F+編集長
ジョンジョンのツアー復帰がもたらす関係各所への影響
ヨーロッパレッグも終わり、タイトルレースの行方も何となく見えてきた……はずだったんだけど、ヨーロッパでは番狂わせがおこり、タイトルレースの行方はますます見えなくなってしまった。
ガブリエル・メディーナがポルトガルで決めちゃう勢いだったのに、まさかのインターフェア負け。フランスも取りこぼしていて、2試合連続の9位。フィリッペは不運にもケガで本領を発揮できずに一歩後退、しかしこのヨーロッパレッグを2位、優勝で駆け抜けたイタロ・フェレイラがガブに代わってタイトル争いのトップに立った。ジョーディも差を詰め、イタロ、ガブ、ジョーディの差が1000ポイントちょっとというクロスになり、4位のフィリッペとイタロの差も2000ポイント以下。パイプのでき次第でどうにでもなる感じになってしまった。
また、オリンピックCT枠の争いも熾烈で、ブラジルはイタロ、ガブ、フィリッペの中のふたり、アメリカはコロヘが確定しているので、残り1枠をジョンジョンとケリーの一騎打ち。現状ではケリーはパイプで5位以上がジョンジョンを抜くのに必要なんだと思う。
そしてこのタイミングでジョンジョン復帰のニュース。
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TBS『私の翼たち』10/13夜、つのだ出演決定。その前に台風対策を
TBSテレビ「私の翼たち」毎週日曜日夜放送
わたくしの出番は今度の日曜日夜になりました。アスリート加藤嵐の第2回目。番組改編のシーズンにつき、オンエアの時間がちょっとずれているようで、22時48分から54分までとなっておりますので、よろしく。
加藤嵐がアスリートでなかったら……に私はなんと答えたでしょう?
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プロサーファー加藤嵐がTBSテレビ『私の翼たち』に出演
TBSテレビ「私の翼たち」毎週日曜日夜放送
10月放送分にプロサーファー加藤嵐が出演します。
私も全4回のうちのどれかの回に出演します(笑)
毎月ひとりのアスリートをキーパーソンに、そのアスリートを支える人物が登場します。彼らに投げかける質問はたったひとつ、「もし、彼(彼女)がアスリートでなかったら?」
この質問がアスリートの知られざる、そして意外な一面を浮き彫りにします。
彼らが語る様子をアスリートが見たとき、アスリートはどんな思いを抱くのか?
自然で飾らない声、表情に注目です!
というコンセプトの番組で・・・
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WSG宮崎&五輪日本代表、WSLタイトルレース展望と来季のQSフォーマット
今日本でCTやったらこうなる、という感じの宮崎ISA ワールドサーフィンゲームス2019も終了。ブラジル強いなぁ、ってあのメンバーじゃね、もうどうにもこうにも(笑)。例えば全地球軍として世界中から選び放題でチーム組んでも、あの3人でいい感じだもんな。究極のオールラウンドチーム。
日本チームは五十嵐カノアの意外な早い段階での敗退の代わりに、村上舜がファイナルまで勝ち上がって2年連続の4位、押しも押されぬメダル候補。おかげで団体3位入賞。今自分のできることが短時間のヒートの中でしっかりできればこういうことが起こる、ということなんだと思う。
女子の筆頭は松田誌野の15位。
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都築有夢路、CTクオリファイ確定なんだろうな
都築有夢路、CTクオリファイなんだろうな。おめでとう。
一昨日かな、QFに勝ち上がったニュースを見たときに、優勝したらCTじゃん、と思ったし、あるかもな、とは思った。予感的中。
女子に関してはこの先シーズン終了までビッグイベントがあまりないので、そう大きなランキングの変化はなさそうだ。今tentativeつまり、暫定になっている最後のQS6000イベントが確定するかしないのかで多少は変わるだろうけど、どのみち何試合かはCTに出れそうな補欠の場所は確保するんだと思う。
シードも上がるし、この1勝で世界中で注目されるので、ポイントも高く出てくるだろうし。まぁ、年間2試合しかない10000を勝って、その年のクオリファイができないとなると、それはそれでまた問題なわけだけど。
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海への感謝の表現は、お辞儀よりも何よりもゴミを拾うことでしょ
え~、オウエン・ライト?? みたいな。
