メンズ大荒れだったね。久しぶりの意外なメンバーがクオーターから先に勝ち進んだ感じ。
その中でも最後にベルを鳴らして、揚句に鳴らしすぎて壊しちゃったエイドリアーノ・デ・スーザ。スポンサーをなくし、メインスポンサーなしで今シーズン戦わなくてはならなかったようで、本拠地をカリフォルニアからブラジルに移し、最近ようやくペーニャというスポンサーがついて、やる気になったところのこの優勝は、相当うれしかったと思う。
みんな、メインスポンサーがなくなると、急に活躍するよね。ビードとかもそうだったし。絶対にわからせてやる、失敗したと思わせてやるってのは誰にでも起こる感情だから。恋愛と一緒ね。絶対きれいになって後悔させてやる、みたいな(笑)。
なんとな~く、ツキに恵まれていて、最後の逆転劇とか、いい波に恵まれてとか、そういう感じの勝ち方をしてファイナルまで来た、ナット・ヤング。ご両親がサーファーで、レジェンドのナット・ヤングにあやかって、同じ名字だから一緒の名前にしちゃえ、ってんでナットってつけられたらしいけど。ルーキー2戦目にしてWCTファイナルメイクは相当うれしいんじゃないかな。
特に今回のベルズはコンディションもクリーンだったり大荒れだったりと、試練的な感じだったからね。それを勝ち抜いたってのは、自信につながってると思う。
ケリーは腰の故障で、100%には程遠いというという本人のコメントがリリースにあったから、それが影響してるのかな。なんかね、見てても、今一ついつもの感じじゃないよね。全体的にはまとまってるけど、一つ一つのターンがケリーにしては甘い感じ。1戦目もそうだったけど、なんか、違うよな~って感じる。
パーコ。ラウンド3の負けたヒートは、絶対に勝ってたので、ま、試合というのはそういうもので、時にジャッジもミスをする、という風に納得するしかないよね。パーコの10点、9.10がどうこうより、相手のラオニの9.57、9.60が高すぎ。びつくり~~
でも、全体的に見て、サーフィンはパーコぶっちぎりだったと思う。
ゴールドコーストもキラじゃなくてスナッパーのマニューバー勝負だったら間違いなくパーコだっただろうし。
女子のほうは、男子の展開とはまるで反対で、今シーズンの固定上位陣はどうやらカリッサとタイラー。
ステファニーとサリーの代わりにこの二人が今シーズンがっちりやってる感じだね。とにかく二人とも昨年よりだいぶパワーアップしてる感じ。
ただ、サーフィンはステファニーなんだけど、足の故障が心配の種。
ま、ベルズの一般的な正直な感想としては、男子、う~ん、なんだかなぁ~。女子、すっげ~、女なのにやばし……ってところー