大野修聖が参戦する事で注目の2011クイックシルバープロのトライアルズ。
波はここ1週間で一番コンディションが良く、アベレージで胸サイズ、セットで頭+のクリーンコンディション。
このトライアルには去年迄WTだったディーン・モリソンとティム・ウィッタカー、先週のBreaka pro18歳ファイナリストのトーマス・ウッズ等が大本命とされていた。
前半のビッグサプライズはなんといっても大野修聖のトライアルズの最高スコアー9.40。
セットのディープバレルを高速でぬけて、ハードなリップを2発。
会場の日の丸応援団だけではなく、今日一番の歓声は大野修聖のこの1本だった。
セミファイナルが予定時間よりも早く始まるという予定変更で大野修聖は遅れて登場。
急遽の変更だったため、大野修聖を待って慌ただしくヒートがスタートした。
残念ながら大野修聖はセミファイナルで敗退。
地元の有をいかし、安定してファイナルまで進んだディーン・モリソンは右足の怪我で走る事もできない。
他のサーファーはロングライドすればビーチを走るが、ディーンは走れないために地元友人が担いで運ぶシーンには会場も歓声をおくった。
このトライアルを制して、クイックシルバープロのワイルドカードをゲットしたのはゴールドコースト出身のミッチ・クルーズ。
ハーレーがメインスポンサーのアップカマーだ。
エアーはもちろんハードなカーヴィングが武器のミッチ・クルーズはクイックシルバープロでケリー・スレーターと対戦する。