サーフカルチャーの総合情報誌『F+(エフプラス) SURF CULTURE MAGAZINE』の最新第037号は、2020年3月10日から配布開始です。
気になる中身をご紹介。
BEHIND THE CURTAIN
F+でおなじみのフォトグラファー、スティーブ・シャーマンの恒例のキャプション付きポートフォリオ。ノースショアで開催されたパイプマスターズのバックステージを、シャーマンならではの視点で記録。
BILLABONG PIPE MASTERS 2019
2019年のパイプマスターズはコンテストピリオドいっぱいいっぱいの長い期間を要したものの、オンになった日にはパイプらしいハードな波に恵まれ、パイプ、バックドア両方ある理想的なコンディション。スペシャルとは言えないかもしれないけど、すべてに決着をつけるにはふさわしい、エキサイティングな波だったと思う。ワールドタイトル、パイプマスター、トリプルクラウンに加えて、リクオリファイ争い、オリンピックのCTからの出場枠争いが加わって、ラウンドごとに様々なドラマが繰り広げられた。
JOEL PARKINSON LOVES HIS LIFE BEYOND WSL BUBBLE
パーコぐらい名のある選手の場合、引退した後もなんだかんだとニュースが入ってくるものだし、世界のどこかのコンテスト会場で姿を見かけたりするものだが、パーコに限ってはプッツリ消息が途絶えた、というか、見事にシーンから消えた、と言っていいと思う。
とはいえ、何をしているのかは誰もが想像できることだ。エンジョイサーフィンしながら、自由に、自分のための、家族のための時間を思う存分楽しんでいるに決まっている。引退するってことは、もうゼッケンはつけない、ってことだ、と言い切ったパーコ。しかし、ミックとのマンオンマン対決に向けての準備には余念がない。
TIGER TALES G-LAND PRO
1995年、それまでのプロサーフィンコンテストの常識を覆す、記念碑ともいえる試合がインドネシアのジャワ島、Gランドで行われた。ドリームツアーの始まりだった。観客はゼロ、メディアも限定、代わりにフッテージや写真を世界中に供給する。試合の様子はのちにVHSビデオを制作し、販売する……
まだインターネットがこの世に登場する前の時代のことだ。それまでの試合は集客が最優先だったが、ここから波質を優先する流れに代わっていき、現在のCTツアーの姿がある。その原点となったGランドのイベントが2020年、22年ぶりに復活する。
年間購読受付のお知らせ
F+では、2020年3・6・9・12月に4回発行のF+が送付され、12月には翌年のカレンダーも届く、年間購読パックの購入受付を再開しています。価格は1年分で3000円+税。