著者 からの投稿 F+編集長

F+編集長

1521 投稿 0 コメント

2011シーズン、ケリー優勝スタート

昨年、10度目のタイトルを決めたケリーの優勝でスタートした今シーズンのワールドタイトルツアー。おじさんは11に向けてまたとない最高の発進ですな。そうねぇ、「サーフィンがすごかったなぁ」、って印象に残ってるのはタジ。でも、1試合を通じていろんな面で「うまかったなぁ」ってのはケリーだったな。タジはとにかく今回すごく安定してたし、追いつめられても確実に自分のベストのサーフィンを各ヒートで出して勝ち上がっていた。昨年までなら、いい感じできててもあるときいきなり、あれれ、タジどうしちゃったのー みたいなラウンドがあってアウトになるんだけど、今回はそうかと思わせても最後には帳尻を合わせてきた。特に、かなりハイレベルの競り合いになったラウンド5のエイドリアーノ・デ・スーザとのデッドヒートは、9点台2本ずつの争い。しかもタジはビハインドからの逆転。テール抜け切りの無茶とも思える豪快なリップの組み立てで9.63出してもまだ9.34必要で、ま、普段ならそこで集中切れちゃう感じなんだけど、このときにはそのあと再び9.43を出して逆転勝ち。負けたスーザも当然悔しいけど、しょうがないなぁ、って感じだったと思う。なんか、今回のタジはそういう精神面での強さが目立った。ただ、分析してみれば今回のタジはそれだけ。ファーストターンの無茶なテール抜きアタック。それメインのライディングで勝ち続けた。ベスト2は2本ともそういう組み立て。それはファイナルも同じ。セットの波のファーストターンでハードアタック。その後もリップベースの組み立て。ま、それがものすごかったから9点台続出だったんだけど、しいて2位という敗因(ー)を述べるなら、それだけだったから……じゃないかなと思う。対するケリーは決して絶好調という感じではなく、なんかちぐはぐなラウンドもあり、危なっかしい感じだった。ただ、それをなんとか、かんとか、いろんなことをしてジャッジにポイントを出させていた感じが印象に残る。例えばベスト2の1本目がリップ、スナップ系統でのエクセレントレンジのポイントだったら、次の波では徹底的にチューブ狙いというように、同じ組み立てのライディングを続けることがなかった。これはタジと対照的だったと思う。どのラウンドでもケリーのベスト2を思い返すと、ひとつはリップ系、もうひとつはチューブ系、あるいはエアー系で、同じ組み立てのライディングを2本というのがなかったように思う。その辺が、うまかったなぁ、と舌をまくあたり。試合というのはラウンド1からファイナルまで、全体のトータルで考えなくてはならない。そうやって全体に目を向けると。この試合はケリーのいやらしいぐらいの試合のうまさが目立った。それは相手選手の駆け引き、タクティクスもさることながら、試合全体、ヒート全体、1本のライディング全体のデザイン、構成の部分でのうまさ。タジ、すごかった。そうなんだけど、思い浮かぶのは同じファーストリップ。ケリー、すごかった。それで思い浮かぶのは、リップ、高さのあるエアー、ロングチューブ……。結局そのオールラウンドなバラエティを持たせたヒート、ライディングのデザイン、構成がすごい、と玄人的には思う。そう言う意味での、ケリーうまかった、である。WTたるもの、テールを抜くだけでは勝てない。そんなことはタジだって百も承知だ。だから、フルレールのカーヴィングとかも構成に入れてくる。そしてインサイドのエアー。でも、そのデザイン構成を1本ごとに意識的に変えてくることはなかった。ベスト2の2本のライディングのデザイン構成を変える、ということをしていたのはケリーだけだったと思う。WTのトップグループになれば実力に差はほとんどない。じゃ、どこで勝ち負けというか、見栄えが変わるか、というのがその辺なんだろうな、と思う。そうなると、ベテランでオールラウンダーなケリーって、有利だなと思う。そして、年間でツアーを考えるとき、この若手に圧倒的に有利なアクション勝負のビーチブレイクでベテランのケリーが優勝した、ということは大きい。タヒチ、Jベイ、パイプなどのチューブ勝負になるクラシックブレイクはケリーに有利で、そこでの勝ちが読めるから。そういういろんな要素を考えると、この優勝で39歳のおじさんの11は十分にありえることになった。ま、本人がやる気なら、という但し書きつきだけど。

デーン・レイノルズが日本に義援金

東北関東大震災にともない、アメリカのサーファーらが義援金を募る活動をはじめている。ヒザの故障でリハビリ中のデーン・レイノルズ(25)も、日本の被災者のために立ち上がった一人だ。彼は先週、自らのホームページを通して、「今週金曜日までのsummer teethの売り上げすべてを日本の被災者のために寄付する」と宣言。しかも、集まった寄付金に彼個人のお金を100%マッチして寄付したのだから、ほんとうに頭が下がる。summer...

