著者 からの投稿 F+編集長

F+編集長

1585 投稿 0 コメント

F+025号、配布開始は3/10から

F+025号が3月10日から配布開始です。今号はズバリ“ミックイシュー”。表紙はもちろんミック・ファニング。 世界のサーフコンペティションシーンを追う唯一無二のフリーマガジン『F+ MAGAZINE』を確実にGETが出来る(ご自宅に年4回自動郵送される)、F+年間購読会員にぜひご登録下さい。 さて、F+025号の内容をご紹介します。 【-BACK...

VOLCOM...

ブランド創設から25年もの間、世界中でボードスポーツ界を牽引してきたVOLCOM。 クロージングブランドならではのデザイン性と、40年以上も研究と開発を重ねて生み出されたMade In...

パタゴニアのアンバサダーに田中宗豊が加わる

独自の商品開発コンセプトで魅力ある商品群を世に問い続けるパタゴニア。 チームライダー選びも独自で、ライダーではなくアンバサダーという名称で、文字通りパタゴニア哲学を体現する人選がなされている。 そんなパタゴニア日本支社から、田中宗豊が新たにサーフィン・アンバサダーになったというリリースが届いた。 いやぁ、超懐かしい。お元気そうで何よりです(笑) 田中宗豊は90年代に活躍した関西のビッグウエイバーで、もの静かながら味のある、スタイリッシュなサーフィンをする選手だった。 下記、リリースに記された田中宗豊(タナカ ムネトヨ) プロフィールを転記すると、 1974年生まれ、大阪府出身、徳島県在住。田畑に囲まれて育つ。中学2年生の時に出合ったサーフィンの虜となり、プロサーファーを志し17歳の秋に徳島県宍喰町(現・海陽町)に単身移住。20歳でJPSAプロテストに合格。その後、ビッグウェーブサーフィンに魅了され、国内のアウターリーフやハワイ、メキシコ・プエルトエスコンディード、インドネシア・G-Landなど海外のビッグウェーブスポットで経験を積み現在に至る。 現在は徳島の自然豊かな環境のもと、クラシックサーフィンを追求しながら、家族4人で米や野菜・ハーブを育ている。自ら実践するだけではなく、昔ながらの農法を自然体験プログラムを通じて教えている。 とまぁ、宗豊らしいというか、パタゴニアらしいというか、ベストマッチな人選だと思う。このちょっとシャイな感じの笑顔は、20年前とほとんど変わらない。宗豊の作ったお米、美味しそうだな。 個人的には、久しぶりにほっこりしたニュースだった。

つのだゆき寄稿のサーファーズジャーナル日本版絶賛発売中

お待たせしました、つのだゆき寄稿のサーファーズジャーナル日本版絶賛発売中でございます。 つのだゆき、渾身の、魂の一文、掲載されておりますので、よろしく。 サーフィンコンテストに関する私なりの集大成論文とでも申しましょうか、ま、コンテストだけがサーフィンだと思ってるでしょ、あのババア、と思われがちなつのだゆきの意外な一面というか、実はオバサンはみんなの思ってるオバサンとは違うのだよ、という感じかな。 ひとりでも多くの人に読んでもらいたいので、手前味噌ながら、よろしく! http://surfersjournal.jp/ でサワリだけはチラ見せされてるようよ。

ガブリエル・メディーナ、サーフィン虎の穴開設

サーフィンというスポーツもいよいよここまで来たか、という感が強いニュースが飛び込んできた。 ガブリエル・メディーナが、自身がサーフィンを始めた思い出のポイントのビーチフロントに、エキスパートサーファー養成所を開設したのだ。 建設費用はすべて彼のポケットマネー。ま、伊達直人が子供たちに寄付するような感じ? 古くて話がわからん人はグーグル先生に、タイガーマスクってなに? って聞いてください(笑)。タイガーマスクを生んだ虎の穴は悪役レスラーの養成機関だったわけだけど、ま、ここで得た技術を持って、孤児から正義派のヒーローになるんです。 ガブの養成所は、タイガーマスクが地獄のトレーニングでテクニックを習得したように、才能のある10歳から16歳の子供を集めて、ガブリエルがやってきた方法を伝授して、サーフィンエキスパートを養成しようというコンセプト。技術面ばかりでなく、体力面、メンタル面、語学の勉強も、救急措置も、道徳的なことも、ありとあらゆることを教えてくれるスーパーサーフィンスクールなのだ。そこで2月1日に38人のエリート候補生が歩み出した。 彼の両親、チャーリーとシモーヌはガブが若いころ、ガブのサーフィン上達のために、ありとあらゆる努力と投資を惜しまなかった。その結果がブラジル初のワールドチャンピオンにつながったのだ。そして今なお、すべての試合に付き添い、フリーサーフィンもヒートも残さずビデオに収めるパパ、チャーリーの姿は、すでにツアーの風景の一部。その彼らファミリーが歩んできた道、運命を切り開く方法を惜しみなく後進に伝えるための施設でもある。 プロスポーツ選手として成功した後に、慈善事業や寄付と言った社会の成功者としての活動や、自身が愛したスポーツへの恩返し的な行為はよく見られる。しかし、養成所を作るというのはサーフィン界では初めてのことだし、相当メジャーなスポーツでないと聞かない話だ。コンセプト的にもコスト的にも、サーフィンもいよいよここまで来たか、と思ったのがそこだし、またそれは管理育成されたアスリートだからこそなのだと思う。 サーフィンというのは感覚のスポーツという側面もあり、例えばケリーがケリーのやってきたことを子供達にやらせたところで、子供たちはケリーにはならないだろうと思う。ケリーの時代のやり方はもっと感覚的なものだった。しかし現代サーファーは、そのトレーニングメソッドが確立されていて、コーチを受け、トレーニングを受け、の結果なので、そのメソッドは具体化されて後進に伝わるわけだ。 わかりやすく言えば、あんな感じ、こんな感じ、ではなく、あと腕を10センチ後ろに動かして、肘の角度は45度……みたいな(笑)。 あんな感じは伝えられないけど、あと10センチは確実に後世に伝わる。 ま、なんにしてもガブリエル・メディーナという選手が、ワールドチャンピオンにふさわしい品格と思慮と行動を身に着け、その体現をした、というのがこのニュースの本質だ。あの若さで、すごいな、と思う。

