優勝フィリッペ・トリード、2位フレデリコ・モライス、3位ガブとジュリアン。
本当に今シーズンのルーキーは即戦力。フィジーのコナー・オレアリーに続いてフレデリコもファイナルメイクだ。
いい波で大きいラインを描くサーフィンはちょっとパーコに似てるかな、と思う。両手を大きく広げて回る感じ。
フィリッペ、本当に気合入ってたと思う。どのヒートもしっかり自分のやるべきことができてた。パパ強し。余談ですが、子供の名前はマヒナ。
そうねぇ、薄いっちゃ薄いんだけどね、フィリッペのカーブ。でも大きいんだよね。でもって特大フローターとかリバースとか、いろいろ、おぉ~、っての入れてくるからどうしても点出ちゃう感じ。フレデリコのほうがえぐるから、いい波をつかめばポイントは伸びる。ファイナルもベストライドはフレデリコ。バックアップが足りなかっただけだから。
ま、今回はやり直しヒート2回食らってご災難だったジョーディに勝ってほしかったんだけどね。朝一にフィリッペに速攻食らって、そのあとずっとコンボで負けちゃったね。
ケガで途中退場するしかなかったケリーのR3の不戦勝をゲトったあたりから、流れはフィリッペだったのかも。ラウンド4もジョーディに負けてたけど、サメ中断のやり直しで1位でQFだから。
終わってみれば8本の10点満点。ジョーディ3本、フィリッペ2本、ジュリアン、ジョンジョン、フレデリコが各1。でかすぎたり、風が吹いたり、パーフェクトというよりはチャレンジーなコンディションではあったけど、やっぱりフェイスのあるカービング合戦は見てて面白いね。ポジティブ、ネガティブ、どちら方向もドラマにあふれた2017年Jベイでした。