8年前にサメに片腕を奪われたカウアイのベサニー・ハミルトンのことは、サーファーのみなさんなら覚えてると思うんだけど、このたび彼女のストーリーが映画化され、ついにアメリカで封切られた。
映画のタイトルは“ソウルサーファー”といい、すでに出版されている彼女の本と同じタイトルになっている。先月はべサニーの地元カウアイ島にてプレミアが開かれ、ハワイのTVでもそれ以来盛んにソウルサーファー&べサニーが取り上げられており、べサニーもこのごろインタビューだなんだって嬉しい悲鳴なんじゃないかなー
この映画、意外と有名どころの俳優さんたちが抜擢されてるんだよね。べサニー役のアンナソフィア・ロブは「テラビシアにかける橋」に出てたらしいんだけど、観たー 知ってたー …まっ、主役はいいとして(笑)、べサニーの父親役にはデニス・クエイド、母親役はなんとあの美しいヘレン・ハントが演じてるんだ。おとといの晩、そのへレン・ハントがCBSの夜中のトークショー番組「ファーガソン」に招待され、プロモーションしてた。ところが司会役のファーガソンは冗談ばっか言っちゃって(いつものことだけど…)映画のことはそっちのけで悪ふざけばっかり。へレンも若干嫌気がさしてたと思うけど、キュートなスマイルで最後まで乗り切ってたよ。彼女も、サーフィンに病みつきになっちゃったって言ってたな。
映画のなかには実際にべサニーのベストフレンドであるアラナ・ブランチャード役もでてくるんだけど、その役はロレイン・ニコルソンっていう女優さんが担当。でも、サーフシーンの撮影にはなんとアラナ本人がスタントをこなしたというんだから、だいぶ見応えのあるサーフィンが期待できそう。もちろんべサニーのサーフシーンは、べサニー当人がやってるよ。
このロレインなる女優さん、なんだか映画界では超ビッグなラストネーム持ってるけど、なんとジャック・ニコルソンの娘っていう噂もっ! No ways!
今月19日からはオーストラリアでベルズがスタートするけど、ウィメンズのイベントのワイルドカードに、なんとべサニーが選ばれてるんだな。レッドカーペットとワールドツアーイベントの両立はむずかしいだろうけど、これまで苦難を乗り越えてきたべサニーなら世界中のサーファーに感動を与えてくれることだろう。
べサニーのオフィシャルホームページもよろしく。”