サーファーポール2010

サーファーポール2010

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昨晩、現地時間12月6日の夜、私その朝ついたばっかりなのに、いきなりパーティ。
サーファーポール2010。
これは1960年に創刊したアメリカのサーファーマガジンという歴史あるサーフィン雑誌があるんだけど、そこが毎年やってる読者投票の表彰パーティ。
サーファーだけじゃなくて、ビデオとかベストパフォーマンスとか、いろいろな表彰項目がある。
普段はこのパーティは9月のトラッスルズの大会期間中にアナハイムであって、ライバル誌のイベントにノコノコ行くのも間抜けだし(あれ、もしかしたら同じ土俵ですらないー)、実際問題ちょっと面倒で行く気になれなかったんだけど、今年はここハワイに場所を移してやることになったので、行ってみた。
受賞選手は当然読者投票なので、人気選手ばかり。ノミネートされている人々も来るのでそりゃね、豪華メンバーせいぞろいということになる。
もうね、ものすごい人。
アナハイムのときは業界人がたくさんいるけど、ここにはサーファーがたくさん集まってる時期なので、なんか、やたら懐かしいメンバーに会って、いろいろおしゃべりして楽しかったな。
ロス・ウイリアムス、マティ・リウ、カラニ・ロブなど、ツアーにはほとんど顔を出さない往年のツアラーのハワイアンたちもみんないたなぁ。
以前はASPのファイナルバンケットが最終戦のあとにハワイであったんだけど、今は初戦の前にゴールドコーストでやることになったから、このハワイでこういうでかいパーティがあるのも久しぶりのことになる。
アンディのこともあるし、ケリーのV10ってこともあるし、当然中に入るのは狭き門。クローズドのインビテーションオンリーだったけど、会場内は立ち見もいっぱい出るぐらいの混みようだった。
サーファーマガジンが作ったアンディのトリビュートムービーに会場内はスタンディングオベーション。これはそのうちvideoコーナーにアップできると思うのでお楽しみに。
そうねぇ、印象に残ったスピーチはブルースとデーンー デーン・レイノルズってホント天然というか、シェーン・ドリアンいわく、アメリカのオッキーだという。
酔ってしゃべってると、本人はちっともウケを狙ってるわけではなく、大真面目なのに、はたから見てるとそれが死ぬほど笑える、みたいな人、いるじゃん時々。まさにあれ。
ホント、えっとー、えっとー、ではじまって、最初の言葉がシット! だから。日本で言ういけないお言葉、SワードFワード全開で、もう放送ならピーの鳴りっぱなし。笑ったなぁ、マジで。ちょうど隣のテーブルにジュリアン・ウイルソンなんかと座ってたんだけど、出番が近づくにつれて、かなりのピッチで飲んでたもんな。
その後もちろん人気投票一番のケリーも、いろんなこといってたけど、来年はみんなデーンに投票しようね。だって、デーンが1位になった時のスピーチ聞きたいでしょ、と言って笑ってた。
司会はサル・マサケラとフレッド・パタッチア。サルは本職みたいなものだからいいとして、フレッド、上手かったな。外人サーファーってコメンテートとか司会とか、みんなできるよね。はじまったのが9時過ぎで、終わったのは11時過ぎ、その後はクレイジーに酔う人続出なので(いつものこと)、とっとと撤収してきました。巻き込まれるのは得策ではないので。結果は以下の通り。
受賞者の写真はギャラリーで。

男子の部
1. ケリー・スレーター
2. デーン・レイノルズ
3. ジョーディ・スミス
4. ミック・ファニング
5. タジ・バロウ
6. アンディ・アイアンズ
7. ロブ・マチャド
8. ジョエル・パーキンソン
9. ジュリアン・ウイルソン
10. オウエン・ライト
WOMEN
1. ステファニー・ギルモア
2. カリッサ・ムーア
3. ココ・ホー
4. ソフィア・ムラノビッチ
5. アラナ・ブランチャード

ムービー・オブ・ザ・イヤー: Modern Collective (カイ・ネヴィル)
ベスト・ドキュメンタリー: Sea of Darkness (マイケル・オブロウイック)
ベスト・シネマトグラフィー: Castles in the Sky (テイラー・スティール)
ベスト・パフォーマンス Presented by Skull Candy: ジェイミー・オブライエン (Who is J.O.B.)
デジタル・ショート・オブ・ザ・イヤー Dark Side of the Lens (ミッキー・スミス、アラン・ウイルソン)
ベスト・バレル: アンディ・アイアンズ (High-5)
ベスト・マニューバー: ジョーディ・スミス (Modern Collective)
ワースト・ワイプアウト: デレク・ダンフィー (Down With The Ship)
ヘビー・ウオーター: ジェイミー・オブライエン (Who is J.O.B.)
ブレイクスルーパフォーマー Presented by New Era: クレイグ・アンダーソン
エージェントオブチェンジ: マウイ・オラ・ファウンデーション

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