F+カフェ~デモンストレーション開始

第一グループのつのだです。 ホント、なんか第一グループばっかり一日2回停電とかな気がするし。 同じ第一グループでも停電しないところもあるのよね。 で、そういことを解決するのに、このグループわけをさらに小さく分けるなんて話が出てて、ますますわからなくなっていってしまう計画停電なのだったよ。 原発もわからんし。 なんか、今回の一連、すごくわかりにくいよね。 放射能もね、あの数値だったら飛行機にバンバン乗ってる私のほうが相当ヤバそうなんだけど、ほうれん草も牛乳も出荷停止だし。別に私食べますけどぉ……シーベルトじゃなくて、なんだっけ、こっちの単位……ベクレル?? わかりやすかったのは、消防隊員の決死隊の方々。大変だよね、ホント。ありがたいことです、身を挺して作業に当たってくれて。でもって、家族たちもすごいよね。警察官とか消防士の妻って、なんかすごいなぁ、と思う。 きっとしばらくしたら、ドキュメントとか、やるんだろうな。そのとき、誰それはこう言った……とか。もう絶対見たいし。 あのね、隊長さんの苦渋のウルウル。あれが現場の真実だよね。大変なのは作業じゃなくてそれをやる隊員。そしてそれを命令しなければならない現場のトップ。 政府のやつらなんてまるで関係ないよね、と国民は思ってるはず。ダメだな、民主党。ま、これが自民党でもダメなんだろうけど、ジュンジュンだったらどうだったのかな、とか思っちゃうよね。同じダメならさ、自分の言葉でストレートに言う人のほうがいいじゃん。 なんか今回、マスコミはことを大きくしようというか、政府がダメとか東京電力がダメとか、そっちに持っていこうとしすぎで、いやらしい。で、そのバカなマスコミにビクつく民主党。どっちもバカみたい。 国民はもっとさめてて現実的なような気がするよ。マスコミが怒りをあおろうとしてもなかなか怒らない国民。なんか今回はかしこいな、大衆。インターネット情報網のいい面での効果かな。 で、こんなときに何なんですが、F+カフェ、デモンストレーションオープンしました。 本来ならお試し期間で仮会員で皆さんも一緒に参加して楽しんでいただける予定だったんですが、何しろこんなことになってしまい、しかもサイト構築現場も第一グループの停電組。作業大幅に遅れてます。 ま、こんな感じでみんなでおしゃべりできるのよね~、ってのはわかると思うのでのぞいてみてください。 会員になるとここに参加していろいろ書き込みが出来るようになります。ちなみに今はGC話が熱いかな。 本会員募集は4月10日スタートを目指して頑張ってま~す。

冗談抜きの、ネコこたつ

第一グループの人、手ぇあげて~。は~~~い。 なんかものすごく理不尽じゃないですか、昨日と今日の第一グループ。 連日2回停電ですよ。しかもけっこうキモな時間に。 昨日は午前中から昼、そのあと夕方から夜8時半。 今日は朝6時半から10時、そして午後2時から5時半。もうね、仕事にならない。銀行やほかの会社が開いてるうちに仕事するとなると、もう今日の第一グループは10時から13時50分のわずか4時間足らずしかないのよ。その間にこんなくだらないブログとかやってていいのか、みたいな。 で、東京はずっと停電しないんでしょ。ずるくね? でんこちゃん、基本料金とか同じなのに。痛み分けはみんなで平等にしようよ。 まさかパチンコとかゲーセンとか高級ブティックとか、電気使ってないですよね? わたし30万円ぐらいするスーツ買う人のためにガマンして停電生活してるのかと思うと、ブチキレそうになるから。 ま、電気がないと困る生活ってのもけっこう新鮮ではあって、あぁ、普段知らずに、こんなに使ってるんだ、と、ひとつひとつ、いちいち思う。 パソコンアウト、ネットアウト、うちは光電話なので、電話もアウト。灯油ファンヒーターもガスストーブもいまや電気がないと動かないし。 ガスはプロパンなので、料理は出来るけど、真っ暗だからねぇ。冷蔵庫も開けるとぬるくなるからあけられないし。 被災地のかたのことを思えば贅沢な悩みだけど、東京都心の電気こ~こ~のやつらのことを思えば、なんか納得いかないわけよ。 昨日の夕方4時50分から8時半っての、きつかったな。寒くて。電気の入ってないこたつにもぐって、こたつの中にトリガタとユミのネコ2匹、胸の上と腕のところにトラコとユウマ。あったかいけど、手足の先つめた~いし。そんなマンガみたいな状況で暗闇の中3時間以上じっとしてました。 そして今日は朝起きたら停電の第一グループ。うちはトイレが電動というか、そういうシステムなので、停電だとウンコ流れないし。 で、めでたく通電したとたんに、テレビいっぱいの悲しみを演じる蓮舫。そんな悲壮な顔したって、停電しないんでしょ、蓮舫のいるところ。バッチリ地味に見える化粧してるし、悲しみというテーマにて、スタイリスト完璧。 血圧上がっちゃうなぁ~。

