F+編集長
80年代の湘南カルチャーを振り返る
ツアーのほうは前半の最終戦になるマーガレットリバーのピリオドがスタートしていて、これでミッドシーズンカットで切られちゃう人が決まるわけですね。
なんか、何度考えてもこれはないよなぁ、と思う。せっかくクオリファイしたのにパイプからここまででおしまいな人が10人ぐらいいるってどうなんだろ。
しかもマーガって、マーガレットリバーのメインブレイクとボックスじゃまるで話が違ってくるだろうし、午前中のクリーンな状況と午後のオンショアガタガタでも話は変わってくるだろうし、まぁ、究極のオールラウンダーであれ、という指令なんだろうけど、なんだかどうにも呑み込めない。
写真は最近知人からいただいたリバイバルのベティーズTシャツ。
現在はまだ販売準備中のようで非売品。パーカーとかもそろって、まもなく販売スタートするようです。
パイナップルベティーズ。故大野薫が生み出した傑作ブランドの傑作ロゴ。
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ミックのサーフィン、もっともっと見たかった
ベルズ、優勝はフィリッペ・トリードとタイラー・ライト。
まぁ、男女とも順当といえば順当。メンズのほうはクオーターのジョンジョンvsフィリッペの勝ったほうが優勝というのは、いたって順当な予想だったと思う。あれが事実上のファイナル。
カラム・ロブソンはルーキーだけど、なんとなく昨年のモーガン・シビリックを彷彿とさせるような立ち位置かなぁ、と思う。近年端境期のような感じでオーストラリアからの大物が出てこなかったけど、ここにきて急にいろいろ出始めてる感じかね。
フィリッペは、ガブもスーザもイタロもワールドタイトル取ったのに自分だけ取ってない、みたいな悔しさはずっと持っていると思う。今年こそはと思うのは容易に想像できるし、気合の入り方も違うだろうな、と思う。
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読者質問:大原洋人VS稲葉玲王はどちらだった?
先週はJPSAの開幕戦。志田でショートロングの試合が開催されたのですが、私は一般人として駐車場ナシの徒歩観戦で、メディアとしては取材できなかったので、記事もナシです。ごめんなさい。
なんでそんなことになっちゃったかといえば、私が取材したいよ~、って申し込みを期日通り(3週間以上前?)にしなかったから。直近のQSが特に大きな制限もなく、観客入れてだったので、そのあとのJPSAも同様かな、と思ってボケボケしてたから……ですね。私が悪い。
でも、自分のミスを棚に上げてひとこと言わせてもらえるなら、メール1本でいいからこういう風に厳格にやります、ってお知らせは欲しかったかな、と思う。JPSAのサイトに行って深掘りすれば「ハウツーお申込み」にたどり着くけど、3週間前にエントリー、事前検温、滞在先提出、検査キットでの検査等、しかも5千円を超える有料という取材申し込みをさせるにあたって、1か月以上前には個別に告知してくれるのが普通なのではないのかな、と。どんなイベントでも企画書と報告書はつきものだし、どの団体でも事前の盛り上げメールとかは来るしね。なんか、限りなく不親切だな、と思った。メディアも試合ごとに選手と同じように、何のお知らせがなくても3週間前にJPSAのHPに行って同伴者のエントリーフォームを確認しなくては取材できない、という話。ちょっと血圧上がるかも(笑)。
質問
SNSで話題になっていたQSの大原洋人VS稲葉玲王のQF、ユキさんはズバリどちらでしたか?
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アジアオープンの会場に大手サーフブランドのロゴがない
s失って初めて気づく重要なことに、失う前に気が付いたほうがいい。
これが前のコラムで予告した、QS1000で大いに思ったところ。
まぁ、皆さん久しぶりのコンテスト会場に集結、みたいなことで、いろいろ思うところはあっただろう。1000じゃなくてもっと大きな大会とか、設営がしょぼいとか、1試合で決めちゃうってねぇ、とか、まぁ、外からは言いたい放題なのでね。私は試合の設営なんかテント1個でいいじゃん、と思うほうなので、別にあれでいいし、1000とはいえ結構お金のかかることなので、まがりなりにもCSに出れる選手が決められる試合がひとつでも成立したことを評価するべきだと思う。
だってさ、みんな考えた? あの試合が成立しなかったら、日本からCSには誰も出られなかったんだよ。現在はジャパンというリージョンではなく、アジアパシフィックというリージョンなので、試合のない国の枠は他のアジアパシフィックリージョンの中で試合のあった国に流れるわけで、今回ならフィリピンとかインドネシアとかに行っちゃってたわけよ。そういうルール。よって、この試合を成立させることがいかに大事だったか、ということはご理解いただけましたね?
で、それを踏まえて、この試合のフライヤーの協賛スポンサーロゴをじっくり見ていただきたい。
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稲葉玲王はザ・コンペティター
今シーズン国内最初で最後のQSイベント、QS1000アジアオープン。優勝はメンズ稲葉玲王、ウイメンズ脇田紗良。
CS出場権を得たのはワイルドカード含めてメンズが稲葉玲王、村上舜、脇田泰地、上山キアヌ久里朱。ウイメンズが脇田紗良、都筑有夢路、野中美波、松永莉奈、松田詩野。脇田兄妹そろい踏み。
この男女の人数の割り振りは、世界のトップ100の中に各リージョンの選手が何人いるかで決まっているらしい。それでも上位を占めるオーストラリアの選手からは、上位の10人も下位の10人も同じ10%というのはいかがなものか、とかで不満が出ているらしい。このシステムもコロナが明ければ元に戻ると思うので、今しばらくの辛抱か。
ともあれ、1試合で決めたわりには結果は順当といえば順当だし、取りこぼした人もいるにはいる。先に言ったように本命同士のつぶしあいも起きて、クオーターファイナルの大原洋人と稲葉玲王は、どちらか負けたほうが出場権を逃すということになってしまい、大原が出場権を逃した。まぁ、ヒート組はシーディングで決まっていたので、運が悪かったとしか言いようがないと思うし、1試合で決めるというのはこういうことなんだと思う。
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