久しぶりの騒ぎ

久しぶりの騒ぎ

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$F+編集長つのだゆきのブログ

昨日はなんかすごい夜になった。
東京でMTGで帰りに友人を拾って集団下校、一宮に着いてメシでも食いながら一杯と近所の店に行くと、そこには顔の色も存在もかなり濃い目のプロサーファーおよび業界人が皆さん黒服でいて、なになに、結婚式、お葬式? と聞くと、ある人のお通夜帰りだという。
折から昨日はワンちゃんの命日で、別の店にも濃い目のローカルプロたちが同じように飲んでいて、結局最後には合流。
久しぶりにこのあたりのプロサーファーおよび業界の濃い人々と大宴会になった。
プロサーファー6人(元含む)いたもんな。
ま、写真の食いモンのレイアウトぶりを見ていただければ、どのぐらいいい加減に酔っているのかがわかるわけだけど、久しぶりに楽しかったな。
すぐ近所でみんなサーフィンしてたり、仕事してたり、ショップやってたりするわけだけど、なかなか会うこともないし、集まって飲むこともない。特に私はどちらかといえば暗い引きこもり少女なので、出て行かないからなぁ。
なんかね、みんな今のサーフィン界を何とかしなくてはいけない、って思ってはいるものの、どうしていいのか皆目わからない、みたいな事で、その辺はみんな同じ……ってまぁ、そんな話してたのは最初だけで、最後はけっこうバラバラのぐちゃぐちゃ。
噂話や思い出話に花が咲いた。
さて、そんな痛飲の前に東京MTGで、なんか、みんなが義援金とかチャリティとか、世の中がそういうムードなんだけど、F+としてはなにもしなくていいのか? って話が出た。いいんじゃないの、しなくても……と思う。そういうことは人を誘ったり巻き込んだりしてするもんじゃないし、やりたければ個人でやるし……という結論。100億はあげられないけど、100円ならコンビニの箱に入れられる。
「しない善よりする偽善」は傑作だとは思うものの、やはり私は「しない善」ってあると思う。黙って見守る。必要だと乞われれば快く出来る限りのことをする。基本的に私はそういうスタンスだ。だって、どうしたって、被災地の方々の気持ちは、被災経験のない私にはわからないし、先回りして助けてはあげられない。
だいぶレベルは違うけど、計画停電被害者の私は、その不公平を相当根に持ってるので、計画停電経験のない人々に、大変ですね、とか言われると、お心遣いありがとうございます、というよりは逆にイラッとする。オマエねぇ、食らってないからわかんないくせに、なんだよ、と思う。食らってみろ、とか思う。思いやりの言葉なんかいらないから、黙って電気消せ、と思う。
誤解を恐れずに言えば、ああいうことってなんか、自己満足というか、それをやったから許される、みたいな、なんか、言い訳めいた感じがあるように思う。
ま、あっち側とこっち側の人間の価値観の違いなんだけど、私は相手が必要だというまで手を出さない。でもずっと気にはするし見守る。そっちの価値観。
普通にアホなサーフィンの本作ったりし続けていたいと思う。被害の大きさを報道して悲しみをあおるような、バカなマスコミにはなりたくない。普通にしながら、黙って箱に100円入れ続けたい。そして一番大事なのは、その100円がどんな形でどこに行ったかを追うことだ。どんな理由があっても、自分の望んでいない、別の目的に振り替えられることなど、あってはならない、と思う。でもあるらしいよ、そういうの。余ったらほかに行っちゃうらしいから。

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