ジョーディがベルを鳴らした(ヒート中も)

ジョーディがベルを鳴らした(ヒート中も)

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Jordy Smith of South Africa is the 2017 Rip Curl Pro Champion with Caio Ibelli of Brazil the runner-up. With their results Smith moves into World No. and Ibelli moves in to World No. 7 positition on the Jeep Leaderboard.
PHOTO: © WSL / Cestari

リップカールプロ・ベルズ。優勝のジョーディ、嬉しそうだったなぁ。表彰台の上であんなに丁寧にカメラマン全員の呼びかけに対応するウイナーって、珍しい。誰とは言わないけど、ひどい人は真ん中だけ見てすぐ下がっちゃうから。そういうウイナーと昨日のジョーディみたいなのを比べれば、どうしたってジョーディ応援したくなっちゃうよね。だからってわけじゃないけど、次号、6月10日配布のF+はジョーディ・スミスのインタビュー。なんか結果的に最高のタイミングになったかな。知ってるようで知らないジョーディのサーフィンバックグラウンドがメインなので、お楽しみに。

Jordy Smith of South Africa advances to the final after winning Semifinal Heat 2 at the Rip Curl Pro Bells Beach.
PHOTO: © WSL / Cestari

ショアブレイクのフィニッシュをメイクして、ファイナルヒート半分ぐらいでエアーベル鳴らしちゃったのも超かわいかったし。私としてはあれに2点エキストラをあげたい(笑)。ライディングの中のひとつのターンにガッツポーズしたり、とにかくもうアドレナリン出まくりだったと思う。完全にはじけてた。ベルズの試合はやはり、あの表彰台でベルを鳴らす、というスペシャルな行為が、選手にとってこの試合をよりスペシャルなものにしているんだと思う。スタイル、個性のあるイベント。

PHOTO: © WSL / Cestari

カイオ・イベリもアドレナリン出てたと思うけど、ジョーディのように肉体の疲れを吹き飛ばす、というところまでは行ってなかったかな。でもこの表彰台は彼の努力の結果。カイオのベルズでのサーフィンが、ここ数年でどれだけ進化してるか…

3X World Champion Mick Fanning of Australia advanced to the Quarterfinals after winning Heat 2 of Round Five at the Rip Curl Pro Bells Beach.
PHOTO: © WSL / Barripp
Reigning John John Florence and Jeep Rankings Leader John John Florence of Hawaii advanced directly to the Quarterfinals after winning Heat 2 of Round Four at the Rip Curl Pro Bells Beach in 6 – 8 foot conditions at Bells Beach.
PHOTO: © WSL / Sloane

ミック、ちょっとかわいそうだったかな。あれだけやってジョンジョンのエアー1発にひっくり返されるって、しかも2回とも同じ展開。ま、あの9.97のエアーは高さもスムーズさも、初めてベルズであんなエアー見ちゃいました、って感じではあったけど、2回目のほうは波も小さいし、エアーも普通だったし、なんかふ~ん、って感じかな。ああいうのを見ると、エアーを困ったときの武器としてポケットに入れておくことの重要さを感じるね。もちろんそれはジョンジョンと戦えるだけのカービングを持ってる上での話ですけど。

PHOTO: © WSL / Cestari

これでジョーディはランキング2位に躍り出て、タイトル争いに参加した感じ。しかし、あのジョン様の安定感を見ると、この先のバレル勝負も踏まえて、独走しちゃう感満載。

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