F+編集長
flow最終号で~す
突然ですが、今月末、もうすぐ出るflow036号でflowは15年という長い歴史に幕を下ろします。
って、そんな大げさな話でもないんですけどね。
ま、それでも今月末に出るflowがflowという名前のフリーペーパーとしては最終号になります。
消え行くflowで消え行くうっす~いロゴ。フェイドアウトをイメージしてみました(ウソです。あとづけです)。
最終号では、今シーズンツアー前半のバックステージ写真集に加えて、ジュリアン・ウイルソンのスグラッチング・サ・ザーフェイスの撮影トリップ、メンバーはデーン・レイノルズ、タジ・バロウ、ダスティ・ペイン、ジュリアンの豪華版。インタビューはケリー・スレーター、ランディ・ラリック。コンテストレポートは南アフリカのビラボンプロ、カリフォルニアのハーレイプロ、そして台風12号直撃の4スター、ビラボン釣が崎プロなどなど。
で、来年からはflowにウェブサイトをプラスしてF+(エフプラス)と名前を変更します。 詳しくは最終号のflowの中でアナウンスしてますけど、年4冊のF+を年間購読してくれる信者の皆様向けに、ウェブサイトでも面白い情報をお届けしようという、クロスメディアです。
今年いっぱいはオープンサイトですが、来年からは年間購読申し込み済みの方のみしか見れない、選ばれた読者だけのためのコンテンツ満載の、ケチなサイトになります。来年のある時期になると、そのサイトは選ばれしものだけの楽しみになっちゃうのよね~。信者だけのご利益だから、そこんとこ、よろしく。
ま、ほら、雑誌だって普通さ、お金出して買って初めて手に入る情報じゃん。選ばれしもの、選びしもののためのものなのよ、情報って。
すでに一部はオープンしてるので、のぞいてみてください。
www.fplussurf.com...
hurley...
コンテストに出場するメンバーが36人に減ったかわりに、一試合に2度のルーザースラウンドが設けられている新しいフォーマット。そのフォーマットでの初めての試合がこのハーレイプロになった。運よく最高の波に恵まれて、世界最高レベルのサーフィンが繰り広げられ、近未来のサーフィンスタイルを見ることが出来た。2011年シーズンからの新しいシステムのスタートに向けて、トランジションイヤーの今シーズン。WTの人数をトップ45からトップ34にシーズン中盤でカットする。そのカットに向けての最終戦になった今シーズン5試合目のタヒチ、ビラボンプロだったが、今年は開催時期が8月終わりから9月にかけてと、少し変わったからか、いまひとついい波に恵まれずに終了した。そのタヒチ終了後に決まった後半のWTを戦うトップ34、WTランキング上位32人と、ワイルドカード2名はキーラン・ピロウと、ゲイブ・クリング。このトップ34にイベントごとのワイルドカード2名が加わって、36人フォーマットになるわけだ。トラッスルズのハーレイプロがその新フォーマットのお披露目になった。 新フォーマットはラウンド1が3人ヒートで12ヒート。1位がラウンド3へ、2位3位がマンオンマンのラウンド2。で、ラウンド3も同じくマンオンマン。ま、ここまでは今までと同じで、ただヒート数が減った感じ。違うのはラウンド4。ここで勝ち残っている12人がまた3人ヒートを戦う。1位がクオーターファイナルへ、2位3位がラウンド5へ。そう、ラウンド4でまた敗者復活があるんですよ。...