F+編集長
ケリー優勝、タジ2位
う~ん、結局K様だったか。
優勝ケリー、2位タジ、3位ジョーディ、ティアゴ。
順当のタジ、ケリー。セミはふたりともぶっちぎりで勝ち上がり。
勢いはタジだったんだけど、波がなぁ……ああいうクソ波というか難しいコンディションになると、ヒート運びのうまいK様だな。
さっさと2本まとめて、タジが必要だったのが7.2とかだったかな。で最後にいいのに乗っていいセン行ったかなと思ったんだけど、7.1とか、わずかに足りず。どっち道その前後にケリーも乗ってたので、最終的にはもっとはなれてたかもしれないけどね。
でもそのポイントコールもなかなか出なくて、ウイナーのコール出たのは終了のホーンが鳴ってから。ま、なんかその辺も違う意味でエキサイティングだった。
これから写真見ながらいろいろ考えて、分析してみるよ。
K様、39歳にしてまだまだ勝てるし、今年のタジは一味違うし。
詳しいレポートは後日あげるから(帰ってから、気が向いたときにね~)F+ニュースで。
アクションありチューブありのいい波
朝クオーターの4ヒートが終わった時点で数時間のブレイク。潮待ち。
1時再スタート予定。このまま終わろうと思えば終われたけど、止めるあたりがね、ロッド・ブルックスだな。さすが。こういう贅沢な決断というか、ここまで波質の最もいいところで、ということにこだわるあたりはね、ロッドの右に出るものはいない。
日本だったら、止めないんだろうな、きっと。早く終わったほうが、関係者一同は何かと便利だし。
で、私にとってはこのブレイクはうれしいわけで、この間を使ってファイナルデーの中間報告。
朝一にベランダで見たより、スタート時のほうがものすごくいい波。特に朝イチのケリーのヒートはいい波に見えた。って言うか、ケリーが上手くて波がそう見えたかも。その割には点低かったけど。
特に1本目のトリプルチューブ。私は朝もはよから、あぁ、今日1本目から9.50だぁ、と思ったけどね。ジャッジは8.73って押さえちゃったもんで、全体のスコアラインの低いこと低いこと。
そうねえ、K様、本日ペースアップって感じかな。
タジはいつもの突然の壊れる感じがなく、なんか集中できてるし、落ち着いてる。すごく自信をもててるように見えるね。
危なっかしいながらも7点台で逆転の連続で勝ち上がってるジョーディ。ま、コンテストはえてしてこういう人や、ティアゴみたいに、あ、こんなところまで勝ってたんだ、って思う人が勝ったりするわけだけど、潮のいい、朝みたいなコンディションだったら、K様ダントツ。うまいなぁ~、と思ってしまうよ、ホント。特にチューブの安定感。出てこない気がしないもんな。
ケリーVSティアゴ、タジVSジョーディ。
順当ならケリーVSタジで、これはどっちでもアリ。勢いはタジ。
Futuresよりロブ・マチャドフィンが登場
常に斬新なアイディアと最新鋭のテクノロジーをフィン創りに反映させ続ける「Futures」。そのFuturesよりスタイルグル、ロブ・マチャドのシグネイチャーフィンがリリース!今回のシグネイチャーモデルには、優れた再生能力と旺盛な成長力を持つとして、環境保護の観点から注目されている竹(BAMBOO)をマテリアルに使用している。 軽量かつ弾力性に富んだカーボンとバンブーからなるこのフィンはVECTOR...
女子はカリッサ。タジ、やばいし
ウイメンズファイナルデー。
優勝カリッサ・ムーア、2位タイラー・ライト、3位ローラ・エネバー、サリー・フィッツギボンス。ステファニーは今シーズン5位スタート。
ここで、ワイルドカードでファイナルに進出したカリッサ・ムーア、今年は堂々WT選手として優勝。しかも今回は持ち前のスナップ、スラッシュ系のマニューバーにパワフルさを加えてかなりパワーアップしている、進化型のカリッサだった。それはすなわち女子のサーフィンがますます進化しているということで、今年は独走だった女王ステファニーも、うかうかしていられないと思う。
いや~、カリッサ。今日一日見てて、見るのが楽しみ、面白いなぁと思うぐらい上手かった。日本に来れば男子の部グラチャンとれるかも。
暴漢に襲われたり、突然の移籍問題などでオフの間ロクな練習が出来なかったのではないかと思われるステファニー。やはりなんとなく元気がないというか、集中できてないというか、らしくないサーフィン。全くいいリズムに乗れずにルーキーのローラ・エネバーに破れ5位。
負けた選手の全体的な傾向は、ワンターンはすごくても全体がまとめられないという感じ。あと、サリー・フィッツギボンス、タイラー・ライトのスタイルが気になるふたりは、個人的にはものすごく点が高いと思う。このふたりのファイナルかもと思ったけど、じゃ、でっちり対決ってタイトルか? とか考えちゃったもんな。私はどうも好きになれないな、あのスタイル。サーフィンってスタイル大事だと思うんだけど……。ま、少なくとも今日のジャッジにはスタイルは関係なかったな。
男子はもうタジの日。あのラウンド5のファーストリップはヤバかったです。うっそでしょ~、みたいな。パーコちゃんはラウンド5で勝ってたのに最後にプライオリティを持ちながら、ジョーディに乗らせちゃうし。あれやって勝たせてはもらえないよな。何で乗らせたんだろ。K様は危ういながらもQFへ。ファイナルデーに照準をあわせたペース配分?
