
アメリカの祭典USオープンは、リーバイ・スロウソンとソウヤー・リンドブラッドのアメリカバンザイな結果。大原洋人10年ぶりの表彰台かと思われたが惜しくも3位。カノアは5位。
USオープンというと、あのハンティントンのピア、ぎらぎらな太陽、汗だく、人混み、砂埃、午後のオンショアに逆光のキラキラタイム……と過酷な感じしか思い浮かばないけど、海に向かって右側に見えるピアの向こう側、サウスサイドがカリフォルニアのサーフィンの歴史の始まりと言われていて、すでに100年も前の話になる。
波はけっこう癖があって、得意な人と不得意な人にはっきり分かれると思う。日本人選手はけっこうここの波に合うような印象がある。潮の悪いときとかオンショアの午後とか、しょぼいコンディションが日本のしょうもないビーチブレイクと通じるのかもしれない。10年前に優勝したときに洋人は、そのハンティントンのしょぼい波が好きだと言ってたっけ。