史上最悪のコンディションのトリプルクラウン?そして業界話

史上最悪のコンディションのトリプルクラウン?そして業界話

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予報通り、本日はオフ。
家の前、レフトオーバーとチャンズの間ぐらいですが、そこ見ててももう絶対オフな感じ。これからドでかいのが来て、それが落ち着くまで待つ感じかね。今朝の所は波も小さいし、風も悪いし、みたいな。午後にかけてデカくなってきて明日はクローズで、しばらく落ち着かず。週末から月曜日にかけてのコンディションから選ぶ感じなのかね。そのあとはなさそうだし。どちらにしても今年のパイプはあまりいいコンディションには恵まれない感じ。トリプルクラウンの1戦目、2戦目もまるでよくないコンディションだったので、これで3試合ともまるでよくない感じ。史上最悪のコンディションのトリプルクラウンになりそうだ。

ちょっと前までならこのシーズンのハワイには世界中から業界人が集まって、うわさ話や世界の業界状況が手に取るようにわかったわけだけど、なんか、ハワイ変わったよね。業界人の数もカメラマンの数も激減だもの。ビデオ班はいるけどそのほとんどが選手付のビデオグラファーで、作品作りではなく、記録。選手が自分のサーフィンを確認するためのビデオ班だ。ギャラリーは増えたけどジャーナリズムは衰退の一途といったところでしょうか。ま、ある意味WSLが目指すところではあるので、いいのか。すべてWSLの監視下、管理下のもと、WSLというビッグシップは行きたい方向に進んでいく。狙うはサーファー以外にも受け入れられるスポーツとしてのサーフィン。フットボールやったことないけど、みんな見る、みたいな。だからギャラリー増大、メディア衰退は思うツボなのかもしれない。広報としてのメディアは自分のサイト内コンテンツで十分なわけだから。

ま、それでも噂話は届くもので、そのほとんどはいかに業界の景気が悪いか、みたいなネガティブなものばかり。ジョン様効果で1強ともささやかれていたハーレーも例外ではなく、親会社のナイキの方向転換で、縮小傾向らしい。人員整理も結構進んでるとのこと。ライダー陣ドキドキ。創業者はご存知ボブ・ハーレー。今はビジネスには直接かかわっていないけど、創設時に自分の名前をブランドにつけた人。ハーレーって、日本なら鈴木とか田中とか、社長の苗字そのままのブランド名ですからねぇ。石橋でブリジストンとかのひねりナシ。

シェイパー、サーフショップ、ビラボンUSAのディストリビューター、そしてハーレー創業、ハーレーが軌道に乗るや否やナイキに転売し、その雇われ社長に就任……サーフィン業界の人生ゲームをかなり理想的に進んで今や悠々自適の大金持ちにして、いまだにサーフィン大好きな一サーファー、ボブ・ハーレー物語。ハーレー創業秘話、続きはまた明日!

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