WCTとQSの差が垣間見られた男子R2

WCTとQSの差が垣間見られた男子R2

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ミック・ファニング

何が何でも本日は何かやらないと試合が終わらない、というシチュエーションながら、日々サイクロンのコースは変わり、スウェルの予定は先送り。今じゃすでに日曜、月曜の話になってしまい、ソリッドなスウェルがやってくるのはそのあと、次の低気圧。どこまで待っても波が来ない感じで、もうとにかくやりましょう、ってことだと思う。しかし、どれだけ見ててもちっとも波は良くなくて、う~ん、と思っていたらいきなり朝イチでオン。ミックがゼッケンつけて歩いてるの見て、あわてて準備して駆けつけた。しかし、4ヒートやったところで満潮前後の潮どまり。9時半から12時半まで待ち、もう1時間追加で待ち、ようやくラウンド2の5ヒート目から再開。



デーン・レイノルズ

ミック、やっぱどんなコンディションでもまとめてくるね。でも、デーンの復調ぶりというか、なんか、またやる気になってそうな感じー はいい傾向。ま、昨年にくらべればの話だけど……ホント、サーフィン見てると、あの才能はもったいないと思う。パパになって、やる気だしてくれるといいんだけど。



ケリー・スレーター


ジャック・フリーストーン

ケリー。このコンディションでジャック・フリーストーンって危険な感じだったけど、ふたを開けてみれば、まるでレベルが違っててびっくり。あ~、全然違うじゃん、ってサーフィンだった。何が違うかというと、そのサーフィンの滑らかさかね。止まるところがない、カドがない。スムーズ。これ、簡単なようで難しいところだし、普通の人にはわかりにくいというか、評価されにくいところ。アクションとアクションのつなぎの部分も、トップもボトムも、とても洗練されたラインVS荒い感じのガキガキしたライン。今日のコンディションだとその差がわかりやすかったんじゃないですかね。
どっちもすごい技やってたし、そんなに変わらないんじゃ……というのは一般の見方で、玄人さんはこの辺が要チェックポイントです。そして、そこがWCTとQSの差。


ミシェル・ボレーズ

タジ、ジョシュ・カー、コロヘ……取りこぼした人たちは順当にラウンド2を抜けた。唯一番狂わせ的だったのはミシェル・ボレーズー
まさかのグレン・ホールにやられた。


グレン・ホール

ミシェルなりにやる事やってたとは思うけど、あの波になると、身体の小さくて軽い、マイクロ(ものすごいニックネームですけど(笑))のほうが有利だったかもしれない。一つ一つのターンの質はミシェルのほうが高かったけど、まとめられなかった。
明日も同じような感じでフルオン。できれば潮待ちナシで女子QF入れたいかね。そしてわれわれF+ハウスは、別の部屋へのお引っ越し作業もあり、けっこう終盤ボロボロ系。

WSLジャパンサイト内のYuki’s WT Ourlook も更新中なのでチェックよろしく!

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