってるんでしょうね、このノースショア人気。でもってこれがちっともサーフィン業界の景気回復に結びついていないあたりが、また、ふぅ~ん、な感じ。
まぁ、明日は平日なので、ここまではないだろうけど。
さて、朝のうちは良かった波も、なんかだんだん妙な感じになっていき、結局いまいちだよね、な6フィート。ほぼほぼバックドア、時折パイプ。
本日のラッキーボーイはたぶんミッチ・クルーズ。
普段波が上がれば鬼混みのパイプ。彼自身ここであんなに乗り放題なのも初めてだから、よさそうな乗れる波にできるだけたくさん乗った結果が、シェーン・ドリアン、マット・ウイルキンソンを破ってのラウンド3進出。
乗ってる波は小ぶりの形のいい波で、8点、9点の出るオバケ波ではないんだけど、波のこないヒートではそういう戦い方が効果てきめんな今日だった。
シェーン、狙ってるところはわかるんだけど、待ちすぎ。もっと乗ってください、って感じ。典型的なシェーンの負けパターン。9点の波待つなら6点2本乗ってからにしてね、今日はそんなに波来ないんだから、って感じ。
ブルース・アイアンズ。
ノーズにゴープロ載せてたね。昨年のバラバラ感はないけど、なんかやっぱり往年のブルースとは程遠い感じ。しかもラウンド2では相手のガブリエル・メディーナが9点台2本の快進撃。ガブね、昨年より明らかにワンランク上の波乗ってる。パイプに関して進歩してる。これはWCT若手サーファーとしてとても大事なこと。ただし、ラウンド3ではジョンジョンとの勝負なので、きびしいかな~。でも波が小さければシェーンシステムで、ジョンジョン待ちすぎで波数こなしたガブの勝ち、って流れもある。
で、これはミッチ・クルーズにも言えること。ミッチのラウンド3の相手はケリー。まともにセットがボコボコ来るようなコンディションなら勝ち目はないけど、コンスタントにセットが来ないなら、またもや番狂わせ男になれるかもしれない。なんか今日は運をしょってる感じだったので、ケリーもうかうかできない、というか、ヒート表を見たときに、ありゃりゃ、状況次第では危ないところ引いちゃったじゃん、おじさん、と思った。
とにかくこういう波はテクニックがものをいうので、テクニックのある人に限って、難しい波を狙って最後につぶれて2点にしかならない、という展開がままある。デーン・レイノルズもそういう感じだったね。ものすごい波にドロップしてたけど、ライアン・キャリナンにやられた。
今年初の10点満点はセバスチャン・ズィーツ。
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写真
デーン・レイノルズ
インフォメーションボード
ブルース・アイアンズ
ミッチ・クルーズ
シェーン・ドリアン
ギャラリーぎっしりのビーチ