スライドデジコピア

スライドデジコピア

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あっという間に月日はすぎて、20周年記念のパーティまであと2週間ぐらいになっちゃいました。
今、バタバタとスライドショーの準備をしていますが、何せ1995年からの写真となると全部スライド写真で、これをデジタル化する作業が結構大変なんですよ。
ま、手っ取り早いのはスキャンする、ってやり方なわけだけど、これがスキャンするスキャナーによってクオリティが大きく左右されちゃうわけで、この先も永久保存に耐えうるクオリティのスキャンができるスキャナーとなると、かなりお高くて、借金まみれの私には手が出ない(笑)。
で、何か方法はないものかとお得意のググりまくり作戦に出てみると、『スライドデジコピア』なるものの存在を発見。効果のほどは半信半疑ながら、理論的には問題なさそうだし、価格もそんなに高くなかったので、買ってみました。これ、ズバリ使えます。
私はもともとライターが本業なので、写真を撮りはじめたのは94年ぐらいからで、95年にflowが創刊されます。カメラマンを海外に連れて行くほどの予算もなく、しょうがないので2足のわらじを履いて、カメラマンsnowy→私ですけど(笑)、が誕生したわけです。snowyがデジタル化したのは2004年の後半から。日本のサーフカメラマンの中では一番早かったと思う。でも海外ではすでにデジカメがメインになっていたと思う。で、それ以降の写真はきちんと整理されてHDDに格納されているので、問題ないんだけど、それ以前の写真はばらけてもいるし、なくなってもいるし、年代もわからないし、もう大変なことになっていて、誰か好きで暇な人整理してくれないか、といつも思っている。
ただ、見る人が見れば、宝の山なわけさ。
その95年から2004年までの約10年分の写真のなかから、これ、ってのを探す作業はもう生き地獄的で、すでに丸3日を費やすも、まだ道半ば。でも、超楽しいね。みんな痩せてて毛があって、しわがなくて美しい(笑)。昔は本当にみんなとの距離が近かったな、と思う。特に日本でWCTが年に2試合とかあったころは、CTサーファーがとても身近だった。だから、そのサーフィンも身近だった、ってことなんだろう。

で、スライドデジコピア。
これは要するに古いスライド写真を今のカメラで複写しちゃうってことなんですね。昔でいうデュープって作業。よって、今のカメラのクオリティのデジタル画像RAWファイルで保存できるので、現像、色調整思いのまま。元のスライド写真よりだいぶいい感じになっちゃうスグレモノなんです。
今回思うままにピックしてデジコピアした画像はもう半永久的にカビも生えないしHDDの中にデータとして残しておけるわけよ。アナログとデジタルのマリアージュがデジコピア。おすすめ……って誰が必要なんだ(笑)。

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