タヒチ、オウエン優勝。コロヘがワイルドカードに敗れているので、イエロージャージーはフィリッペ。それよりジョーディがタイトルレースの2位に躍り出た、ってのがリリースのタイトルになるってのも、なんかどうなの、的な。
セス・モニーツはこの試合3位でアメリカのオリンピックCT枠争いに参戦。コロヘは固いだろうけど、セス、ケリー、コナー・コフィンの2位争いが熾烈かなぁ。今のところはまだジョンジョンだけど、ひっくり返るのは時間の問題だろうし。
イエロージャジーの落とし穴はタヒチやパイプみたいなローカルノーリッジの大事な会場に多い。早いラウンドでの対戦相手のワイルドカードがその波のエキスパートだからだ。今回のコロヘはまさにそれ。
しかし、遠くのタヒチ、ワールドタイトル争いより、目先のJPSA大洗、金尾玲生、超カッコいいぞ、だ。
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思わせぶりなケリーはやっぱり出場。9月の宮崎は宮崎プロ以来の大騒ぎになりそう
ほ~ら、やっぱ出るんじゃん、と大ツッコミかましたいところ(笑)
先ごろCT枠からのオリンピック出場の条件になる宮崎のワールドサーフィンゲームス(WSG)に、出る出ないで思わせぶりな引っ張りを見せたケリー、本日正式にISAから出場のアナウンスが出た。結局出るんだって。
各国3人の選手枠で、アメリカはコロヘ、ケリー、コナー・コフィン、ブラジルはガブ、フィリッペ、イタロ、オーストラリアがジュリアン、オウエン、ライアン・カリナン、フランスがジェレミー・フローレス、ミシェル・ボレーズ、ジョアン・ドリュー、ジョーディもでるでよ~……ってもうすっかりCT。そこに五十嵐、村上、大原と来てもねぇ……名刺ジャンケンでも勝てないかなぁ。五十嵐カノアはCTバリで優勝しているので、可能性あるだろうけど。
まぁ、それでも試合は何が起こるかわからないし、会場はCT選手がしばらくやってないだろう、コッテコテのビーチブレイクだしな。日本チームのご健闘をお祈りします。
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アマノジャクなケリー・スレーターは東京五輪を目指す?目指さない?
南アフリカの時差ボケは1週間以上たった今も治ることはなく、夜中にパッチリ目が覚めて、そのあと寝付けない状態が続いている。年を取るごとに調整機能が衰えていて、何をどうしても時間がかかる。行く直前に骨折した足の小指も、1か月たってもまだ違和感があり、お医者さんは、たぶんお盆明けぐらいには治るよ、と言っている。え~、全治1か月半かよ、みたいな。
そろそろ次号9月のF+の準備期間突入で、ストレスフルにパソコンに向かう日々だ。まぁ、調べものしたりして、ついついグーグル先生にお世話になって、ついでにいろんなわき道にそれちゃうんだけど、アメリカのサーファー誌がケリーとオリンピックに関して、NBCスポーツでのケリーのコメントを引用して面白いこと書いてた……というか、ケリーが面白いこと言ってた。
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Jベイのイベント・ビーチでの一コマ
南アフリカは今でこそ南アフリカだけど、長いことイギリスの植民地だったこともあって、文化は全体的にイギリスだ。なので、いろんなところが同じような歴史を持つオーストラリアに似ている。でも、もっとイギリス色が強いかな、と思う。
コンテストの時にビーチにきている人たちは、サーフファンというより、なんかここで国際的なスポーツ大会があるらしい、みたいな感じで、共催で行われているウインターフェスティバルのコンサート目当ての人も多い。だから、ピクニック気分の人たちもたくさんいて・・・
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最近のバックハンドサーフィンの進化を目の当たりにするようなJベイのファイナルだった
明日だと思ったんだけど、この前のスウェルもちょっと予報と外れちゃったし、なんか予報当てにならないかもしれないので、目の前に波があるんでやっちゃいましょう、ってことなんだと思う。予報では今日の午後からいいことになってたから。
ただ、天気がねぇ、どうにもこうにもめまぐるしくて、カメラしまう、傘さす、傘たたむ、カメラ出す、カメラしまう……の繰り返し。いきなり寒いし、オフショアとはいえ風が吹いてるので砂飛んでくるし、カメラ濡れるしのメディアにとっては地獄の一日だった。
ガブ、カリッサ。順当と言えば順当かな、と思う。
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