ミック・ファニングにオーストラリア勲章を授与

ミック・ファニング1月26日のオーストラリアデー、つまりオーストラリアの建国記念日(イギリス艦隊がオーストラリアについた日)に、名誉ある国民として勲章を授与された。これは一般市民としてのオーストラリア人が受けられる最高の栄誉の一つだ。 この勲章はオーストラリアの女王であるエリザベス2世によって、1975年に創設されたもので、日本で言えば文化勲章のようなもの。国民栄誉賞よりはだいぶ格式の高いものになる。オーストラリア人として誇り高き行動をとり、国内外で大きな成果を上げたものに与えられるのだ。 プロサーフィンに大きく貢献するとともに、幅広い慈善活動での成果を評価された。 「こんな栄誉ある勲章をもらえるなんて、光栄だよ。誇り高きオーストラリア人としてナイトとして認められるようなものだからね。僕はサーファーとしてやってきたけど、この受勲は長年やってきたチャリティ活動が評価されたものだと思う。チャリティは見返りを求めないものだけど、こうして評価されることは光栄だし、サーフィン以外の部分で認めてもらえたのも格別なことだと思う。ワールドタイトルとはまた違った感動だよ」。と、ミック。 後日授賞式典があり、そこで他の受賞者とともに受勲することになるが、ミックの今までの功績を考えれば、当然の受勲と言えるかもしれない。おめでとう。

カノア・イガラシ来日決定、サイン会@インタースタイル2017も開催

2016年、日本人の両親を持つ純粋な日本人として初めてCTに参戦した、カノア・イガラシ。昨シーズンは長いこと“Round3の壁”にぶち当たっていたが、最終戦のパイプラインで壁を越えるどころか、ジョーディにケリーまでをねじ伏せてのファイナル進出。 2020年東京オリンピック開催までには、年齢の問題で日本かアメリカかの国籍選択を迫られるが、カノア自身は先日放映されたNHK-BSのパイプマスターズ番組内インタビューでは「日本人としてオリンピックに出場したい」と明言していたこともあり、今後のカノアの動きには誰もが気になることだろう。 そんなカノアの来日が、昨年に続き決定。 来日期間中の2月14日(火)には、パシフィコ横浜で開催される「Inter Style」会場にてサイン会も決定した。 【五十嵐カノア サイン会概要】 日時:2017年2月14日(火)...

Volcom...

2017年のワールドツアー、初戦は3月14日からスタートのゴールドコースト。まだ1ヵ月半ほど先になるのでしばらく時間があるが、QSは既にスタートしているわけである。 QS第1戦(QS1,000)はカノア・イガラシが彼のホームであるハンティントンビーチで優勝、2位には日本の仲村拓久未がつけ、新年早々WSLの幕開けに花を飾った。 また、先日サンセットビーチで終わったばかりの第2戦(QS1,000)はジャック・ロビンソンが彼自身のキャリア上で初めてとなる優勝を遂げた。 他にもQS1,000~1,500のイベントは既に5戦を終えているが、今シーズン最初の目玉イベントとも言えるQS3,000の第6戦『Volcom Pipe...

ローソン子ちゃん

この子は誰なのかというと、ローソン子ちゃんだ。 東浪見の交差点から茂原方面に少し行った先、再会ラーメンの隣にローソンがある。そのローソンの駐車場を根城とし、ローソンのお客さんたちにお弁当のおかずを分けてもらったり、キャットフードを買ってもらったり、きっといろんな人からいろんな名前で呼ばれてた野良猫ちゃんだ。 車が来るとすぐに寄っていくような、冬は特に暖かい車の下に潜り込むような、もうあの駐車場で人間相手に生き抜く術を知り尽くした子だった。すりより上手。 店の人の話によると、最初は首輪をしていて、きつくなってかわいそうなので外してあげたんだそうだ。子猫の時に迷子になると、成長して首輪がきつくなってしまって悲惨なことになる。外に出す猫ちゃんの首輪は、すぐに切れるものにしてあげたほうがいい。うちは首輪はしないんだけどね。かわいそうだから。ましてや鈴なんて猫にとっては超迷惑でしょ。いちいち動くたびに耳元であの音がしたら、人間ならノイローゼになっちゃうよ。 基本猫は避妊手術後、完全室内飼いが一番平和で長生きする。 でも、この子はローソンの子になった。 そして最近、心ある猫好きに保護されて、健康診断、避妊手術、寄生虫駆除も終わり、健康にすくすく、ヌクヌク、室内飼いをエンジョイしている。第2の人生の名前はタマ子ちゃん。 外に出してもすぐに家の中に入ってくるそうだ。居心地がいいことがわかっちゃったわけね。この子をあのローソンでかわいがってたみなさん、タマ子は今、超幸せに一宮町のあるお宅でかわいがられて暮らしています。ご心配なく。