新幹線ストップ

新幹線ストップ

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$F+編集長つのだゆきのブログ

新幹線のダイヤが乱れて何万人の足に影響が出た、みたいなニュースはしょせんいつも他人事で、たいへんねぇ、みんな閉じ込められちゃってぇ……なんて思いながらこたつでテレビ見てるわけだけど、私今日、その何万分の一になりました。
上越新幹線で熊谷に行く用事があって、しかも熊谷駅に午前10時前に到着するという無謀なスケジュールで、朝6時起きの一宮7時17分発快速東京行きを蘇我で京葉線快速に乗り換え、ぎりぎりで京葉線地下ホーム(これがとんでもない場所にある)から心臓破りのエスカレーターも膝ガクガクで上る上る、新幹線乗り場まで走る走る。
で、わき目も振らずにホームに上がると、どうも様子がおかしい。
私がホームに上がったのは発車予定時刻2分前だから、もうとっくに乗客は乗ってるはずなのに、ドアが閉まってるのよね。で、あれれ、と思って放送を聴いていると、信号システムのトラブル(後半は運行システムのトラブルに変わった)で全線ストップしているというだけで、それ以外の情報なし。
ま、でも熊谷となると動いてしまえば新幹線で40分なので、1時間待っても在来線より早いし、と思い待つことにした。
でも待てど暮らせどで、最初は在来線をご検討くださいだった放送も、在来線をご利用下さいにトーンが変わり、その頃になると、どう見ても本職の脚立持参の報道カメラマンとかがホームに写真撮りに来たりしてて、おいおい、もしかして大変なことになってるのか? みたいな。
私の前に並んでたおじさんは、富山に行くんだけど、雪で飛行機が危なそうだからあえて新幹線にしたのに、という裏目。
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で、最終的に復旧の見通しは立っていませんという放送があったのが1時間以上たってから。
えぇ~、今から列並んで払い戻しして上野から在来線かよ、とうんざりして改札を戻ろうと下に降りると、もう改札の前はテレビカメラや報道陣でいっぱい。私スキャンダルに巻き込まれた芸能人気分よ、もう。
で、カメラをかき分けて上野方面に向かおうとしたそのとき、1台だけ発車するという放送。全席指定の東北方面。でも大宮は止まるので、乗っちゃえ~とほかの同じような指定券持たない人々とデッキに立ち、大宮に着くと、後続列車が1時間以上遅れでやってきている。よって結局1時間半遅れのもともと乗る予定だった電車に乗り継ぎ、熊谷まで。
なんかね、このパニックの中、臨時のダイヤグラム引く職人おじさんとか、運営システム中枢の緊迫ぶりとか、すごく見たかったなぁ。そういうの興味あるのよ、私。佐藤浩市ふうのキレモノ指揮官が、てきぱきと危機管理みたいなさ、絵が見えちゃうじゃん。
JRの皆様、お疲れ様でした。
あ、私もじゃん。

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