c ASP / Kirstin
ガブリエル・メディナねェ……
なんか、今シーズン序盤は予想外の展開になっている。
ここ数年ずっと定番のようなミック、パーコ、ケリー安泰、そこにチョロチョロ誰かがからむ、というより、なんか、世代交代ムードバンバンなメンバー。そこにミシェル・ボレーズからむ、みたいな(笑)。
フィジーはもう、波も波だし、クオーターから先のメンツが個人的にホントにどうでもいい感じだったので、あまりエキサイトしなかったけど、ま、ナット・ヤング、ミシェル・ボレーズ、ガブ、コロヘ、と、自信がサーフィンを変えたというか、結果が自信を、自信が結果を変えた感じのメンバー。波が本来のフィジーなら、またまるで違う感じだったんだろうけど……
何年か前にアメリカ人の友人とガブがワールドタイトルを取るか取らないか、って話をした時に、私はガブが取るならスーザを先に……と思ったけど、その友人は一瞬の迷いもなく、いつか取るよ。だってオールラウンドだから、と言ってのけた。確かにワールドタイトルにはオールラウンドにどんな波でもエクセレントポイントを出して乗りこなせる、というのが必要不可欠だ。しかも1年を通じてコンスタントな成績をあげる必要もある。
c ASP / Robertson
そういうワールドタイトルの条件的なことを考えると、ガブって本当にそういう感じのサーファーだと思う。強烈なインパクトはないと思うけど、コンスタントに自分のサーフィンを出し、チャンスが来れば逃さずに勝つ。
彼のサーフィンがワールドタイトルにふさわしいかどうかはまた別の論争になるわけだけど、序盤のガブを見ていれば2014年、ブラジルに初のワールドタイトル、ってのも夢じゃない。
でもなぁ、個人的にはその図は思い浮かばないんだけど……でもって、それはタヒチに初のタイトルのミシェル・ボレーズも同じなんだけど……