ケリー・スレーター優勝

ケリー・スレーター優勝

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クイックシルバープロ、優勝ケリー、2位パーコ。
予報通りサイズアップし、メイン会場のスナッパーロックスからキラに移動してのチューブ勝負になった。
ケリー、パーコは昨年のワールドタイトル争いからの因縁の対決。パイプでジョシュ・カーに阻まれた直接対決のケリー対パーコが、このキラで実現した。
ファイナルでは二人の狙っていた波が違って、ケリーは左の方のきれいでリップの薄い方の波狙い、パーコは右のほうのドカンと掘れるリスキーなバレル狙い。波に関してはパーコの乗っていた方にハイポイントがついてたけど、バレルを抜けるテクニカルな部分はケリーのほうが上。
ケリーは絶対勝ちたかったんだと思う。やられたらやり返すのがケリーだし。だからものすごくうれしそうだった。あんなにうれしそうなケリーも久しぶりに見たかな。
どっちも出来はよかったけど、この試合でケリーがやったどのヒートより、このファイナルヒートとセミのファニング戦のケリーが内容が良かった。それはイコールファイナルデーにピークを持ってきたということで、ケリーの計画通り。計画通りに自分のピークをコントロールできちゃうところが、すごいな。
今年のケリーはやる気。ツアーやめる気なんてまるでないし、ガチで12回目のタイトル狙ってますです。
でもやっぱりなんか、昨年とがらりと違って見えたのはパーコかな。なんかすごく安定してるし、押し出してくるオーラみたいなものがすごかった。まだ初戦だけど、またまたケリー、パーコのタイトル争いなのかな、って感じ。
ま、セミでケリーに負けたミックが、次のベルズに向けて超気合を入れなおしてることも確実なので、ベルズでは注目だと思う。

写真上から、表彰式、ケリー、パーコ、ミック、会場のキラ、ケリー”

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