とにかく明日、後7ヒートでこの修行というか拷問というかもおしまい。
タジ、スーザの語り継がれるエキサイティングヒートは、後ほど(明日の朝かな~)ASPジャパンのブログで。
カリッサ・ムーア
タイラー・ライト
タジ・バロウ
女子ラウンド4、男子ラウンド3
カリッサ・ムーア
予報では本日が一番いいはずの日。
例によって朝一で起きると、またT様が静かなたたずまいでパソコン、昨日から引越してきた滞在延長Y様はベランダでスナッパーを見ながら一服。
なんか、わ~きゃ~な感じではないものの、やはり今回の旅で一番いい波なので、しょうがないな、今日は下界に下りるか、みたいな。
でもコーヒー飲んだりメシ食ったりしているうちにどんどん潮があげてきて相当ヤバメの状態になってきた。
女子のラウンド4、4ヒートの後、メンズのラウンド3を12ヒート。
う~ん、やはり我が家のベランダから見るより臨場感はあるね。トップのマニューバーが見える新しいカメラアングルもいいけど、会場にいると雰囲気が伝わるというか、うん、コンテストに来たなって感じ。
で、今日は1日下界。途中雨が降ったりしてけっこうつらかったけど。
女子は順当といえば順当。
ただ今シーズンの女子のルーキーは押しなべてスタイルがいい感じ?
ニュースクールというか、ステファニーの後の世代をなんと呼ぶか、私が決めればいいわけだけど、女特有のお尻が下がっちゃう感じの新人はタイラーぐらい?
話題にはなってるけど、私はのタイラー・ライトのしゃがんじゃう感じのケツサーフィンはどうも好きになれないんだよな。それだったら、負けたけどフランスのポーリン・アドのほうがスタイル的には美しい感じがするけど、どうなの?
ココ、カリッサは今までのシャープでトリッキーで新しい女子のサーフィンにステファニー独自だったパワーが加わってきた感じ。進化してるな。
男子は今日のところはなんかもう、全然ケリー。KS11も十分あるね。なんかね、ますますラインが太くなった。私はオヤジ、まだ進化してるな、と今日思ったけど、どう?
はぐっちゃったファニング。波の選択ミスというか、例のなにかに取り付かれたモードのファニングがでちゃってペースバラバラ。相手のダズティが先にペースセットしちゃって、そのままやられた。ま、ローカルだけに奥に行き過ぎて待ちすぎた感じかな。ローカルノーリッジが裏目に出た感じ?
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ミック・ファニング
ケリー・スレーター
ケリー様、グリーンマウントのむこうへ
男子クイックシルバープロのラウンド2。
なんかねぇ、期待しすぎ??
ずっと波がよくなかったし、今日こそ今日こその日曜日だったから、さぞかしと思いきや、5時半起床、T様すでにメールとかしているリビングにいき、窓から会場を見ると、う~ん、ゆきちゃんが思ってたのと違うんだけどぉ~~~~、みたいな。
T様はとっくの昔にモチベーションダウンで、パソコンに向かってたわけなんだけどね。
8時スタート、メンズラウンド2。ま、ラウンドワンが順当だったので、ラウンド2はほぼ文字通りのルーザースラウンドだったんだけど、お伝えしたようにいきなりビード敗退。その後ホブグッド兄弟、テイラー敗退。
なんかすごくトリッキーというか、ひどいコンディションだったな。特に午前中。もうどうしてこんなことになっちゃうんでしょうか? みたいな感じだった。風、雨、波はダラダラ。もう少し東にスウェルが振れればいい感じなんだけど、南すぎてみんな逃げちゃう感じ?
潮が引いて少しはよくなるかと思いきやそうでもなく、よくなってきたのは夕方近く。
でもその時点ですでにラウンド3はやらないことになっていて、折からの日曜日に集まったたくさんのキャラリーのためにエクスプレッションセッションが行われた。ファニングやケリーが出てきてギャラリーは満足だったと思う。
特にケリー。ずっと波を乗り継いでグリーンマウントのむこうまでいっちゃったし。
なんかねぇ、いつになったら本当によくなるんだろう……みたいな感じなんだけどね。
カイ・オットン
ミック・ファニング
ブレット・シンプソン