しょうがない、ってすごいみたい

こまっちゃったね、巨大地震。 原発もどうなるのかな。うちのしだれ梅は開花宣言だけど。 って、もうすでにこのトーンが海外の人々とだいぶ違うって話をしようと思うのよ。 実はこの地震のニュースは世界中でかなりドラマチックに報道されているようで、あれから私のところには世界中のいろんな友人からのメールがひっきりなしで、K様もご心配なさって、募金しよう、とかいろいろ声かけしてくれてる。 ありがたい限りだけど、当事者というか当事国の国民としては、ちょっとすごい温度差というか、なんかもう明日にでも飛行機に乗って逃げてこいぐらいなトーンなわけよ、みんな。 でもね、現実は外房線動いてないし、ガソリン買えないから空港いけないし。 世界中が日本に向けて動いているというか、世界中の人たちが心配してくれてるにもかかわらず、被災者以外の近隣の私たちは、会社に行けないぐらいで、普通に締め切りとかあって、生死に関係のないサーフィンの本とか作ってるわけよ。 ちょうど私もひとつ締め切りでそんな話をしてたら、こんなときに何やってんだバカモノぐらいな感じでアメリカの友人にしかられた。そんな遠くでしかられてもね。 大丈夫か、何か助けられることはないか、ってメールが友人やサーファーやメディア関係者や、はてはいつも泊まってるモーテルのオーナーからきたりして、ありがたい限りです。 そんな中でひとりが、テレビで見ていてとても印象的だったのは、日本人の被災者やそこに出てくる人たちが、誰も怒ってないということ。みんな落ち着いて、自分たちの出来ることを淡々とやってる。それはとても驚きだ。といっていた。 だって、こんなときに怒ったところで何も始まらないでしょ、地震は誰のせいでもないし、ってのが日本人として普通なわけだけど、アメリカならね、暴動になってもおかしくないって思うそうだよ。 「しょうがない」ってね、この言葉こそが今日本中のみんなが思ってることだと思う。しょうがない、でもどうしよう、なるようになるしかならない、そんなあきらめの心境。これがね、アメリカ人とかオーストラリア人とかはあまり思い浮かばないようなのだな。国民性ってやつかもしれないけど、もしかしたら、これが日本人がWTにいないひとつの原因なんだろうな、と思った。あきらめがはやい。 怒るというのは、まず現状を受け入れずに対峙して、なんとか打開しようとする感情。しょうがない、はまず現状を受け入れちゃって、じゃ、どうすればいいかの解決策を探る感情。 なにが何でも打ちのめして先に進むか、立ち向かわずに迂回するか。そんな差があるんだと思う。日本人は迂回するよね。なかなか立ち向かわない。 折からオーストラリアでスターの試合やってるけど、日本人選手は残ってコンテストで頑張ってる、みたいなレポートが来てた。かなり深刻な感じに書いてあったけど、現場の選手たちは、しょうがないと思ってるんだと思う。 ま、蓮舫大臣みたいに役者がかって悲惨を演じなくてもいいけど、こんなときだからこそ頑張ってね。 ところでさ、あの政府の人たち、こんなときばっかり作業服みたいの着ちゃって、イラッとしませんか? 普段からずっとあれ着てれば、スーツ代とか使わなくてすむのに。

