カスタムオーダー、コロヘ・スタイル

カスタムオーダー、コロヘ・スタイル

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“面白い記事がサーフラインに出ていた。2012年度からASPワールドツアーでデビューする予定のコロヘ・アンディーノ(17)が、マスターシェイパーであるマット・バイオロスあてに送ったサーフボードのオーダーシートを取り上げた記事である。コロヘほどの大物ルーキーにもなると、一度にオーダーするサーフボードの数は一般の人が生涯にオーダーするサーフボードの数に匹敵するか、またはそれを超える。
今回の場合、コロヘは1月のカリフォルニアで使うボードを8本、オーストラリアで使うボードを8本、ブラジル用に5本、そして強度を損なわずに軽量化されたボードとして、ハイドロフレックスを4本、計25本一度にオーダーした。この記事はマットのブログを記事にしたものだが、そのなかで彼は、父親のディノの代からアンディーノ家のためにボードを作ってきており、二代目のコロヘが若干17歳にしてクオリファイしたことを褒め称えている。それと同時にこのような25本ものオーダーがスーパールーキーからはいってくると、モチベーションレベルも必然的に上がると述べている。
マットが最後に書き足した一文が、おもしろかった。
「でも、休ませてくれたのは1週間か2週間。次なるステップに向けてまた準備だ」
2月のクイックプロを控えコロヘもすごいプレッシャーとの戦いだろうが、それをバックアップする人たちも苦労が絶えないのがこの記事からわかる。それでは、コロヘのオーダーシートをよーく分析し、次にサーフボードをオーダーするときに役立ててもらいたい。

1.1月にカリフォルニア周辺で使うボードを8本。(大至急作る)

ー4 x 6’0” ドライバー 18.56” 2.25” UL イエロー ARC(ブランクス計測)-グラスオン3本+パワーベース1本(2本はフォイルを若干増し、ロッカー少し強め)
ー3 x 5’11” サブドライバー 18.88” 2.25” UL イエロー (ブランクス計測)-グラスオン2本+パワーベース1本
ー1 x 5’11.5”サブドライバー”MF” 18.75 2.25” UL イエロー パワーベース
(若干ロッカーとフォイル追加)
ー計8本

2.2月10日までにオーストラリアに送るボード8本(スナッパー専用)。OZ行きの箱にディノが既存のボード2本を入れるので、ディノが箱のなかになにが入るのかを確認するまでは梱包しないこと!

ー2 x 5’11”サブドライバー(寸法の詳細は後日)
ー1 x 5’11.5” サブドライバー”MF” 18.75 2.25”
ー5 x 6’0” 18.56 2.25” ドライバー
(5本のうち3本は、ロッカー少しきつめでフォイル若干追加)
ー全てグラスオンで

3.ブラジル仕様のボード。2月1日までに用意。(全てFCS/パワーベース)

ー2 x 6’0ドライバー ウルトラライト
ー1 x 6’0ドライバー、カーボンストリップ/強化(チューブ)
ー1 x 6’1Rピン ウルトラライト
ー1 x 6’1Rピン カーボンストリップ/強化(チューブ)
ー計5本 -全てFCS/パワーベース

4.ハイドロフレックスPU -PUのブランクスを使いつつ、軽くてもっと強度があるボードが必要なため。

ー1 x 6’1 Rピン
ー1 x 6’0ドライバー
ー1 x 5’11.5サブドライバーMF
ー1 x 5’11”サブドライバー
ー全てFCS

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