パイプはトライアルが終了

パイプはトライアルが終了

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Finn McGill chaired up the beach as the WINNER of the Men's Pipe Invitational. © WSL / Cestari
Finn McGill chaired up the beach as the WINNER of the Men’s Pipe Invitational.
© WSL / Cestari

予定通り、トライアルスタート。
まぁ、年に一度、ハワイアンローカルが世界に向けてアピールできるときですね。とはいっても、波がねェ、相当厳しかったと思う。ローカルとしてはできる限り本来のパイプでやりたかっただろうけど、何しろ今回は期間中にどうも波が足りなそうで、無理でもなんでも今日やらないと、的なことで、朝かなりもめてたけど無理くりスタート。
それでもたま~に、パイプやバックドアに気まぐれの波が来て、みんな3点を追う展開の中、運が良ければ8点、9点をゲットできる。そうねぇ、今日のトライアルは実力半分運半分的な。画面や写真で見てるより、実際はだいぶヤバかったです。

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ジェイミー・オブライエン
ジェイミー・オブライエン
ジャック・ロビンソン
ジャック・ロビンソン

実力的にはジャック・ロビンソンとジェイミー・オブライエンがずば抜けてたんだけどね。波の見え方が全然違う感じだった。でも結局試合は実力だけじゃないしねェ……。
試合で何が大事かといえば、負けそうなヒートをどうしのいでヒートアップするかだと思う。特に4人ヒートでは2位上がりでもいいわけなので、いかにして3位にならないか、という僅差のヒートを切り抜ける我慢強さと、あきらめない粘り強さが大事だ。

Finn McGill (HAW) wan the Trilas of Billabong Pipe Master 2016 © WSL / Poullenot
Finn McGill (HAW) wan the Trilas of Billabong Pipe Master 2016
© WSL / Poullenot
ゲビン・ベッシェン
ゲビン・ベッシェン

このトライアルで優勝したフィン・ミックギル(ツは限りなく小さく発音)、16歳。別に全然目立ってたわけじゃないけど気がついたら優勝してたかな(笑)。そんな感じ。危ないところをうまく切り抜けてた。2位のゲビン・ベッシェンとともに本戦ラウンド1へ。

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日本から、というか、ハワイ在住なのでハワイリージョンの選手だけど、日本人の脇田貴之もトライアルに出ていた。このトライアルはハワイの選手のためのものなので、日本リージョンの日本人じゃ、ワイルドカードじゃないと出してもらえないからね。ワイルドカードは狭き門だし。

脇田貴之
脇田貴之

しかし毎年思うけど、このハワイ日の丸特攻隊、いつまで脇田くんが日の丸背負わなくちゃならんのだろうね。奇しくも今日は脇田くんの45歳の誕生日。パイプライナー、ビッグウエイバーとしては厳しくないかね。ま、ケリーやドリアンも同年代にいるけど、あの人たち別枠でしょ。ハワイ日の丸特攻隊も世代交代しないとねェ。
明日もできればやりたいんだと思う。ラウンド1だし、負けがないので、頼むよ、なんとか納得してやってくれ、って選手に頼みこんじゃう感じ?
明日できれば次のスウェル、金曜土曜で終われるしね。

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