帰宅難民でした

まだ揺れてるけど、なんかもうなれた感じじゃないですか? 震度4ぐらいじゃびっくりしなくなってるし。 私はあの時ちょうど辻堂のライズシステムという会社でのミーティングに向かう途中で、F+ユニットのHUと一緒でした。電車を下りて歩いていたんだけど、もう外にいてもたってられないほどの揺れって初めてだったな。周りのビルみんな揺れてるの見えたし。 無事着いても余震が凄くてずっと揺れてる感じで、フィジーのボートの上みたいで船酔い。 で、結局東海道線が動かないので、辻堂泊。周囲には知り合いもたくさんいるのだけど、なんせケータイがつながらないので連絡も取れず、周辺のホテルを片っ端から当たったけどすべて満室。 最終的には女ふたりで湘南ベイホテルだっけ、そんな名前のラブホに泊まりました。海近くなので、最上階がいいと人がいうので、最上階の一室に泊まったけど、お外のデッキにジャグジーついてたな。 最近のラブホって凄いんだね。そこは冷蔵庫、電子レンジ、湯沸しポット完備。風呂広いし、風呂の中でテレビ見れるし、アメニティはシャンプーコンディショナーから化粧水、美容液、メイクアップベースまで完璧で、都内の高めのシティホテルより充実。 カラオケつきだし、至れり尽くせり。 当然事前にコンビニでビールもワインもごっそり買い込んでいったので、不謹慎ながらも家具の移動をしてやけ酒準備完了、ニュースを見ながら宴会状態でした。ただ、その時点ですでにどこのコンビにでも水や弁当系は品不足だったな。 で、翌朝。ようやく動きだした電車に乗って東京へ。 部屋を出るときに、昨夜の残りの水やスナックなどを袋に入れて、これが今日の私たちのサバイバルフード、などと冗談を言いながら出たのだけど、実際にはそれが本当になった。 辻堂から東京駅まで東海道線は2時間以上かかり、昨日から東京駅地下駐車場に止めっぱなしのマイカーを出すのに9000円!! 係りのおじさん、帰宅難民に情け無用。 HUは新橋から都内の自宅に帰ったけど、私は東京駅で同じく帰宅難民のショウコちゃんと合流。千葉方面はまったく電車がダメなので、ふたりで車で帰ることに。しかし、千葉方面に向かう通常のルートはすべてアウト。みんなが殺到した国道6号、14号などは恐ろしいぐらいの大渋滞。30分間1ミリも動かないから。 結局ね、どこかで橋を渡らなくちゃだから、裏道も何もどうしようもないわけよ。 で、東京駅から江戸川まで7時間とかだから。 朝11時ぐらいに出て、8時間で移動した距離が15キロとかですから。もうね、その間サバイバルフードのお世話になりっぱなし。 基本私は車に乗ってるときはAMラジオ派。しかもAM1242ニッポン放送。 あのね、今回思ったけど、ラジオだね、こういうときはやっぱり。 インターネットやツイッターはガセネタが多すぎ。信用できない。テレビはいたずらに被害の甚大さをドラマチックに伝えるだけで、必要な情報が遅い。どちらかというと安全なお茶の間向けのエンターテインメントに走りすぎ。 ラジオは逐一交通情報を流してくれて、大助かり。そのおかげで夜になって東関東自動車道が一部を残して通行止め解除になったのを知り、即座にユーターンしてそっちで帰ってきた。だって、夜7時過ぎてもまだ千葉県内に入ってなかったから。 途中美浜区のあたり、TDL近くを通ったけど、道路のあちこちに亀裂が入り、液状化現象で泥だらけだったな。 そこからは1時間ちょっとで我が家までついたけど、一宮川周辺は津波に襲われたみたいで、道路に砂やゴミが上がってたね。 幸いうちはネコがヒマこいていたずらしたぐらい(ベッドの上に食器洗いスポンジがあるとか)で、そのほかの被害は一切なし。津波も松林まででうちには来なかったようだ。

雑誌F+創刊!

