まんまとケリーにしてやられたエイプリルフール。
私もまるで気が付かなかったけど、ちゃんと最後のほうに@ハッピー4月1日とか入ってたし(笑)
数年前にF+のフェイスブックをアップしなければならなくなり、それをいちいちパソコンってのが超不便だったので、泣く泣くガラケーからスマホに乗り換えたレベルなので、オバサンはSNS系どうでもいい人なわけです。ひとのことも気にならないし、もちろん自分のことを人に知らせる気は100%無いので、アカウントも仕事じゃなければ必要ない。今どきダメなんでしょうね、そういうことでは。
日本ではフェイスブックのほうがインスタグラムより多用されてるようだけど、海外のサーファーの間ではほぼインスタ。ま、インスタからフェイスブック、ツイッターと一気にあげられるので、私も最近はインスタからあげてるけど。
トップサーファーたちがまめにSNSをやるようになってきてるのは、それが給料に大きく影響するから。フォロワー集めに必死なわけです。自分にはフォロワーが何人いるから、これだけの宣伝価値がある、みたいな価格交渉ね。
しっかしね、けっこうSNSバブルきてるよね。一時のアメブロランキングみたいなね。いつか破たんするんだろうけど、フォロワーの数の中で、どれだけの数が実効性があるのか、ってのが見えないところがSNSマジックなわけで、場合によっちゃ、影響力のない10000「いいね」より、確実に広がる500「いいね」が正しかったりするわけでしょ。自分に「いいね」が欲しいからのお付き合いの「いいね」とかだいぶありそうだし、そこがバブル。けっこうみんな今のところ踊らされてるんだろうな、と思う。
サイトのアクセス数しかり、UU数しかり。結局そんなものはただの数字なので、正確な判断基準にはならない。掲載されている内容を見て、どのぐらいそれが興味深く、質の高いものか、という原始的な判断が結局正しいんじゃないのかな、と思う。
ま、でもおかげで選手たちのプライベートな部分がだいぶ明るみに出ていて、英語さえわかれば、かなりのことがわかっちゃうようになった。おそらく現地で仕事している私たちより、ライブやSNSを見ている英語のわかる人たちのほうが、選手のことに関しては良く知ってると思う。特にサーフボードのこととか、アクシデントのこととか。
現地ではどんどん選手とメディアの間の垣根が張られていて、特定の時にしか接触できない感じになってきている。逆にオフィシャルライブは充実していて、インサイダー的な情報がたくさん流され、英語さえわかれば、私よりずっと多くの選手に関する情報を持つことができる。
皆さんのほうが私よりずっと知ってるんですよ、実は(笑)。
日本のサーフマーケットがもっと大きくなれば、あのライブがBSあたりの番組として日本語で見られる日が来るのかもしれない。そうなれば、現地取材なんて必要ない。板のこと、サーフィン以外の彼らの日常のこと、試合での出来事について、などなど、みんなが知りたいことは全部番組が放送してくれるはずだ。
現地に来る理由は、自分の目で彼らのサーフィンを見ることだけになる。そしてさまざまなことを判断する指標にする。ま、そこが一番大事なところではあるんだけど。
情報にコントロールされずに、自分で見極め、判断する。高度情報化社会の鉄則。