F+編集長
エディ・アイカウのピリオド終了
今年もエディが行くことなく終わってしまった。ASPのニュースリリースによると、2月28日(ハワイ時間)をもって、3ヶ月にわたって続いたQuiksilver in...
テイラー・ノックス、リーフへ
テイラーノックスがリーフフットウエアに移籍した。これで、ミック・ファニング、ロブ・マチャドとチームメイトになる。すでにこのゴールドコーストではテイラーの板にリーフのロゴが入っている。元選手、現在はリーフのシニアマーケティングマネジャーのヒース・ウォーカーはテイラーの長い選手キャリアは彼が本物である証だし、そのパフォーマンスはまだまだ衰えることを知らない。だから彼はこのブランドの素晴らしい広告塔になると思うよ、とコメントしている。テイラーは、リーフのような大きなブランドでファニングやロブなどのすごいチームメイトたちに加われるのはとても光栄だし、やる気になる、と意気込みを見せていた。玄人好みのテイラー、現在はWT最年長選手ということになるが、この先もっトもっと活躍して欲しいと思っているファンも多いはず。だってね、あの張り付いてるみたいなトップのカーヴィングと、なが~いラウンドハウスカットバック、超かっこいいじゃん。
頑張れまりちびちび
突然ついツイートしてしまったですが、頑張れマリチビチビ。
まりちびちびは誰なのかというと、ウチの外のネコの、魔性の女、マリの昨年秋の子供。写真の目を開いてこっち向いてるのがマリチビチビのご幼少のみぎり。ママがマリ。マリの子供はどうも遺伝的に問題があったりするようで、ほら、外の子だから近親相姦ぶりぶりだしさ、生まれてもみんな死んじゃうんだよね。
過去数年間に20匹以上生んで、生き残ってるのはマリチビとマリチビチビの2匹だけ。昨年は春に5匹、秋に4匹生んで、生き残りはマリチビチビだけ。
しかもそのマリチビチビは私がGCに来る前に高熱を出し、3日3晩生きる屍状態。
毎朝外の子達の小屋、発泡スチロールの箱の中で動けなくて、死体のようにデロンとなってた。
私はもう外の子は助けないと、心に決めてたんだけど、3日間動かずの状態でも生きてるとなると、なんかねぇ……。で、明日の朝息をしてたら獣医に連れて行こう、と決めたわけだけど、生きてたのよ。
で、まっすぐ入院。数日後熱は下がったんだけど神経系統に後遺症が残り、目は見えない、舌が動かないので自力でご飯が食えない、後ろ足が動かない、という、ヘレン・ケラー的大問題が残り、1週間たっても回復せず、安楽死なのか、という状態で、しかも私はGCにこなければならず、前日夜、校了のさなかに覚悟を決めて獣医さんに連絡すると、なんと、すこ~し舌が動いて液体は入れてやれば飲めるようになったという。
何も変わらなければ、すでに野良ちゃんなら死んでいるので、もう安楽死も仕方ないと覚悟しての電話だったんだけど、それを聞けば決心ガラガラ。結局もう少し様子を見ることになり、入院継続してきた。
実はさっき留守番からメールがあり、いまだ入院ながら、栄養点滴がはずれ、少しご飯が食べられるようになったという。
ただ、目が見えないので口のところに持って行かなくてはならず、ご飯を食べるときはクビが変なふうに曲がり、後ろ足が上手く動かないので、歩こうとするとグルグル回ってしまう、という、もう結構QOL激下り状態。
でもね、マリチビチビは生きてるわけ。3日間息をしているだけの死体状態だったのに。で、そうなると、頑張れ、となってしまうわけよ。
でも、問題はこのマリチビチビ、まるで人に慣れない野生動物のような野良猫なのよね。助けたはいいけどこの先が大変だし、人にかまわれることがストレスになるようなら、助けたのか助けてないのか、微妙なところ。悩みはつきない。
今日のお目ざ……薬丸
今日のお目ざはオンショアブンブン。
こんなにオンショアって吹き続くのね。日本なら朝晩は一時落ち着くのに、野性的な天候のオーストラリアではずっと吹きっぱなしだし。風波のサイズは上がってるかもだけど、話にならずですわ。
DRAGONからミック・ファニングモデル登場
SHIELDレンズの両面にホコリや汚れが付きにくいコーティングを施すなど、デザイン性だけでなく機能性も重視したミック・ファニングのシグネチャーモデルがリリース。包み込むようなフレームデザインにワイドなテンプルが重厚感溢れる仕上がり。更にノーズ部分にもラバーを施し、ストレスを感じさせない高いフィット感を実現している。JET /...
変身ファニング
ラウンドワンのF+オリジナルハイライトシーン、F+サイトのビデオコーナーにアップしました。コンテストのときは1日100回ぐらいF+サイトチェックしないとついてこれないよ。
ブログだって2回更新さ!
さて、F+サイトにアップされているミック・ファニングの最新インタビューで、ファニングが以下のように言っている。
「ジャッジが要求してるものは、去年みんな確認できたと思うんだ。その結果いちばん得したのはファンだよ。ジャッジングの基準を変えるっていう話は昔っからあったけど、変化といえる変化は今までなかった。去年いきなり180度転換したりするもんだから、僕らも慌てふためいたよ。でも、それでよかったと思ってる。そっちのほうがエキサイティングだし、新しい技のレパートリーも増えたし、自分のスタイルにも変化を与えた。その変化を認めてくれるといいんだけどね(笑)。こればっかりは始まってみないことには分らないよ」。
確かに彼のいうように、ジャッジ基準の変更で試合でのポイントの出方はだいぶ変わってきたし、選手たちもそれに合わせていろいろ工夫してきている。もちろんファニングもこの言葉どおり、昨シーズン後半からいろいろ組み立てやサーフィンの傾向を変えてきている選手のひとりだし、ファンはそのエキサイティングな試合を楽しんでいる。
それまでのファニングはどちらかというと、きっちりきっちり、無茶はしないで点になるリップを確実に何度も繰り返す、という、どちらかといえば単調な意外性のない組み立て。派手なワイプアウトもない代わりに派手なエアーもないといった感じで、デーンやジョーディに較べると、早いだけでちょっと退屈だなぁ、という感じは否めなかった。
しかしこのところファニングは明らかにその組み立てを変えてきていて、昔ならファニングが試合でエアーというのはとても考えにくかったけど、今はちゃんとリスキーなエアーも組み入れてくる。
今シーズンスタートのこのクイックシルバープロのファニングも、明らかに違っていて、各ターンの変化というものをとても意識しているように見えた。インタビューで言っていることを実行できてるってのがすごいなと思う。頭ではわかっててもなかなか実行できないのが上にいけない人々なわけで、やっぱトップはトップなんだな、と。
現場のゆきさ~ん、は~い、こちら現場で~す
オンショア、超スモール、どう考えてもどうにもならない。もしかしたら、私が今まで見たスナッパーの中で一番ひどいかも。よって、本日はコンテストディレクター、ロッド・ブルックスの意見を聞くまでもなく、キャンセル。モバイルなので、動けばって可能性もあるけど、ノースウェルにつき、動いてもどうにもこうにも……