2011年3月10日、雑誌F+創刊しました!!! なんだかみんなウェブだけになったと勝手に思っているようですが、おっとどっこい、F+は雑誌も出ます。しかも年に4回、フリーペーパー。3月6月9月12月の各10日は雑誌F+の日でございますわよ。flowと同じように、いろんなお店でもらってください。もらい逃した人は、4月11日以降の有料会員募集スタートのさいに早期に入会していただければ、もれなく創刊号は手に出来ますので、ご安心を。それに伴ってF+サイトも会員向けの限定サービスとして変身していきます。まずは今までお楽しみいただいていたF+サイトですが、2011年4月10日をもって一部を除きクローズします。ブログ、マーケット、インフォメーション等は引き続きお楽しみいただけますが、ニュースやビデオ、ギャラリーなどは会員専用のエリアになります。また、このクローズと同時に会員同士の情報交換ルームになるカフェのコーナーがオープンします。もちろんそこにはF+ユニットの面々も参加します。サーフィン好き、F+好きのみんなが楽しく情報交換できる、業界初のネットワークサービスです。F+独自のネットワークからのとっておきの情報は、まずそこから発信されるスペシャルスペースになると思います。3月20日からF+ユニットによるカフェのデモンストレーションが始まります。この中はこんな感じで楽しめるといったことがわかるように、うちわで盛り上がってデモをお見せしますので、会員になって自分がその会話に入ることを想像して楽しんでください。残念ですが4月10日までは見るだけ。のぞき放題。数々の特典のついた有料会員募集は4月11日からスタートする予定です。細かいことが決まり次第、随時このF+サイトお知らせしますので、よろしくお願いします。

T様居残り。私は帰るよ

なんかね、昨日よりいい感じ。週末に向けて、グランドスウェルが入るらしく、それがけっこういい予報なので、T様いのこと。私はとっとと帰ります。下はタジ。

ケリー優勝、タジ2位

う~ん、結局K様だったか。 優勝ケリー、2位タジ、3位ジョーディ、ティアゴ。 順当のタジ、ケリー。セミはふたりともぶっちぎりで勝ち上がり。 勢いはタジだったんだけど、波がなぁ……ああいうクソ波というか難しいコンディションになると、ヒート運びのうまいK様だな。 さっさと2本まとめて、タジが必要だったのが7.2とかだったかな。で最後にいいのに乗っていいセン行ったかなと思ったんだけど、7.1とか、わずかに足りず。どっち道その前後にケリーも乗ってたので、最終的にはもっとはなれてたかもしれないけどね。 でもそのポイントコールもなかなか出なくて、ウイナーのコール出たのは終了のホーンが鳴ってから。ま、なんかその辺も違う意味でエキサイティングだった。 これから写真見ながらいろいろ考えて、分析してみるよ。 K様、39歳にしてまだまだ勝てるし、今年のタジは一味違うし。 詳しいレポートは後日あげるから(帰ってから、気が向いたときにね~)F+ニュースで。

アクションありチューブありのいい波

朝クオーターの4ヒートが終わった時点で数時間のブレイク。潮待ち。 1時再スタート予定。このまま終わろうと思えば終われたけど、止めるあたりがね、ロッド・ブルックスだな。さすが。こういう贅沢な決断というか、ここまで波質の最もいいところで、ということにこだわるあたりはね、ロッドの右に出るものはいない。 日本だったら、止めないんだろうな、きっと。早く終わったほうが、関係者一同は何かと便利だし。 で、私にとってはこのブレイクはうれしいわけで、この間を使ってファイナルデーの中間報告。 朝一にベランダで見たより、スタート時のほうがものすごくいい波。特に朝イチのケリーのヒートはいい波に見えた。って言うか、ケリーが上手くて波がそう見えたかも。その割には点低かったけど。 特に1本目のトリプルチューブ。私は朝もはよから、あぁ、今日1本目から9.50だぁ、と思ったけどね。ジャッジは8.73って押さえちゃったもんで、全体のスコアラインの低いこと低いこと。 そうねえ、K様、本日ペースアップって感じかな。 タジはいつもの突然の壊れる感じがなく、なんか集中できてるし、落ち着いてる。すごく自信をもててるように見えるね。 危なっかしいながらも7点台で逆転の連続で勝ち上がってるジョーディ。ま、コンテストはえてしてこういう人や、ティアゴみたいに、あ、こんなところまで勝ってたんだ、って思う人が勝ったりするわけだけど、潮のいい、朝みたいなコンディションだったら、K様ダントツ。うまいなぁ~、と思ってしまうよ、ホント。特にチューブの安定感。出てこない気がしないもんな。 ケリーVSティアゴ、タジVSジョーディ。 順当ならケリーVSタジで、これはどっちでもアリ。勢いはタジ。