F+編集長
日本人初のクオリファイヤー小野里美之
令和2年、ネズミ年、本年もよろしくちゅ~。
サーフィン界としては年末年始、日本人女子初(?)のCT選手誕生で、都築有夢路祭り、大々的に開催だったわけだけど、なんか、どいつもこいつもよく調べもしないで、あまりにも初、初、ってうるさいので、水を差すわけじゃないけど、とある人の口癖を借りれば、リスペクトが足んねぇ~よ、的気分になったおばさんなのであった。
WSLになって日本人初、日本人女子初、という言い訳もあるだろうけど、ASPとWSLで、ワールドタイトルは分けないのにクオリファイは分けるってのもおかしな話で、ケリーが11Xワールドチャンプであるならば、カノアは日本人2人目で男子初CT、アムちゃんは日本人3人目で女子2人目のCT選手、であるべきだと思う。
分けるなら、ミックもケリーもノータイトル(笑)。
かくいうおばさんも、もう四半世紀前のことなので、記憶があいまいで、誰かの引退で小野里が繰り上げトップ8だったのは覚えているけど、それがCTかどうかは定かではなかった。気になって本人に聞いたら、「CTにいました~、9位だったけどキャシー・ニューマン引退の繰り上げで~」とオフィシャルコメント(笑)。
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2019サーフシーンを振り返る。そしてケリーの今後は?
ギリギリ押し出された都築有夢路も、カリッサの来年オフ宣言で繰り上がりクオリファイ。CT入り、おめでとう。
日本人3人目。92年だか93年だかに、小野里美之がQS8位でCT入りを果たし、1年だけだけど、CT回ってるんですね。皆さん、男女通して日本人初のCTは五十嵐カノアでも都築有夢路でもなく、小野里美之ですので、そこんとこよろしく。
今出てるF+036には都築有夢路クオリファイって書いちゃったけど、繰り下げでアウト、そしてカリッサのおかげで生き返り。まぁ結果的には当たり。そして、イタロ表紙、先見の明アリ。実は私、見えちゃうんです……ウソです(笑)。WSLのアル・ハントさんから、ベストな表紙とお褒めのメールをいただきました。アルさんも来年6月末でリタイアとのこと。長い間本当にご苦労様でした。
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イタロ・フェレイラの毎日の地道な努力が報われた日
ワールドタイトルは最終戦のファイナルヒートの直接対決でイタロ・フェレイラ、初のパイプマスターも。トリプルクラウンはケリー・スレーター。
やっぱさぁ、毎日の地道な努力って報われるんだよ。
今年、世界中のどこに行っても朝一しっかりやってたのはコロヘとイタロ。現役時代のミックの代わりのように、この二人はどんなコンディションでも朝一やってた。特にイタロ。オンホールドになるようなしょうもないコンディションでも、あ、イタロ行くんだ、みたいに、本当によく練習していた。
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もうノーチョイスだわね。この2日でどっちかと言えば、間違いなく明日開催
なんだかんだいって、ラウンド32が終了してから1週間のオフが続いている。
でもその中で3、4日は暗いうちから昼まで海に縛り付けられ、半日無駄に過ごすという、なんだかなぁ、な状況なわけだけど。雨もよく降るし、虹もよく出るし。
もうあの、絶対誰がどう考えても、この目の前の波と予報では、今日はできないじゃん、というオンホールドはやめてほしいなぁ。ギャラリーなんてみんな、朝からきて、待たされて、結果雨くらって、びしょぬれで帰る、だもんな。7時コール、9時コール、10時コール、11時コール……まぁさ、商売っ気もあるし、本当にできればやりたい気持ちはわかるけど、どこをどうひっくり返しても待てば待つほど波は終わっていく、という状況なわけだから。
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美しい虹が出るということは、雨が降ってるということ
昨日より確かにサイズはダウンしてるけど、同じようにグチャグチャというか、バラバラ。もう朝一で、無理なわけだけど、売店のコーヒーは売りたいし、何ならランチも売りたいし、的なコールとしか思えない状況。
7時ファーストコールの10時までオンホールド(だから朝のコーヒーとマフィン買ってね~)、で10時コールは12時までオンホールド(だからランチもここで食べちゃってよ~)。Tシャツのセールもやってるでよ~。
とはいえ、写真のように美しい虹が出るということは、雨が降ってるということで、海見ながらモーニングコーヒー、ランチとゆっくりできるはずもなく、結構この待ちコールでみんな食らってびしょ濡れ。ないな。
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パイプはクローズアウト、ジョーズはビリー・ケンパーが連覇
もうね、ぐちゃぐちゃ、デカすぎ、クローズアウト。
私の宿泊先はビートフロントで、昨日夜中、ドカドカって音で目が覚めたんだけど、表に積んである箱が風で倒れたのかと思ったら、部屋のサッシを波が直撃だった。朝、サッシ開けてびっくり。砂まみれ、ゴミまみれ。風邪ひいてるし、ちょっと寒かったので、きっちりサッシ閉めて寝たので、部屋の中は大丈夫だった。超ラッキー。
いつものようにハワイシステムで網戸だったら、荷物ぐちゃぐちゃだったもんね。多分夜中の3時ぐらい? 大潮満潮、みたいな。
そんなことなんでもちろんオフ。オンホールド12時は要らんコールでしょまったく。
ジョーズはビリー・ケンパー連覇。
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パイプマスターズはダメな人とできる人に分かれちゃうコンディションとなった
何がなんて、今日はあのケリーの10点満点のバックドア。あれが現場で見れただけで、ハワイに来たかいがあった、って感じ。超エキサイティング。ものすごいエンターテインメント見せていただきました。あそこで姿消して、どうやって出てくるの? って感じのものすごいスピード。あれはヤバイわ。
まぁ、あのサイズとコンディションになると、やっぱりダメな人とできる人に分かれちゃうよね。パイプ本来の地形ではまだないにしても、今日のパイプはあまり優しくないほうの、柔らかくないほうのパイプだったので、ダメな人続出。逆にできる人のチームではものすごいパフォーマンスが見られることになる。
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パイプはトライアルラウンド開催。ビリーと今井さん
風邪、やばい。
熱はないので動けるけど、咳出始めると止まらないし、声でないし……。
そういう私の都合には関係なくものごとは進んでいくわけで、本日はトライアル。
午後にはもっと上がってくる予定だったんだけど、どんどん上がるという感じではなく、時折それらしいセット入る、といった感じ。まぁ、期待してたほどではなかった、というところか。
ジャック・ロビンソン、トリプルクラウンのポイントリーダーのイーサン・イウイング、ジェイミー・オブライエンあたりが序盤いいできだったけど、うまいだけにディープに狙いすぎちゃったり、最後までリズムを守れずで、結局本戦への出場権を手にしたのは、ビリー・ケンパーとイーマイカラニ・デボー。
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ハワイ到着。レジェンドシェイパーたちのトークショー
わいは~。
寒い日本から暖かいハワイに来たのにいきなり風邪をひいて声が出ず、けっこうキビシイコンディション。昨日のトークショーで誰かからもらったのか?
昨日はビラボン主催のパイプの歴史をシェイパー方向から見る、的なトークショー。
歴代のパイプマスターパイプマスターたちの板を削ったシェイパー、エリック・アラカワ、パット・ローソン、デニス・パング、ビル・バンフィールド、パット・ローソン、ジョック・サザーランド、ディック・ブルーワー……あぁ、あの時代(笑)。そこにパイゼル入ってたけど、ベテランのお歴々の中で、やっぱちょっとやりにくそうな感じだったかな。
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ドラマ満載のCTウイメンズ最終戦、ウエイティングピリオドがスタート
メンズの最終戦の前に、ウイメンズの最終戦のウエイティングピリオドがスタートした。
マウイ、ホノルアベイ。
タイトル争いはカリッサ、レイキー、キャロライン・マークス。レイキーはカリッサより一つ上、キャロラインはカリッサより二つ上の順位で、ひっくり返る。
キャロラインがタイトルを取れば史上最年少の17歳のチャンピオンになる。
しかも3人ともアメリカ人なので、オリンピックの出場権もかかっている。
しかし、この3人、後半4試合を3人で優勝から3位までを毎試合分けている感じなので、接戦になるだろうし、ヒート組も大きく左右しそうだ。
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